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マンションエアコン工事の穴位置ずれ!図面と現実の食い違いと責任の所在

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建設会社の対応に納得がいかず、このような対応は普通のことなのか、今後どうすれば良いのか悩んでいます。大手企業の物件でもこのようなことがあるのか、不安です。
エアコンの設置工事では、冷媒配管(エアコンと室外機を繋ぐ管)だけでなく、排水ドレーン(エアコンから発生する結露水を排出する管)の設置も重要です。排水ドレーンは、必ず下に向かって勾配(傾斜)をつける必要があります。逆勾配だと排水不良や逆流による水漏れが発生し、室内に水が浸水したり、カビの発生原因になったりする可能性があります。
今回のケースでは、図面どおりに工事が行われたとしても、実際に穴の位置がずれて排水ドレーンが逆勾配になっているという事実があります。これは、施工上のミス(施工不良)と判断できます。建設会社が「図面通り」と主張するだけでは、施工不良の責任を免れることはできません。
このケースでは、民法上の瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)が関係します。瑕疵担保責任とは、売買契約において、売買された物件に欠陥(瑕疵)があった場合、売主は買主に対してその欠陥を修補する責任を負うというものです。今回の場合、マンションに排水不良という欠陥があるため、M不動産はS建設に対して修補を求めることができます。また、M不動産と入居者(質問者)の間にも、同様の瑕疵担保責任が存在する可能性があります。
「図面通り」という主張は、施工不良の免責にはなりません。図面は設計図であり、実際の施工結果を保証するものではありません。施工現場では、図面通りに工事ができない場合もあります。重要なのは、最終的な施工結果が適切かどうかです。今回の場合、排水ドレーンが逆勾配になっているという施工結果が問題であり、図面がどうであれ、責任を回避することはできません。
まずは、M不動産とS建設に改めて状況を説明し、工事のやり直しを強く求めるべきです。その際、電気屋さんの報告書や、ご自身で計測した結果などの証拠を提示しましょう。それでも対応が得られない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、法的根拠に基づいて、適切な対応策をアドバイスしてくれます。
* M不動産、S建設との交渉が難航する場合
* 法的措置(損害賠償請求など)を検討する場合
* 施工不良の程度や責任の所在について専門的な判断が必要な場合
専門家の介入によって、よりスムーズに問題解決できる可能性が高まります。
* 図面通りでも、施工結果に問題があれば施工不良です。
* 排水ドレーンの逆勾配は、重大な施工不良です。
* M不動産とS建設に責任追及し、工事のやり直しを求めましょう。
* 必要に応じて、弁護士や建築士などの専門家に相談しましょう。
今回のケースは、新築マンションにおける施工不良という、決して珍しい事例ではありません。大手企業であっても、完璧な施工を保証するわけではありません。問題発生時には、証拠をしっかり押さえ、適切な対応をとることが重要です。 早めの専門家への相談が、解決への近道となるでしょう。
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