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コンサートチケット転売は犯罪?オークションでの売買と法的リスクを解説

【背景】

  • オークションサイトでコンサートチケットが出品されているのを見かける。
  • 行けなくなった人が売るケース、転売目的で売るケースがある。
  • チケットの売買が、法律に触れるのか疑問に感じている。

【悩み】

  • チケットの売買が違法行為に該当するのか知りたい。
  • もし違法な場合、どのような処分を受ける可能性があるのか知りたい。
チケット転売は、状況によっては違法となる可能性があり、罰金や逮捕の可能性も。

チケット転売の法的リスク:基礎知識

コンサートチケットの転売について、その法的リスクを理解するためには、まず基本的な知識を整理することが重要です。

転売とは?

転売とは、一度購入した商品を、購入時よりも高い価格で第三者に販売することを指します。今回のケースでは、コンサートチケットを定価よりも高く販売する行為が問題となります。

なぜ転売が問題になるのか?

転売が問題視される背景には、主に以下の2つの理由があります。

  • 高額転売による不当な利益: 転売によって、本来のチケット価格よりも大幅に高い価格で販売されると、消費者は不当な価格でチケットを購入せざるを得なくなります。
  • 興行主への影響: 転売行為は、興行主の意図しない形でチケットが流通し、興行主の利益を損なう可能性があります。また、正規の販売ルートが阻害されることもあります。

今回のケースへの直接的な回答

コンサートチケットの転売は、状況によっては違法となる可能性があります。具体的には、以下の2つの法律が関係してきます。

  • 特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の不正転売の禁止等に関する法律(チケット不正転売禁止法): 2019年6月に施行されたこの法律は、不正転売を目的としたチケットの販売や、不正転売によって購入したチケットの譲り受けを禁止しています。
  • 軽犯罪法: 転売行為が、常習性や悪質性を持つ場合は、軽犯罪法に抵触する可能性もあります。

したがって、オークションサイトでのコンサートチケットの売買は、上記の法律に違反する可能性があるため、注意が必要です。

関係する法律や制度

コンサートチケットの転売に関連する主な法律や制度について、詳しく見ていきましょう。

チケット不正転売禁止法

この法律は、主に以下の行為を禁止しています。

  • 興行主の同意を得ずに、販売価格を超える価格でチケットを転売すること。
  • 転売を目的としてチケットを販売すること。
  • 不正転売されたチケットを購入すること。

この法律の対象となるチケットは、特定の興行に限られます。具体的には、以下の条件を満たすものが対象となります。

  • 販売時に、購入者の氏名や連絡先が確認されるチケット。
  • チケットに、購入者の氏名が記載されるチケット。

ただし、親族への譲渡や、止むを得ない事情(病気など)による転売は、例外として認められる場合があります。

軽犯罪法

軽犯罪法は、軽微な犯罪を処罰するための法律です。チケット転売の場合、以下の行為が軽犯罪法に抵触する可能性があります。

  • 常習的にチケットを転売する行為。
  • 転売によって、不特定多数の者に迷惑をかける行為。

軽犯罪法に違反した場合、拘留または科料が科せられる可能性があります。

誤解されがちなポイントの整理

チケット転売に関して、よくある誤解を整理しておきましょう。

誤解1:定価以下での転売は違法ではない

チケット不正転売禁止法では、定価以下での転売は直接的に禁止されていません。しかし、転売を目的としてチケットを入手した場合や、転売によって他の人に迷惑をかけた場合は、法律に抵触する可能性があります。

誤解2:オークションサイトでの販売はすべて違法

オークションサイトでの販売が、直ちに違法となるわけではありません。しかし、チケット不正転売禁止法に違反する行為(高額転売、転売目的での販売など)を行った場合は、違法となります。

誤解3:少額の利益であれば問題ない

転売によって得た利益の額に関わらず、違法行為に該当する場合は、法律で処罰される可能性があります。少額だからといって、安易に転売を行うことは避けるべきです。

実務的なアドバイスと具体例

コンサートチケットの転売に関する実務的なアドバイスと、具体的な事例を紹介します。

チケットを譲りたい場合

やむを得ない事情でチケットを譲りたい場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 興行主のルールを確認する: 興行主によっては、公式のチケットトレードサービスを提供している場合があります。まずは、興行主のルールを確認し、それに従って譲渡を行いましょう。
  • 定価以下で譲る: 知人や友人に譲る場合は、定価以下で譲ることを検討しましょう。
  • 転売目的ではないことを明確にする: 譲渡する相手に、転売目的ではないことを伝えましょう。

チケットを購入する場合

オークションサイトなどでチケットを購入する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 出品者の評価を確認する: 出品者の評価を確認し、信頼できる相手かどうかを判断しましょう。
  • 価格が適正か確認する: チケットの価格が、定価と比べて不当に高くないか確認しましょう。
  • チケットの情報を確認する: チケットに記載されている情報(公演名、日時、座席など)を確認し、間違いがないか確認しましょう。

事例紹介:

あるコンサートチケットの転売で、高額な価格でチケットが販売され、購入者が詐欺被害にあったケースがあります。この場合、転売を行った者は、チケット不正転売禁止法違反に加えて、詐欺罪で逮捕される可能性もあります。

専門家に相談すべき場合とその理由

チケット転売に関して、専門家に相談すべきケースについて説明します。

法律的な問題が生じた場合

チケット転売に関するトラブルに巻き込まれた場合や、法的問題が発生した場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法律の専門家として、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

高額転売や詐欺被害にあった場合

高額転売によって不当な価格でチケットを購入してしまった場合や、詐欺被害にあった場合は、弁護士に相談することで、損害賠償請求などの法的措置を検討することができます。

転売に関する疑問や不安がある場合

チケット転売に関する疑問や不安がある場合は、弁護士や、チケットに関する専門家に相談することも有効です。専門家は、法的知識に基づいて、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の記事で解説した重要ポイントをまとめます。

  • コンサートチケットの転売は、チケット不正転売禁止法や軽犯罪法に抵触する可能性がある。
  • 高額転売や転売目的での販売は、違法となる可能性が高い。
  • チケットを譲渡する場合は、興行主のルールに従い、定価以下で譲ることを検討する。
  • オークションサイトなどでチケットを購入する場合は、出品者の評価や価格を確認する。
  • 法律的な問題が発生した場合は、弁護士に相談する。

チケットの転売は、法的リスクを伴う行為です。安易な気持ちで転売を行うのではなく、法律を遵守し、健全なチケット売買を心がけましょう。

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