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マンション共用廊下でのBBQと騒音問題!不動産屋への相談で解決できる?

【背景】
* 週末になると、上の階の人がマンションの共用廊下でバーベキューをしています。
* アウトドア用品やダイビング用品、テーブル、椅子、BBQコンロなどが共用廊下に置かれています。
* 最近は、部屋の中で日曜大工をしているような騒音も発生しています。

【悩み】
共用廊下でのバーベキューや騒音は普通ではないと思うのですが、どうすれば解決できるのか不安です。不動産屋さんに相談すれば対処してもらえるのでしょうか?

不動産会社への相談は有効です。管理規約違反の可能性が高いです。

マンションの共用部分と専有部分について

マンションには、「共用部分」と「専有部分」があります。簡単に言うと、共用部分は建物全体で共有する部分(廊下、階段、エントランスなど)、専有部分は個人が所有する部屋とその付属部分です。 バーベキューが行われた共用廊下は、全ての居住者が共有して使用する部分です。

共用廊下でのバーベキューは問題あり!

今回のケースでは、共用廊下でバーベキューをする行為は、多くのマンションの管理規約に違反している可能性が高いです。管理規約(マンションのルールブック)には、火気の使用禁止や、共用部分の使用制限などが定められていることが多いからです。 火災の危険性、近隣住民への迷惑(煙や臭い)、共用部分の汚れや破損など、様々な問題を引き起こす可能性があります。

関係する法律:マンション管理規約と民法

マンションの管理は、主に「マンション管理規約」によって行われます。これは、マンションの居住者全員で合意したルールです。 規約に違反した場合は、管理組合(マンションの管理運営を行う組織)から注意や是正を求められることがあります。場合によっては、損害賠償請求(被害を受けた人が加害者にお金を請求すること)をされる可能性もあります。 さらに、騒音問題については、民法(日本の基本的な法律)上の「迷惑行為」に該当する可能性があります。近隣住民の生活に著しい支障を及ぼす騒音は、法律で規制されています。

誤解されがちなポイント:黙認されていると勘違い

「今まで誰も注意しなかったから大丈夫だろう」と考えるのは危険です。 管理規約に違反する行為は、黙認されていても、いつでも問題になる可能性があります。 また、一部の住民が違反行為を繰り返すことで、他の住民の生活環境が悪化し、マンション全体の価値が下がる可能性もあります。

具体的な対応策とアドバイス

まず、管理会社または管理組合に状況を報告しましょう。 証拠として、写真や動画を撮っておくと効果的です。 管理会社は、上の階の人に対して注意喚起を行い、再発防止策を講じます。 それでも改善が見られない場合は、弁護士などに相談して、法的措置を検討することもできます。

専門家に相談すべき場合

* 管理会社や管理組合への連絡で解決しない場合
* 上の階の人との間でトラブルになった場合
* 法的措置を検討する場合

弁護士や不動産専門家などに相談することで、適切な対応方法をアドバイスしてもらえます。

まとめ:管理規約と法律を理解し、適切な対応を

マンションでの生活は、お互いのルールやマナーを守ることで成り立っています。 共用部分の使用は、管理規約に従い、他の住民に迷惑をかけないように注意しましょう。 問題が発生した場合は、早急に管理会社や管理組合に相談することが重要です。 そして、必要に応じて専門家の力を借りることを検討してください。 今回のケースのように、共用廊下でのバーベキューや騒音は、管理規約違反だけでなく、民法上の迷惑行為にも該当する可能性があることを理解しておきましょう。

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