- Q&A
マンション管理士試験対策!区分所有法と敷地利用権の割合を徹底解説

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
民法250条では「分譲契約で定まる、なければ平等」とありますが、区分所有法22条2項では「分離処分が禁じられている場合、専有部分の床面積の割合」とあります。両者の関係が分からず、敷地利用権の割合の決め方が混乱しています。分譲契約、床面積割合、どちらが優先されるのか、具体的な内容と間違った解釈があれば教えてほしいです。
マンションなどの集合住宅では、建物全体を「区分所有」(複数の所有者がそれぞれ建物の一部を所有する権利形態)という形で所有します。各所有者は自分の部屋(専有部分)に加え、共用部分(廊下、階段、敷地など)を利用する権利(敷地利用権を含む共有持分)を有します。この敷地利用権の割合が、今回の質問の中心です。
民法250条は、敷地利用権の割合を「分譲契約で定める。定めがなければ平等に推定する」と規定しています。一方、区分所有法22条2項は、「分離処分(個々の専有部分の売買など)が禁じられている場合、専有部分の床面積の割合」と規定しています。
この一見矛盾する2つの条文は、実は整合性があります。民法250条は、敷地利用権の割合を定める基本原則を示しています。分譲契約で個別に合意すれば、その割合が優先されます。しかし、分譲契約に規定がない場合、区分所有法22条2項が適用されます。つまり、分譲契約が優先され、契約がない場合は、分離処分が禁じられている前提で床面積割合が適用されるのです。
今回の問題には、民法(特に250条)と区分所有法(特に22条2項)が関係します。民法は、私法の基本原則を定める法律で、区分所有法は、区分所有に関する特則を定める法律です。区分所有法は民法を補足・修正する役割を担っており、民法の規定と矛盾する部分については、区分所有法の規定が優先されます。
民法250条の「平等に推定される」は、分譲契約がない場合、各区分所有者の敷地利用権の割合が同じであると推定されるという意味です。しかし、これはあくまで推定であり、現実には、専有部分の床面積の割合が適用されることが多いです。
マンションを購入する際は、必ず分譲契約書を確認しましょう。敷地利用権の割合が明記されているはずです。もし明記されていなければ、区分所有法22条2項に基づき、専有部分の床面積の割合が適用される可能性が高いです。ただし、規約で別途定めがある場合は、その規約に従います。
敷地利用権の割合に関する紛争が発生した場合、または契約書の内容が複雑で解釈に迷う場合は、弁護士や不動産専門家に相談することをお勧めします。専門家は、法律的な知識に基づいて適切なアドバイスを提供してくれます。
敷地利用権の割合は、まず分譲契約を確認します。契約に定めがあればそれが優先されます。契約がなければ、分離処分が禁止されている場合は専有部分の床面積割合、規約で別途定めがある場合は規約に従います。不明な点があれば、専門家に相談しましょう。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック