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中古物件購入:付随設備の取り外しと売主瑕疵責任の範囲を徹底解説!契約後のトラブルを防ぐためのガイド

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物件に付随する設備とは具体的にどのようなものか知りたいです。シャワートイレの便座、エアコン、照明器具は物件に付随するのか、また、それらを取り外すことで売主の瑕疵担保責任(*瑕疵担保責任:売買契約において、売主が売買物件に瑕疵(欠陥)があった場合に負う責任)が発生するのか知りたいです。契約後に判明した床下収納の不存在についても、どう対応すべきか迷っています。また、物件の受け渡し後に確認すべき点についてもアドバイスが欲しいです。
一般的に、物件に「付随する」とされる設備は、建物の構造の一部をなすもの、または建物の利用に不可欠なものとされています。例えば、キッチン、浴室、トイレといった主要な設備はもちろん、それらに不可欠な給排水設備、ガス設備なども含まれます。
一方、エアコンや照明器具、カーテンなどは、建物の構造や利用に必須ではないため、必ずしも「付随する」とは限りません。契約書や物件状況説明書に明記されているか、あるいは売買の目的物として通常想定されるかどうかが判断基準となります。
質問者様のケースでは、シャワートイレの便座はトイレとしての機能を損なうため、物件に付随する設備と考えるのが妥当です。契約前に口頭で承諾したとしても、契約後にトイレが使用不能になる状態にされることは、契約内容に反する可能性があります。売主の主張を一方的に受け入れる必要はありません。
エアコンや照明器具については、契約前に口頭で承諾していたとのことです。しかし、取り外しによって壁に穴が開いたり、配線がむき出しになったりするなど、新たな瑕疵が発生する可能性があります。この場合、売主にはその修復義務があります。
民法(*民法:私人間の権利義務を規定する日本の基本法)に基づく売買契約が関係します。売主には、物件に瑕疵がないことを保証する瑕疵担保責任があります。ただし、契約前に瑕疵について知っていた場合や、契約書で瑕疵について免責されている場合は、この責任は免除される可能性があります。
「現状渡し」や「現状優先」といった言葉は、物件の瑕疵をすべて免責するものではありません。あくまで、物件の現状を双方で確認した上で売買契約を締結したことを意味します。契約後に新たに発生した瑕疵や、契約時に認識できなかった重大な瑕疵については、売主の瑕疵担保責任が問われる可能性があります。
契約書をよく確認し、付随設備の取り外しについて明確な記載がないか確認しましょう。もし、取り外しについて合意がない場合は、売主と交渉し、元の状態に戻すか、適切な補償を求めるべきです。また、弁護士や不動産専門家に相談し、法的観点からのアドバイスを受けることも有効です。
契約書の内容が複雑であったり、売主との交渉が難航したりする場合は、弁護士や不動産専門家に相談することをお勧めします。専門家は、法律的な知識や交渉経験に基づき、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
中古物件の売買では、契約書の内容だけでなく、口頭での合意や物件の現状についても注意深く確認することが重要です。特に、付随設備の取り外しについては、それが物件の価値や使用に影響を与える可能性があるため、慎重な対応が必要です。不明な点や不安な点があれば、専門家に相談することをお勧めします。 契約書をよく読み、不明点は質問し、納得した上で契約を締結することが、トラブルを防ぐために最も重要です。
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