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【離婚】夫の借金とマンションの財産分与、養育費はどうなる?15年連れ添った夫婦のケースを徹底解説

質問の概要

【背景】
* 15年前に結婚し、中3と中1の息子2人がいます。
* 結婚5年目に半年間別居後、復縁しましたが、その後10年間は夫婦生活はありませんでした。
* 妻が頭金1000万円を負担し、3600万円のマンションを夫名義(共有名義8:2)で35年ローンで購入しました。
* 別居後、生活費は別々に負担し、住宅ローン、固定資産税、子供の習い事は夫が、食費、光熱費、子供の学校費用、リフォーム代200万円などは妻が負担していました。
* 最近、夫の多額の借金(消費者金融など約200万円)が発覚しました。
* 夫は長年勤めていた会社を無断で退職し、住宅ローンの延滞などがありました。
* 妻は夫の借金の一部(約200万円)を返済しました。
* 子供の受験を機に離婚を考えています。

【悩み】
夫の借金とマンションの財産分与、養育費について不安です。マンションの頭金とリフォーム代を私が負担したことを考慮すると、マンションを慰謝料として全てもらうことは可能でしょうか?夫の借金は払いたくありませんが、残りの住宅ローンを引き継いでマンションの名義変更をすることは可能でしょうか?養育費は、2人子供がいるので最低毎月10万円は欲しいと思っています。

離婚協議、財産分与、養育費は協議で決定。専門家相談が重要。

回答と解説

テーマの基礎知識(離婚と財産分与)

離婚は、夫婦間の合意(協議離婚)または裁判(調停離婚、審判離婚、判決離婚)によって成立します。財産分与は、離婚時に夫婦が共有してきた財産を、公平に分割する制度です。婚姻期間中に取得した財産が対象となり、それぞれの貢献度や状況を考慮して分割割合が決定されます。 持ち分が8:2であっても、頭金やリフォーム費用への貢献度、婚姻期間中の生活費負担状況などを考慮して、裁判所は公平な分割を判断します。(民法760条)

今回のケースへの直接的な回答

ご質問のケースでは、奥様はマンションの頭金1000万円とリフォーム代200万円を負担し、長年生活費を負担してきたにもかかわらず、夫名義でローンを組んだため、持ち分が2割にとどまっています。しかし、これは裁判において有利に働く可能性があります。裁判所は、単なる名義だけでなく、それぞれの貢献度を考慮して財産分与を行います。 また、夫の借金は、原則として夫が責任を負います。奥様が夫の借金を肩代わりしたとしても、離婚後、夫に返済を求めることは難しいでしょう。

関係する法律や制度

* **民法760条(財産分与)**: 離婚の際に、夫婦の共有財産を分割する規定。
* **民法772条(養育費)**: 子どもの養育のために、親が支払うべき費用に関する規定。
* **家事事件手続法**: 離婚調停や審判、訴訟の手続きに関する規定。

誤解されがちなポイントの整理

* **マンションの持ち分が8:2だからといって、必ずしも夫に有利とは限らない**: 頭金やリフォーム費用への貢献、婚姻期間中の生活費負担状況などが考慮されます。
* **慰謝料でマンションを全てもらえるとは限らない**: 慰謝料は、離婚の原因や状況、精神的苦痛の程度などを考慮して決定されます。 マンションの取得状況も考慮されますが、必ずしも全額取得できるとは限りません。
* **夫の借金は奥様の責任ではない**: 夫の借金は夫が責任を負います。ただし、奥様が夫の借金を肩代わりした場合、その返済を請求できる可能性は低いでしょう。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

まず、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、ご夫婦の状況を詳しく聞き取り、財産分与や養育費の額について適切なアドバイスをしてくれます。 弁護士費用はかかりますが、不当な扱いを受けずに済むように、専門家の力を借りることが重要です。 具体的な例としては、弁護士は、奥様の貢献度を主張するために、過去の銀行取引記録、リフォーム契約書、生活費の支出状況などを証拠として提出します。

専門家に相談すべき場合とその理由

ご自身の権利を守るため、そして、お子様たちの未来のためにも、弁護士などの専門家に相談することを強くお勧めします。 複雑な法律問題を理解し、適切な手続きを進めるためには、専門家の知識と経験が不可欠です。 特に、財産分与や養育費の額は、今後の生活に大きく影響するため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

* 財産分与は、単なる名義だけでなく、それぞれの貢献度を考慮して行われます。
* 夫の借金は、原則として夫の責任です。
* 養育費は、子どもの年齢や生活状況などを考慮して決定されます。
* 弁護士などの専門家に相談することで、ご自身の権利を守り、有利な条件で離婚を進めることができます。

離婚は人生における大きな決断です。 冷静に状況を判断し、専門家の力を借りながら、最善の解決策を見つけてください。

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