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マンションローンの完済後、抵当権抹消登記は本当に共同申請が原則?単独申請でも大丈夫?

【背景】
マンションのローンを一括返済しました。司法書士に依頼せず、自分で抵当権の抹消登記の手続きを行いました。銀行から抹消に関する書類を受け取り、法務局に提出しました。

【悩み】
テキストには、抵当権の抹消登記は所有権登記名義人(マンションの所有者)と抵当権者(銀行)の共同申請が原則と書いてありますが、私の場合は銀行からの書類だけで手続きが完了しました。これは単独申請なのでしょうか?テキストの内容と私の経験が食い違っていて、不安です。

ローン完済による抵当権抹消は、原則共同申請ですが、例外的に単独申請も可能です。

抵当権抹消登記の基礎知識

抵当権とは、お金を借りた際に、その担保として不動産に設定される権利です(例:マンションを担保にお金を借りる場合)。 ローンを完済すると、その担保としての抵当権は不要になります。そこで、抵当権抹消登記(抵当権を登記簿から消す手続き)を行う必要があるのです。 登記簿(不動産の権利関係を記録した公的な帳簿)に記録されている権利関係は、登記手続きによって変更されます。

今回のケースへの直接的な回答

質問者様は、銀行から抹消に必要な書類を受け取り、法務局に提出して手続きが完了したとのことです。これは、一見単独申請のように見えますが、必ずしもそうとは限りません。 銀行が、抵当権抹消に必要な書類を全て準備し、質問者様に提出したということは、銀行側が既に内部で必要な手続きを済ませ、質問者様は銀行が準備した書類を提出するだけで済んだ可能性が高いです。 つまり、実質的には共同申請のプロセスの一部を銀行が代行した形と捉えることができます。

関係する法律や制度

抵当権抹消登記は、不動産登記法に基づいて行われます。 この法律では、抵当権抹消登記は原則として、所有権者と抵当権者の共同申請で行うと定められています。 しかし、抵当権者が抹消に必要な書類を全て準備し、所有権者に提出するなど、実質的に共同申請と同様の手続きが行われた場合は、単独申請でも有効と認められる場合があります。

誤解されがちなポイントの整理

「共同申請」という言葉から、所有権者と抵当権者が必ず同時に法務局に出向いて手続きをしなければならないと誤解されがちです。しかし、実際には、必要な書類を揃えて法務局に提出するだけで良いのです。 銀行が書類を準備し、質問者様に提出したケースは、書類の提出という行為は質問者様が行っていますが、手続き全体としては銀行との協力の下で行われたと解釈できます。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

抵当権抹消登記は、司法書士に依頼するのが最も確実です。 専門知識が必要な手続きであり、ミスがあると登記が完了しなかったり、余計な費用が発生したりする可能性があります。 しかし、費用を抑えたい場合は、銀行の指示に従って手続きを進めれば、比較的容易に完了できるケースもあります。 ただし、その際は、銀行から提供された書類の内容を必ず確認し、不明な点があれば銀行に問い合わせるようにしましょう。

専門家に相談すべき場合とその理由

書類に不備があったり、登記が複雑な場合、司法書士に相談することをお勧めします。 特に、複数名で所有権を共有している場合や、抵当権以外の権利が設定されている場合は、専門家のアドバイスが必要となる可能性が高いです。 専門家であれば、スムーズに手続きを進めるための適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

抵当権抹消登記は原則共同申請ですが、銀行が書類を準備して所有権者に提出するなど、実質的に共同申請と同様の手続きであれば、単独申請でも問題ありません。 しかし、手続きに不安がある場合は、司法書士に依頼するのが確実です。 費用対効果を考慮し、自身で手続きを行うか、専門家に依頼するかを判断しましょう。 大切なのは、登記簿に正確な情報が記録されることです。

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