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中古マンション購入:瑕疵担保責任と給排水管の修繕費用負担はどこが責任を負う?

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給排水管は共用部分なので、修繕費用は管理組合が負担するのではないかと疑問に思っています。契約書通り売主が費用を負担するのか、それとも修繕積立金から費用が捻出されるのか、どちらが正しいのかを知りたいです。
まず、瑕疵担保責任(かしほしょうせきにん)について理解しましょう。これは、売買契約において、売買された物件に隠れた欠陥(瑕疵(かし))があった場合、売主が買主に対して責任を負うという制度です。簡単に言うと、「買ったものが壊れていたら、売主が直してくれる」ということです。今回のケースでは、給排水管の不具合がその「隠れた欠陥」にあたります。
契約書に「売主は2ヶ月間に限り、給排水管の不具合…費用を負担する」と明記されている以上、契約締結から2ヶ月以内に給排水管の不具合が発見された場合、売主は修繕費用を負担する責任を負います。これは、共用部分であっても変わりません。
マンションの給排水管は、専有部分(個々の居住者の所有部分)と共用部分(全居住者が共有する部分)に分けられます。多くの場合、建物の外壁から各戸のメーターまでの給排水管は共用部分に属します。管理組合は、この共用部分の維持管理を行う組織です。
しかし、瑕疵担保責任は、建物の管理責任とは別の問題です。瑕疵担保責任は、売買契約に基づく売主の責任であり、物件に存在した隠れた欠陥に対する責任です。つまり、売主は、契約時に存在していた欠陥について、一定期間責任を負うのです。
修繕積立金は、マンションの共用部分の修繕費用を積み立てたものです。通常、経年劣化による修繕や、管理組合が責任を負う修繕に充てられます。しかし、売買契約における瑕疵担保責任に基づく修繕費用は、修繕積立金とは別です。売主が責任を負うため、修繕積立金から支出されることはありません。
契約書をよく読んで、瑕疵担保責任の期間や対象となる部分、費用負担について明確に理解しておきましょう。不具合を発見した際には、写真や動画などの証拠をしっかりと残すことが重要です。これは、後々のトラブルを避けるためにも有効です。
契約内容が複雑であったり、売主との間で費用負担について意見が対立した場合、弁護士や不動産専門家などに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応を取ることができます。
中古マンションの購入において、瑕疵担保責任と修繕費用負担の責任主体は、契約書で明確に確認することが重要です。今回のケースでは、契約書に記載されている通り、売主が2ヶ月以内の給排水管の不具合に対する費用を負担します。修繕積立金とは別会計であることを理解し、必要に応じて専門家の意見を求めましょう。 契約書をよく読み、不明な点は必ず質問し、納得した上で契約を締結することが大切です。
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