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【相続トラブル回避ガイド】兄弟仲が悪い!遠方在住の私が父の土地・建物の相続で有利になる方法とは?
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェックまず、相続とは、被相続人(亡くなった人)の財産が、相続人(法律で定められた相続権を持つ人)に引き継がれることです。今回のケースでは、お父様の土地と建物が相続財産になります。相続人は、お父様と奥様のお子さんである質問者様と弟さんの2人です。
相続財産は、相続人全員で共有することになります(法定相続)。弟さんが単独で新築を建てたとしても、土地の所有権は、お父様の相続開始時点では、質問者様と弟さんで共有となります。
共有財産となった土地について、地代を請求することは可能です。ただし、これは相続人全員の合意が必要です。合意が得られない場合は、裁判で解決を図る必要が出てきます。
質問者様のご希望である、土地を共有財産とし、母が亡くなった後に地代を請求することは、法的に可能です。しかし、弟さんとの合意が不可欠です。弟さんが同意しない場合は、話し合い、もしくは裁判による解決が必要になります。
相続に関する法律は、主に民法(特に第880条以降)で定められています。この法律に基づき、相続財産の分割や共有、地代請求などの手続きが行われます。
弟さんが自分名義で新築を建てたからといって、土地の所有権が弟さんだけに帰属するわけではありません。お父様の相続開始時点では、土地は質問者様と弟さんの共有財産となります。ただし、建物の所有権は弟さんにある点は注意が必要です。
まず、弟さんと話し合うことが重要です。感情的な対立を避け、冷静に、それぞれの立場や主張を伝えましょう。弁護士や司法書士といった専門家の力を借り、話し合いを進めることも有効です。
弟さんとの話し合いがうまくいかない場合、または相続手続き全般に不安がある場合は、弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。特に、遺産分割協議が難航する可能性が高い場合、専門家の介入は不可欠です。
お父様の土地は、質問者様と弟さんの共有財産です。母が亡くなった後、地代を請求することは可能です。しかし、弟さんの同意を得ることが必要であり、それが難しい場合は、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。感情的にならず、冷静に、そして専門家の力を借りながら、相続手続きを進めていきましょう。 相続は複雑な手続きを伴うため、早めの準備と専門家への相談が重要です。
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