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サービサーとの残債交渉、個人でも可能?弁護士に依頼すべき?経験者が教えます

質問の概要

【背景】

  • 昨年、任意売却で家を売却したが、1300万円の残債が残ってしまった。
  • 債権がサービサー(債権回収会社)に売却されたとの通知を受け取った。
  • 質問者は連帯保証人であり、主たる債務者である元夫は自己破産予定。
  • 子供2人を抱え、年収350万円以下で、経済的に厳しい状況。

【悩み】

  • 自己破産は避けたいと考えている。
  • サービサーとの交渉で、可能な範囲での返済をしたい。
  • 個人での交渉は可能か、弁護士に依頼すべきか迷っている。
  • サービサーが債権を安く買い取ることがあるという情報を得て、交渉の可能性を探っている。
サービサーとの交渉は個人でも可能ですが、弁護士への相談も検討を。状況に応じて、最適な選択をしましょう。

回答と解説

1. サービサーとは?債権回収の仕組みを理解しよう

まず、サービサーについて理解を深めましょう。サービサーとは、金融機関などから債権(お金を返してもらう権利)を買い取り、その債権の回収を行う専門の会社のことです。具体的には、住宅ローンの未払い分や、クレジットカードの利用料金など、さまざまな債権を扱います。

今回のケースでは、任意売却によって残った住宅ローンの残債が、サービサーに売却されたという状況です。これは、元の債権者(多くの場合、金融機関)が、サービサーに債権を売ることで、回収業務を委託したということです。サービサーは、債権の回収を専門としているため、専門的な知識やノウハウを持っています。

サービサーが債権を回収する方法はいくつかあります。主なものとしては、

  • 債務者(お金を借りた人)への電話や手紙での督促
  • 分割払いの提案
  • 法的手段(裁判など)による回収

などがあります。今回のケースのように、連帯保証人がいる場合は、サービサーは連帯保証人に対しても、債務の履行を求めてきます。

2. 今回のケースへの直接的な回答

今回の質問者の方のケースでは、サービサーとの交渉は、個人でも可能です。しかし、状況によっては、弁護士に依頼することも検討するべきです。

サービサーとの交渉では、

  • 現在の経済状況
  • 返済能力
  • 今後の返済計画

などを具体的に伝え、無理のない範囲での返済プランを提案することが重要です。サービサーは、債権を回収することが目的ですが、債務者の状況によっては、柔軟な対応をしてくれることもあります。

一方で、弁護士に依頼するメリットもあります。弁護士は、法律の専門家であり、債務整理や交渉に関する知識と経験が豊富です。弁護士に依頼することで、

  • 法的なアドバイスを受けられる
  • サービサーとの交渉を代行してもらえる
  • 過払い金(払い過ぎた利息)の有無を調査してもらえる

といったメリットがあります。特に、複雑な状況や、専門的な知識が必要な場合は、弁護士への相談が有効です。

3. 関係する法律や制度について

今回のケースで関係する主な法律としては、

  • 民法(債権に関する規定)
  • 破産法(自己破産に関する規定)
  • 弁護士法(弁護士の業務に関する規定)

などがあります。これらの法律は、債権回収や債務整理に関する基本的なルールを定めています。

また、関連する制度としては、

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

といった債務整理の手続きがあります。これらの手続きは、債務者の状況に応じて、借金を減額したり、支払いを猶予したりすることを目的としています。自己破産は、債務を免除してもらうための手続きですが、一定の制限もあります。

4. 誤解されがちなポイントの整理

サービサーとの交渉において、誤解されがちなポイントを整理しましょう。

① 債権の買い取り価格について

サービサーが債権を安く買い取るという話を聞いたことがあるかもしれません。これは事実ですが、必ずしも債務者にとって有利な状況になるとは限りません。サービサーは、債権の回収可能性や、債務者の状況などを考慮して、債権の価格を決定します。債務者が返済能力がないと判断された場合、債権の価格は低くなる可能性がありますが、必ずしも債務者の負担が減るとは限りません。

② 交渉の難易度

サービサーとの交渉は、専門的な知識や経験がないと、難しい場合があります。特に、法的知識や交渉術が必要となる場面では、個人での交渉が不利になる可能性があります。

③ 自己破産への抵抗感

自己破産は、借金を帳消しにできる強力な手段ですが、信用情報に影響が出たり、一定の職業に就けなくなったりするなどのデメリットがあります。しかし、自己破産をすることで、生活を立て直せる可能性もあります。自己破産を避けることだけに固執するのではなく、自身の状況を冷静に分析し、最適な選択をすることが重要です。

5. 実務的なアドバイスと具体例

サービサーとの交渉を個人で行う場合の、実務的なアドバイスと具体例を紹介します。

① 情報収集

まず、サービサーに関する情報を集めましょう。サービサーの会社名や連絡先を確認し、どのような債権回収を行っているのか、過去の事例などを調べてみましょう。インターネットや、法律相談サイトなどで情報を集めることができます。

② 状況の整理

次に、自身の経済状況を整理しましょう。収入、支出、資産、負債などを詳細に把握し、返済可能な金額を算出します。家計簿をつけたり、専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談したりするのも良いでしょう。

③ 交渉の準備

サービサーとの交渉に臨む前に、返済計画を立てましょう。毎月いくら返済できるのか、分割払いの期間はどのくらいにするのか、などを具体的に検討します。また、返済が難しい場合は、その理由を説明できるように準備しておきましょう。

④ 交渉の実施

サービサーとの交渉は、電話や書面で行われます。誠実な態度で、自身の状況を説明し、返済計画を提案しましょう。交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。

⑤ 具体例

例えば、毎月3万円の返済が可能で、10年間かけて返済する計画を立てたとします。サービサーにその旨を伝え、合意が得られれば、その計画に沿って返済を進めることになります。もし、経済状況が悪化し、返済が困難になった場合は、サービサーに相談し、返済計画の見直しを求めることもできます。

6. 専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家(弁護士)に相談することをおすすめします。

  • サービサーとの交渉が難航している場合
  • 法的な知識が必要な場合
  • 自己破産などの債務整理を検討している場合
  • 過払い金が発生している可能性がある場合
  • 精神的な負担が大きい場合

弁護士に相談することで、専門的なアドバイスを受け、適切な解決策を見つけることができます。また、弁護士は、債務者の代理人として、サービサーとの交渉を代行してくれます。弁護士費用はかかりますが、費用対効果を考慮し、専門家に依頼することも検討しましょう。

7. まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問の重要ポイントをまとめます。

  • サービサーとの交渉は、個人でも可能ですが、状況によっては弁護士への相談も検討しましょう。
  • 自身の経済状況を正確に把握し、返済可能な範囲で、無理のない返済計画を立てることが重要です。
  • 交渉が難航する場合や、法的知識が必要な場合は、弁護士に相談しましょう。
  • 自己破産は、最終的な手段の一つですが、自身の状況を冷静に分析し、最適な選択をしましょう。

今回のケースでは、ご自身の状況をしっかりと把握し、適切な情報収集と専門家への相談を検討することで、より良い解決策を見つけることができるはずです。

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