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不動産登記の「(付記)」:所有権変更登記申請書の目的欄を徹底解説!

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「(付記)」と書くのは、利害関係人がいる場合の付記登記の時だけなのでしょうか? それとも、それ以外のケースもあるのでしょうか? 登記申請でミスをしてしまうと、後々トラブルになる可能性があるので、正しく理解して申請書を作成したいです。
不動産登記とは、不動産(土地や建物)の所有者や権利関係を公的に記録する制度です(不動産登記法)。これは、不動産取引の安全性を確保し、権利関係の明確化を図るために非常に重要な制度です。所有権変更登記は、その中でも、不動産の所有者が変わったことを登記簿に記録する手続きです。例えば、売買、相続、贈与などによって所有権が移転した際に必要になります。
所有権変更登記申請書における「(付記)」は、登記の目的欄に記載されるもので、登記原因(所有権が変わった理由)や登記内容を補足説明するために使われます。 利害関係者(例えば、抵当権者など、不動産に権利を持つ人)がいる場合の付記登記(※抵当権などの権利を抹消せずに、所有権の移転登記を行う場合)以外にも、様々なケースで使用されます。
「(付記)」は、利害関係者(抵当権者など)がいる場合の付記登記のみに限定されません。登記原因や内容をより明確にする必要がある場合、つまり、登記簿に記載されている情報だけでは不十分な場合に利用されます。例えば、売買契約書の内容の一部を補足したり、特殊な事情を説明する必要がある場合などです。
不動産登記法が関係します。この法律は、不動産登記の申請手続きや登記簿の管理方法などを規定しています。「(付記)」の記載についても、この法律に基づいて行われます。ただし、具体的な記載方法については、法務局の指示に従う必要があります。
「(付記)」は、必ずしも特別な事情がある場合にのみ使うものではありません。登記官が登記簿に記載された内容だけでは不十分だと判断した場合、補足説明を求めることがあります。そのため、申請書を作成する際には、必要に応じて「(付記)」を活用し、登記原因や内容を明確に記載することが重要です。
例えば、売買契約において、売買代金の支払方法や履行時期に関する特約(※契約書に記載された特別な条件)があった場合、その内容を「(付記)」に記載することで、登記簿に記録される情報がより正確になります。また、相続登記において、相続人の数が多く、複雑な場合も、相続関係を簡潔にまとめたものを「(付記)」に記載することで、登記官の理解を助けることができます。
不動産登記は専門的な知識が必要な手続きです。申請書の作成に不安がある場合、または複雑な事情がある場合は、司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、適切な手続きをアドバイスし、申請書類の作成をサポートしてくれます。誤った申請をしてしまうと、登記が却下されたり、後からトラブルになる可能性もあります。
「(付記)」は、利害関係者以外でも、登記原因や内容を補足説明するために使用できます。登記申請の際には、登記簿に記載される情報だけでは不十分な場合、積極的に「(付記)」を活用し、明確で正確な情報を提供することが重要です。不明な点があれば、専門家への相談を検討しましょう。 不動産登記は、将来のトラブルを防ぐためにも、正確な手続きを行うことが不可欠です。
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