- Q&A
中古住宅購入検討中。自殺があった物件、どう判断すれば?

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【背景】
【悩み】
心理的瑕疵(しんりてきか し)あり。告知義務と、ご自身の許容範囲を考慮し慎重に検討を。
中古住宅の購入を検討する際、以前の住人が自殺していたという事実は、購入を悩ませる大きな要因となります。このような物件は、一般的に「心理的瑕疵物件」と呼ばれます。 心理的瑕疵とは、物件そのものに物理的な問題があるわけではないものの、過去の出来事や周辺環境によって、購入者の心理的な抵抗感や嫌悪感を引き起こす可能性のある事柄を指します。
今回のケースでは、前住人の自殺という事実は、心理的瑕疵にあたります。 不動産売買においては、売主(物件を売る人)には、物件の重要な情報を買主(物件を買う人)に告知する義務があります。 この告知義務は、買主がその情報を知っていれば、購入するかどうかを判断する上で重要な影響を与える可能性がある場合に発生します。 前住人の自殺は、まさにその重要な情報に該当し、売主は買主に対して告知する義務を負うと考えられます。
心理的瑕疵に関する明確な法律上の規定は、今のところ存在しません。 しかし、民法上の「瑕疵担保責任」(かしたんぽせきにん)や、消費者契約法などが関連してきます。 瑕疵担保責任とは、売買契約において、引き渡された物件に隠れた瑕疵(欠陥)があった場合に、売主が負う責任のことです。 ただし、2020年4月の民法改正により、瑕疵担保責任という言葉は使われなくなり、代わりに「契約不適合責任」という言葉が使われるようになりました。 契約不適合責任は、売買契約の内容と異なる場合に、売主が負う責任を指します。 心理的瑕疵の場合、この契約不適合責任が問われる可能性はありますが、ケースバイケースでの判断となります。
また、宅地建物取引業法では、宅地建物取引業者(不動産業者)は、物件の取引において、買主の判断に重要な影響を与える事項について、告知する義務が課せられています。 告知義務違反があった場合、業者は行政処分を受ける可能性があります。
心理的瑕疵物件に関する誤解として、以下のようなものがあります。
心理的瑕疵物件の購入を検討する際には、以下の点に注意しましょう。
具体例:
ある中古マンションで、以前に孤独死があったケースです。売主は、その事実を告知し、物件価格を近隣の相場よりも低く設定しました。購入者は、その事実を理解した上で、価格に納得して購入しました。その後、購入者は特に問題なく生活を送っています。
以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
今回のケースでは、前住人の自殺という事実は、心理的瑕疵にあたります。 売主には告知義務があり、買主は、その事実を理解した上で購入を検討する必要があります。 心理的瑕疵物件の購入を検討する際には、情報収集、専門家への相談、ご自身の許容範囲を考慮することが重要です。 告知内容をしっかりと確認し、不安な点があれば、専門家に相談するようにしましょう。 最終的な判断は、ご自身の気持ちと、客観的な情報を総合的に判断して行うことが大切です。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック