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マンションの過去の売買価格調査:契約書がない場合の対処法と注意点

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現在売りに出されていない、入居中のマンションの過去の売買価格を調べる方法が知りたいです。不動産会社に問い合わせても教えてもらえない可能性が高いと思うのですが、他に方法はあるのでしょうか?
マンションの売買価格は、基本的に当事者間の秘密事項です。(個人情報保護の観点からも重要です)そのため、売買契約書がない場合、価格を知ることは容易ではありません。しかし、いくつかの方法を試みることで、ある程度の情報を得られる可能性があります。
質問者さんのケースでは、契約書がなく、不動産会社への問い合わせも難しい状況です。そこで考えられる方法は、以下の2つです。
1. **登記簿謄本(とうきぼとうほん)の取得:** 不動産の所有権に関する情報は、法務局に登記されています。登記簿謄本には、所有権移転の記録(つまり、売買された記録)が含まれています。ただし、売買価格自体は記載されていません。価格を知ることはできませんが、取引があった時期を特定できる可能性があります。
2. **周辺物件価格の比較検討:** 同じマンション、もしくは近隣マンションの過去の売買事例を参考に、おおよその価格を推定する方法です。不動産情報サイトなどで、類似物件の過去の取引価格を調べることができます。ただし、築年数、階数、向き、リフォームの有無など、物件によって条件が異なるため、正確な価格を知ることは難しいでしょう。
登記簿謄本の取得は、法務局で誰でも行うことができます。個人情報保護の観点から、売買価格の情報は公開されていませんが、所有権の移転に関する情報は閲覧できます。(不動産登記法)
不動産会社は、現在売りに出されている物件の情報は比較的容易に把握していますが、過去に売買された物件、特に現在売りに出されていない物件の情報は、一般的に保有していません。 そのため、不動産会社に問い合わせても、情報を得られない可能性が高いです。
周辺物件価格を比較検討する際には、複数の不動産情報サイトを参照し、条件を可能な限り絞り込むことが重要です。例えば、同じマンションの同じ間取り、同じ階数の物件の過去の取引価格を比較することで、より正確な推定が可能になります。
また、登記簿謄本を取得する際には、法務局の窓口で手続き方法を丁寧に確認しましょう。必要な書類や費用についても、事前に確認しておくことが重要です。
もし、過去の売買価格を正確に知る必要があり、上記の方法で十分な情報が得られない場合は、不動産鑑定士(不動産の価値を専門的に鑑定する資格者)に相談することをお勧めします。不動産鑑定士は、専門的な知識と経験に基づいて、より正確な価格を推定することができます。特に、相続税の申告など、価格の正確性が重要な場面では、専門家の意見を聞くことが重要です。
契約書がない場合、マンションの過去の売買価格を知ることは困難ですが、登記簿謄本を取得したり、周辺物件価格を比較検討したりすることで、ある程度の情報を得ることができます。正確な価格を知る必要がある場合は、不動産鑑定士への相談も検討しましょう。 重要なのは、目的を明確にし、それに合った方法を選択することです。
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