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マンション共有部分の無断改造:買主の責任とリスクを徹底解説!格安物件購入の注意点

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マンションの共有部分を無断で改造している場合、万が一水漏れ事故などが発生し、原因究明の結果、無断改造が原因だと判明した場合、物件の買主である私が責任を負うことになるのでしょうか?また、原状回復費用を負担しなければならないのでしょうか?
マンションは、個々の住戸(専有部分)と、共用廊下や屋上、排水管などの共有部分で構成されています。(区分所有法)区分所有権とは、個々の住戸を所有する権利のことです。 共有部分は、すべての区分所有者で共有する部分で、個々の所有者はその共有部分の維持管理に責任を負います。 今回の排水管は、多くの場合、共有部分に該当します。
今回のケースでは、前の所有者が共有部分である排水管を無断で改造しています。 もし、この改造が原因で水漏れ事故が発生した場合、買主であるあなたは、その責任を負う可能性があります。 なぜなら、区分所有者は共有部分の維持管理に責任を負うからです。 たとえあなたが改造を行っていないとしても、あなたが物件の所有者である以上、共有部分の現状を把握し、適切な管理を行う義務があります。 そのため、水漏れ事故の責任を問われ、原状回復費用を負担する可能性があるのです。
この問題には、区分所有法(マンションの管理に関する法律)と民法(債務不履行などに関する法律)が関係します。区分所有法は、共有部分の管理について規定しており、民法は、不法行為や債務不履行に関する責任を規定しています。 無断改造による水漏れ事故は、民法上の不法行為(他人の権利を侵害する行為)または債務不履行(管理義務違反)に該当する可能性があり、損害賠償責任を負う可能性があります。
「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」と混同しやすい点に注意が必要です。 瑕疵担保責任とは、売買契約時に存在していた隠れた欠陥(瑕疵)について、売主が買主に責任を負う制度です。 今回のケースでは、排水管の改造は、売買契約成立後に発生したものであり、瑕疵担保責任は適用されにくいでしょう。 むしろ、共有部分の管理責任という観点から、買主が責任を問われる可能性が高いです。
* **物件購入前に徹底調査:** 物件を購入する際には、共有部分の状況を丁寧に確認することが重要です。 専門家(不動産鑑定士や建築士)に調査を依頼することも検討しましょう。
* **管理規約の確認:** マンションの管理規約には、共有部分の改修に関する規定が記載されている場合があります。 規約をよく確認し、無断改造が禁止されているかどうかを確認しましょう。
* **売主への確認:** 売主に対して、排水管改造の経緯や許可を得ているかどうかを明確に確認しましょう。 改造に関する書類(工事報告書など)の提示を求めるのも有効です。
* **保険への加入:** マンションの共用部分の損害をカバーする保険に加入しておくと、万が一の場合の負担を軽減できます。
* 物件の調査で問題が見つかった場合
* 売主との交渉が難航した場合
* 水漏れ事故が発生した場合
これらの状況では、弁護士や不動産専門家などに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応を判断し、リスクを最小限に抑えることができます。
マンションの共有部分を無断で改造している物件は、将来的なトラブルのリスクが非常に高いです。 物件を購入する際には、共有部分の状況を十分に調査し、専門家の意見を参考に慎重に判断することが重要です。 格安物件の魅力に惑わされず、将来的なリスクを考慮した上で、購入の可否を決定しましょう。 今回のケースのように、一見小さな改造でも、大きな問題に発展する可能性があることを理解しておきましょう。
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