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マイホーム購入!名義割合の決め方と住宅ローンの落とし穴徹底解説!

【背景】
マイホームを購入予定です。物件価格は3550万円で、両親からの援助(各500万円)と夫婦の貯金で頭金1200万円を用意できます。残りの2350万円を夫名義の住宅ローンで借りたいと思っています。物件の名義は夫婦共有名義にする予定です。

【悩み】
不動産営業担当者から名義の割合について聞かれましたが、よく分かりません。夫単独名義でローンを組む場合、妻の名義割合はどのように決めれば良いのか、また、その割合によって何か影響があるのか知りたいです。私としては、私の名義割合は夫より少ない方が良いと思っています。

名義割合は、ご夫婦の合意で自由に決められます。ローンの返済能力や将来の相続などを考慮しましょう。

1.不動産の名義と住宅ローンの名義:基本的な違い

不動産の名義とは、登記簿(不動産の所有権を公的に記録した書類)に所有者として記載される人のことです。一方、住宅ローンは、お金を借りる契約なので、契約者(借主)が誰になるかを決めます。今回のケースでは、不動産の名義は夫婦共有名義、ローンの名義は夫単独名義となります。 これは、よくあるパターンです。

2.名義割合の決定:自由度と考慮すべき点

不動産の共有名義における名義割合は、ご夫婦で自由に決めることができます。例えば、夫6:妻4、夫7:妻3など、様々な割合が可能です。 法律で決められた割合はありません。 しかし、決定にあたっては、以下の点を考慮することが重要です。

  • 将来の相続:名義割合は、将来の相続にも影響します。割合が大きい方が、相続する財産が多くなります。
  • 離婚リスク:離婚の場合、名義割合に応じて財産分与が行われます。割合を考慮した上で、離婚に備えた対策も必要です。
  • 税金:不動産取得税や相続税などは、名義割合によって税額が変わることがあります。

3.夫単独名義ローンと共有名義物件:よくあるパターン

ご質問のようなケース、つまり夫が単独でローンを組み、物件は夫婦共有名義にするケースは非常に一般的です。これは、妻がローンの返済に直接関与しない代わりに、物件の所有権を共有することで、将来の相続や財産分与において権利を確保するためです。

4.名義割合とローンの返済能力:直接的な関係はない

重要なのは、名義割合はローンの審査に直接影響を与えません。 ローン審査は、夫の収入や信用情報に基づいて行われます。妻の名義割合は、審査には関係ありません。

5.名義割合の決定:実務的なアドバイス

名義割合は、ご夫婦で話し合って決めることが一番です。 それぞれの経済状況、将来の計画、リスクへの考え方などをよく話し合い、納得のいく割合を決めることが重要です。 もし、話し合いが難しい場合は、弁護士やファイナンシャルプランナーに相談してみるのも良いでしょう。

6.専門家への相談:必要性とタイミング

不動産購入は高額な取引であり、複雑な法律や制度が絡みます。 ご自身で判断に迷う点があれば、弁護士や税理士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをお勧めします。特に、相続や税金、離婚リスクなどについては、専門家のアドバイスが不可欠です。

7.まとめ:名義割合は自由に決められるが、将来を見据えて

不動産の名義割合は、法律で定められたものではなく、ご夫婦の合意で自由に決定できます。しかし、将来の相続、離婚、税金などを考慮し、慎重に決定することが重要です。 専門家のアドバイスを受けることで、より安心安全なマイホーム購入を進めることができます。 ご夫婦でよく話し合い、納得のいく結論を導き出してください。

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