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不動産売買契約トラブル!合意書は有効な証拠になる?権利書・契約書の返還請求は可能?

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相手方が合意書をなかったことにしたため、契約書と権利書の返還、契約の完全履行を要求できますか?また、合意書は有効な証拠になりますか?訴訟に発展した場合、勝てる見込みはあるのでしょうか?
不動産売買契約とは、売主(不動産を売る人)と買主(不動産を買う人)の間で、不動産の所有権を移転させる契約です。(民法第555条)。この契約は、原則として書面で作成する必要があります(民法第159条)。契約書には、売買物件の住所、売買価格、代金の支払方法、引渡し時期など、重要な事項が記載されます。
不動産の所有権を確実に移転させるためには、登記手続きが必要です。登記とは、不動産の所有権などの権利関係を公的に記録することです(不動産登記法)。登記は、法務局で行われます。売買契約が成立しても、登記が完了するまでは、所有権は移転しません。
質問者様は、相手方との間でトラブルを抱え、最終的に合意書を作成されました。この合意書には、残代金支払いの完了、債権債務の不存在、所有権移転登記の義務、そして登記不履行の場合の所有権の逆移転などが記載されています。
しかし、相手方が一方的に合意書をなかったことにしたため、質問者様は契約書と権利書の返還、契約の完全履行を要求したいと考えておられます。
このケースでは、民法(特に売買契約に関する規定)、不動産登記法、そして場合によっては民事訴訟法が関係してきます。特に重要なのは、合意書が有効な契約として成立しているかどうかです。合意書が有効であれば、その内容に基づいて権利行使が可能となります。
合意書は、当事者間の合意に基づいて作成された文書であり、契約書と同様の法的効力を持つ場合があります。しかし、合意書の内容が公序良俗に反したり、法令に違反したりする場合は、無効となる可能性があります。また、合意書の成立要件(意思表示の一致、意思能力など)を満たしていない場合も無効となります。
まず、相手方との間で、書面によるやり取りをすべて残しておくことが重要です。メールや手紙などの証拠を保管しておきましょう。そして、相手方と交渉し、契約書と権利書の返還、契約の完全履行を求めるべきです。交渉がうまくいかない場合は、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
今回のケースは、法律的な専門知識が必要な複雑な問題です。合意書の有効性、権利書の返還請求、契約の完全履行請求など、様々な法的問題が絡み合っています。そのため、弁護士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。専門家は、状況を正確に判断し、最適な解決策を提案してくれます。
不動産売買契約は、高額な取引であり、複雑な法律問題が伴います。トラブルが発生した場合、自己判断で解決しようとせず、弁護士などの専門家に相談することが重要です。早期の相談により、問題の早期解決、損失の最小化につながります。今回のケースでも、合意書の有効性や権利行使の方法について、専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。 合意書の内容、これまでの経緯、証拠資料などを弁護士に提示することで、最善の解決策を見出すことができるでしょう。
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