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マンションでの自殺、売却時の事故物件扱いについて解説

【背景】

  • 半年前に中古マンションの1階2LDKをリフォームして購入。
  • 最近、マンションの渡り廊下を挟んだ駐車場で飛び降り自殺が発生。
  • 妻がノイローゼ気味になり、売却を検討。
  • 近隣住民から、10年ほど前にも同じ場所で飛び降り自殺があったと聞かされた。購入時には知らなかった。

【悩み】

  • 今回の自殺で、購入したマンションが「事故物件」扱いになるのか知りたい。
  • 売却する際に、どのような影響があるのか不安。

自殺があった場合、マンションは事故物件となり、売却価格に影響が出ることがあります。専門家への相談も検討しましょう。

事故物件とは何か?定義と前提を理解する

事故物件とは、一般的に、その物件内で人が亡くなった事実がある不動産のことを指します。
ただし、人が亡くなった原因や状況によって、事故物件とみなされるかどうかが変わってきます。
今回のケースのように、マンションの敷地内(駐車場)で自殺があった場合、そのマンションが事故物件として扱われる可能性があります。

事故物件とみなされるかどうかは、最終的には売主と買主との間の交渉や、不動産会社の判断、そして裁判所の判例などによって決定されます。
しかし、一般的には、自殺、殺人、孤独死など、人の死に関わる出来事があった物件は、事故物件とみなされる可能性が高いです。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、マンションの敷地内(駐車場)で自殺があったため、そのマンションが「事故物件」とみなされる可能性は高いと言えます。
特に、自殺があった場所が、質問者様の住む部屋の目の前であること、過去にも同様の自殺があったという事実があることは、売却時の価格に影響を与える可能性があります。

事故物件の場合、売却価格が下落する可能性があります。
これは、買主が心理的な抵抗感を持つことや、その物件に対するマイナスイメージが定着してしまうことが主な理由です。
売却を検討する際には、この点を考慮する必要があります。

関係する法律や制度について

事故物件に関する明確な法律はありません。
しかし、不動産取引においては、宅地建物取引業法(宅建業法)という法律が関係してきます。
宅建業法では、不動産会社は、物件の取引に関して、買主に対して重要な事項を説明する義務があります(重要事項説明義務)。

この「重要な事項」には、物件に瑕疵(かし:欠陥のこと)がある場合や、心理的な影響を与える可能性がある事柄が含まれます。
事故物件の場合、過去に人が亡くなった事実や、その場所、状況などを買主に告知する義務が生じます。
告知義務を怠った場合、後々トラブルになる可能性があります。

誤解されがちなポイントの整理

事故物件に関する誤解として、よくあるのが「すべての自殺が同じように扱われる」というものです。
しかし、自殺があった場所、状況、時期などによって、売却への影響は異なります。
例えば、部屋の中で自殺があった場合と、共用部分(今回のケースでは駐車場)で自殺があった場合では、買主の受け止め方も異なり、売却価格への影響も変わってくる可能性があります。

また、「事故物件は絶対に売れない」というのも誤解です。
事故物件であっても、告知義務を果たし、適切な価格設定をすることで、売却することは可能です。
ただし、一般の物件よりも売却に時間がかかったり、価格交渉が必要になる可能性はあります。

実務的なアドバイスと具体例

まず、売却を検討する際には、不動産会社に相談し、物件の査定(価格の評価)を受けることが重要です。
事故物件であることを告知した上での査定額と、そうでない場合の査定額を比較することで、売却価格への影響を具体的に把握できます。

次に、売却活動を開始する前に、近隣住民への聞き込み調査を行うことも有効です。
過去に同様の自殺があったという情報を把握している場合は、その事実を事前に買主に伝えることで、後のトラブルを避けることができます。

また、売却活動においては、事故物件であることを正直に告知することが重要です。
告知を怠った場合、売却後に買主から損害賠償請求(契約不適合責任)を起こされる可能性があります。

具体例として、あるマンションで、部屋の中で孤独死があった場合、売主は、その事実を買主に告知する必要があります。
告知しなかった場合、買主は、売主に対して、契約の解除や損害賠償を求めることができます。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースのように、事故物件に該当するかどうか微妙な場合や、売却価格への影響が気になる場合は、専門家への相談をおすすめします。
相談すべき専門家としては、不動産鑑定士、弁護士、宅地建物取引士などが挙げられます。

不動産鑑定士は、物件の価値を客観的に評価し、事故物件が売却価格に与える影響を専門的な視点から分析してくれます。
弁護士は、売買契約に関する法的アドバイスを提供し、トラブルを未然に防ぐためのサポートをしてくれます。
宅地建物取引士は、不動産取引の専門家であり、売却活動における注意点や、買主への告知事項などをアドバイスしてくれます。

専門家に相談することで、適切な対応策を講じることができ、売却をスムーズに進めることができます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、マンションの敷地内での自殺があったため、そのマンションは事故物件とみなされる可能性が高いです。
売却を検討する際には、不動産会社に相談し、査定を受けることが重要です。
売却活動では、事故物件であることを正直に告知し、専門家のアドバイスを受けながら、適切な価格設定と販売戦略を行うことが大切です。

また、近隣住民への聞き込み調査を行い、過去の情報を把握しておくことも、後のトラブルを避けるために有効です。
今回の件で、妻がノイローゼになってしまったとのこと、精神的な負担も大きいと思います。
一人で抱え込まず、専門家や周囲の人々に相談し、適切なサポートを受けながら、解決に向けて進んでいくことをおすすめします。

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