- Q&A
中古マンション購入前にチェック!失敗しないための重要ポイント30選

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
内見時に、物件の良し悪しを見極めるための具体的なポイントを知りたいです。また、不動産会社に確認すべき点も知りたいです。失敗しないために、注意すべき点を教えてください。
まず、マンション全体の外観をチェックしましょう。外壁のひび割れや汚れ、植栽の管理状況などから、建物の維持管理状況をある程度推測できます。また、周辺環境も重要です。騒音、日当たり、近隣住民の様子などを確認し、実際に住んだ場合の生活を想像してみましょう。駅からの距離や、スーパーや病院などの利便性も忘れず確認してください。
共用部分(廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場など)の清掃状況や、設備の老朽化具合は、管理組合の活動状況を反映します。綺麗に保たれているか、修繕が行き届いているかを確認することで、管理体制の良し悪しを判断する手がかりになります。 管理規約(マンションのルールが書かれたもの)を事前に確認し、ペットの飼育や楽器演奏などの制限についても確認しておきましょう。
室内では、キッチン、浴室、トイレなどの設備の老朽化や機能性をチェックしましょう。水漏れや排水詰まりがないか、給湯器やエアコンなどの動作確認も忘れずに行いましょう。また、窓の開閉状況や、床や壁の傷み具合なども確認します。築年数(建物が建てられてから経過した年数)が古い物件ほど、これらの設備の交換が必要になる可能性が高くなります。
建物の基礎となる部分(柱、梁、基礎など)に、大きな損傷がないかを確認しましょう。ひび割れや傾きなどがあれば、専門家(建築士など)に相談することが重要です。特に、耐震性(地震に対する強さ)は中古マンション購入において非常に重要な要素です。築年数や耐震基準(建築基準法で定められた地震に対する強さの基準)を事前に確認しておきましょう。
瑕疵担保責任とは、売主が物件に隠れた欠陥(買主が発見できなかった欠陥)があった場合、その責任を負うという制度です。中古マンションの場合、売買契約書に瑕疵担保責任の有無や期間が記載されていることを確認しましょう。また、売主が瑕疵担保責任を負わない場合でも、売買契約前に、住宅検査(専門業者による建物の状態の検査)を行うことをお勧めします。
管理組合の運営状況や、今後の修繕計画についても確認しておきましょう。大規模修繕工事(外壁塗装や防水工事など)の予定や費用、積立金(修繕費用を積み立てたお金)の残高などを確認することで、将来的な修繕費用負担を予測できます。管理組合の規約を確認し、将来的な修繕計画への参加方法や費用負担についても理解しておきましょう。
不動産会社には、物件に関する情報を正確に伝えてもらうようにしましょう。過去の修繕履歴(どのような修繕が行われたか)、近隣トラブルの有無、過去の売買価格などを確認し、物件の価値を正しく判断する材料にしましょう。また、契約前に、重要事項説明書(物件に関する重要な事項が記載された書類)を丁寧に確認し、不明な点は質問するようにしましょう。
築年数が古いからといって、必ずしも価格が安いとは限りません。立地条件(場所)やマンションの管理状況、設備の充実度などによって、価格に差が出ます。築年数だけでなく、総合的に判断することが重要です。
中古マンション購入は高額な買い物です。不安な点があれば、不動産会社だけでなく、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より安全で安心な取引を行うことができます。
中古マンション購入では、建物全体の状況、共用部分、室内設備、構造躯体、瑕疵担保責任、管理組合の状況などを総合的に判断することが重要です。専門家への相談も検討し、後悔のないマンション選びをしましょう。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック