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中古マンション転売、宅建業法違反になる? 知り合いへの売却は?

【背景】

  • 2年前に中古マンションを購入。
  • 昨年、不動産業者の仲介で売却。
  • 今年、中古マンションを2つ購入。1つを賃貸、もう1つを知り合いに転売検討中。
  • 宅地建物取引士の免許は持っているが、個人での取引。

【悩み】

  • 短期間での売買が宅地建物取引業法(宅建業法)に違反するのではないかという不安。
  • 「不特定多数」への「継続的な」取引に該当するのか判断がつかない。
  • 知り合いへの売却は問題ないのか。
  • 違反となる場合、今後の売却はどの程度期間を空けるべきか。

個人での中古マンション売買、宅建業法違反の可能性はケースバイケース。知り合いへの売却は、違反にはなりにくい。

宅地建物取引業法違反の可能性:基礎知識

宅地建物取引業法(以下、宅建業法)は、不動産取引の公正さと安全性を確保するための法律です。この法律は、不動産を「業として」行う場合に適用されます。ここで重要なのは、「業として」という部分です。

「業として」とは、反復継続して、または社会通念上事業と認められる状態で行うことを指します。つまり、単発の取引や、頻度が少ない取引は、原則として宅建業法の規制対象外となる可能性があります。宅建業を営むには、都道府県知事または国土交通大臣の免許が必要となり、様々な規制(重要事項の説明、契約書の作成など)を守る必要があります。

今回のケースでは、個人が中古マンションを売買するという状況です。この行為が「業として」行われていると判断されるかどうかが、宅建業法違反になるかどうかの分かれ目となります。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、

  • 2年前に購入したマンションを売却
  • 今年、2つのマンションを購入し、1つを賃貸、1つを知り合いに売却予定

という状況です。この状況だけを見ると、宅建業法違反と断定することは難しいでしょう。なぜなら、

  • 売却回数が2回目であり、頻繁とは言えないこと
  • 知り合いへの売却は、不特定多数への売却とは異なること

が理由として挙げられます。

しかし、取引の回数、物件の規模、利益の大きさ、売買の期間など、様々な要素を総合的に判断して「業として」行っていると判断される可能性はゼロではありません。特に、マンションの購入・売却を繰り返している場合、その回数や期間によっては、宅建業に該当すると判断されるリスクが高まります。

知り合いへの売却については、相手が「不特定多数」ではないため、宅建業法の規制対象となる可能性は低いと考えられます。しかし、知り合いに販売した後、その知り合いがさらに第三者に転売するなど、結果的に不特定多数への販売につながるような場合は、注意が必要です。

関係する法律や制度

今回のケースで関係する可能性のある法律は、もちろん宅建業法です。しかし、その他にも、不動産取引に関連する様々な法律や制度が関係してきます。

  • 所得税法: 不動産の売買で利益が出た場合、所得税が課税されます。売却期間によって、短期譲渡所得または長期譲渡所得として課税額が異なります。
  • 不動産登記法: 不動産の所有権移転登記を行う際に適用されます。
  • 都市計画法、建築基準法: 不動産の利用や建築に関する規制を定めています。

これらの法律や制度は、不動産取引を行う上で、必ず意識しておく必要があります。

誤解されがちなポイントの整理

宅建業法に関する誤解として、よくあるのが「一度でも不動産を売買したら、宅建業法に違反する」というものです。これは誤りです。宅建業法は、「業として」不動産取引を行う場合に適用されます。個人が自分の不動産を売買する行為は、原則として宅建業にはあたりません。

もう一つの誤解は、「利益が出たら、必ず宅建業法違反になる」というものです。これも誤りです。利益の有無は、宅建業法違反の判断基準ではありません。利益の大きさは、所得税の課税額に影響しますが、宅建業法違反の判断には直接関係ありません。

重要なのは、取引の頻度、規模、継続性です。これらの要素を総合的に判断して、「業として」行っていると認められる場合に、宅建業法の規制対象となります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

今回のケースでは、宅建業法違反になる可能性は低いと考えられますが、リスクを避けるためには、以下の点に注意することが重要です。

  • 売買の頻度を控える: 短期間での売買を繰り返すと、「業として」行っていると判断されるリスクが高まります。売買の間隔を空けるなど、頻度を調整しましょう。
  • 売却の相手を限定する: 不特定多数への売却は避け、知り合いなど、特定の相手に売却するようにしましょう。
  • 専門家への相談: 不安な場合は、宅地建物取引士や弁護士などの専門家に相談しましょう。状況を詳しく説明し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

具体例として、過去の判例や行政指導の事例を参考にすると、宅建業に該当するかどうかの判断基準が見えてきます。例えば、

  • 短期間に多数の不動産を売買している
  • 不動産の売買を継続的に行い、利益を得ている
  • 不動産に関する広告や宣伝を行っている

といった行為は、宅建業に該当する可能性が高いと判断される傾向にあります。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースで、専門家への相談を検討すべき状況としては、

  • 売買の回数が増えてきた場合: 今後も不動産の売買を継続的に行う予定がある場合は、専門家に相談して、宅建業法に抵触しないか確認しましょう。
  • 売却方法に不安がある場合: 不特定多数への売却を検討している場合や、広告を出す予定がある場合は、専門家に相談して、法的な問題がないか確認しましょう。
  • 利益が大きくなってきた場合: 不動産売買で大きな利益を得ている場合は、税務上の問題も含めて、専門家に相談しましょう。

専門家(宅地建物取引士、弁護士など)に相談することで、

  • 法的なリスクを正確に把握できる: 専門的な知識に基づいたアドバイスを受けることができます。
  • 適切な対策を講じることができる: リスクを回避するための具体的な方法を教えてもらえます。
  • 安心して取引を進めることができる: 不安を解消し、安心して不動産取引を行うことができます。

専門家への相談は、不動産取引におけるリスクを最小限に抑え、安全な取引を実現するために不可欠です。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、個人が中古マンションを売買するという状況であり、現時点では宅建業法違反と断定することは難しいと考えられます。しかし、

  • 売買の頻度
  • 売却の相手
  • 取引の規模

などによっては、宅建業法に抵触する可能性もゼロではありません。

リスクを避けるためには、

  • 売買の頻度を控える
  • 売却の相手を限定する
  • 専門家への相談を検討する

といった対策を講じることが重要です。不動産取引は、専門的な知識が必要となる場合が多く、個人で判断するには限界があります。少しでも不安を感じたら、専門家に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

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