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マンションにトランクルーム設置!区分所有法と現実的な方法を徹底解説

【背景】
* 私のマンションにはトランクルームがありません。
* 敷地の一部にトランクルームを建設するか、売り出し中のテナント部分を共有物として購入し、トランクルームに改装したいと考えています。
* 高齢の一人暮らしの方がおり、全員の賛同を得るのは難しいと感じています。
* 知人から区分所有法の規約共用部分に関する話を聞きました。
* 管理組合や管理規約はありません。

【悩み】
所有者の3/4の賛同でトランクルームの設置が可能なのか知りたいです。他にトランクルーム設置の方法があれば教えてほしいです。

所有者3/4の賛同で規約共用部分として設置可能。他に方法あり。

回答と解説

テーマの基礎知識:区分所有法と共用部分

マンションは、個々の居住部分(専有部分)と、共用部分(廊下、階段、敷地など)から構成されています。区分所有法(マンションの所有形態に関する法律)では、これらの管理や改築について定めています。 重要なのは「共用部分」です。これは、全区分所有者で共有する部分で、その利用や変更には、区分所有者の同意が必要です。

今回のケースへの直接的な回答:規約共用部分の変更

ご質問のケースでは、管理規約がないため、区分所有法の規定が直接適用されます。 区分所有法では、共用部分の変更(今回のトランクルーム建設)には、区分所有者の4分の3以上の賛成と、その者の持分(マンション全体の面積における個々の部屋の割合)の4分の3以上の賛成が必要です。 つまり、所有者数の3/4だけでなく、所有面積の3/4の賛成も必要です。 敷地の変更は、確かに所有者3/4と持ち分の3/4の同意が必要ですが、トランクルーム建設は必ずしも敷地の変更とはみなされません。 建物の増築・改築に該当する可能性が高く、これも区分所有法の規定に従います。

関係する法律や制度:区分所有法

今回の件は、区分所有法(民法第212条以下)が直接関係します。 特に、共用部分の変更に関する規定が重要です。 法令の解釈は複雑なため、専門家(弁護士や不動産管理士)に相談することをお勧めします。

誤解されがちなポイント:全員の同意は不要

多くの場合、「マンションの改修には全員の同意が必要」と誤解されていますが、区分所有法では、共用部分の変更について、所有者3/4と持分の3/4の同意があれば可能と定められています。 ただし、これはあくまで法的な最低限の要件です。 実際には、近隣住民との良好な関係を維持するため、できる限り多くの所有者の理解と協力を得ることが重要です。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:段階的なアプローチ

いきなり全員への同意を求めるのではなく、段階的に進めることをお勧めします。

  • ステップ1:アンケート調査:トランクルームの必要性や設置場所、費用負担についてアンケートを実施し、所有者の意見を収集します。
  • ステップ2:説明会の実施:アンケート結果を踏まえ、トランクルーム設置のメリット・デメリット、費用、設置方法などを説明する説明会を開催します。
  • ステップ3:合意形成:説明会での意見を参考に、設置場所や費用負担などの詳細を決定し、所有者の同意を得ます。

専門家に相談すべき場合とその理由:法的な解釈や手続き

区分所有法の解釈や、具体的な手続きは複雑です。 特に、所有者間で意見が対立した場合や、法的な問題が発生する可能性がある場合は、弁護士や不動産管理士などの専門家に相談することを強くお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを回避し、スムーズにトランクルームを設置できる可能性が高まります。

まとめ:段階的な合意形成と専門家への相談

トランクルーム設置には、所有者3/4と持分の3/4の同意が必要ですが、全員の同意は必要ありません。 しかし、スムーズな進行のためには、所有者への丁寧な説明と合意形成が不可欠です。 必要に応じて、弁護士や不動産管理士などの専門家に相談することを検討しましょう。 法的な手続きやトラブルを避けるためにも、専門家の知見は非常に役立ちます。

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