- Q&A
不動産の事故物件は儲かる?東京人への誤解を解く

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック 【悩み】
・事故物件で儲けるという考え方は、本当に正しいのか?
・東京の人は、みんなそのような考え方をしているのか?
・この件について、どのように考えれば良いのか知りたい。
不動産の「事故物件」という言葉、最近よく耳にしますよね。これは、その物件内で人が亡くなった、または事件・事故があったために、心理的な抵抗を感じる人がいる可能性がある物件を指します。
具体的には、
などが該当します。
これらの物件は、告知義務(後述)が発生し、通常の物件よりも価格が下がる傾向があります。しかし、すべての事故物件が「儲かる」対象になるわけではありません。物件の状態、立地、需要など、様々な要素が価格に影響します。
テレビ番組で「事故物件は儲かる」という話を聞いたとのことですが、この言葉だけを鵜呑みにするのは危険です。確かに、事故物件は価格が下がる傾向があるため、安く購入してリフォームや再販で利益を得るケースも存在します。しかし、それはあくまで一例であり、すべての事故物件が儲かるわけではありません。
また、発言者が東京の人だったからといって、東京の人々が皆同じ考えを持っているわけではありません。価値観は人それぞれであり、地域性だけで判断するのは誤りです。
不動産取引においては、重要な情報を買主に伝える義務があります。これを「告知義務」といいます。事故物件の場合、過去にその物件内で人が亡くなった事実など、買主が知っていれば購入を控える可能性がある情報を告知する義務があります。
この告知義務は、不動産会社だけでなく、売主にも課せられます。ただし、どこまで告知する義務があるのか、その期間など、法律や解釈によって異なる場合があります。
例えば、事件・事故が発生してから何年経過したら告知義務がなくなるのか、といった問題は、ケースバイケースで判断されます。
(※2023年10月20日に国土交通省から「宅地建物取引業者が人の死の事実を告知する際のガイドライン」が発表され、告知期間の目安などが示されました。)
「事故物件は儲かる」という話を聞くと、倫理的な問題を感じる方もいるかもしれません。人の死を金銭的な価値に換算することに、抵抗があるのは当然のことです。
しかし、ビジネスの世界では、物件の価格は需要と供給によって決まります。事故物件は、心理的な抵抗感から需要が低くなり、価格が下がる傾向があります。そこで、安く購入し、リフォームやリノベーション(大規模な改修)を行い、価値を高めて再販するビジネスモデルも存在します。
重要なのは、倫理観とビジネスを分けて考えることです。もちろん、消費者の心情に配慮し、適切な情報開示を行うことは不可欠です。
もし事故物件の購入を検討する場合は、以下の点に注意が必要です。
事故物件の取引は、通常の不動産取引よりも複雑で、リスクも伴います。慎重な判断と準備が必要です。
以下のような場合は、専門家への相談を強くおすすめします。
専門家は、あなたの状況に合わせて、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
今回の質問のポイントをまとめます。
不動産取引は、人生における大きな決断です。焦らず、様々な情報を収集し、自分にとって最善の選択をしてください。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック