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銀行ローン全滅…築古・土地共有のテラスハウスは「フラット35」か「ノンバンク」なら通る?審査のポイントを解説

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おすすめ3社をチェック築年数が古い、土地が共有名義のテラスハウスを購入したいのですが、銀行の住宅ローン審査に全て落ちてしまいました。このような物件でも、ノンバンクやフラット35なら、ローンを組むことは可能なのでしょうか?
結論から言うと、はい、その可能性は十分にあります。特に、建物が一定の技術基準をクリアしていれば「フラット35」は非常に有力な選択肢です。
一般の銀行が懸念する「土地が共有」という点も、フラット35や一部のノンバンクでは、審査のハードルが比較的低い傾向にあります。諦めるのはまだ早いです。この記事では、なぜ一般の銀行がテラスハウスのローンに消極的なのか、そして、あなたの希望となるフラット35とノンバンクの審査の特徴と、利用する上での注意点について詳しく解説します。
まず、なぜ複数の銀行で審査に落ちてしまったのか、その理由を正しく理解することが重要です。ご主人の年収や勤続年数といった「人」に問題があるのではなく、購入しようとしている「物件」の特性に、銀行が懸念を示す典型的な2つの弱点があるのです。
これが銀行にとって最大のリスクです。テラスハウスは、建物は個別に所有していても、敷地全体を複数の住戸の所有者で共有(共有持分)しているケースがほとんどです。
銀行は、万が一あなたがローンを返済できなくなった場合、その不動産を差し押さえて売却(競売)し、貸したお金を回収します。しかし、土地の権利が他の家と絡み合った共有持分の場合、単独の土地付き一戸建てに比べて、売却が非常に困難になります。この「いざという時に、売りにくい」という点を、銀行は「担保価値が低い」と判断し、融資に消極的になるのです。
築年数が古い(特に木造で築20年超)建物は、それ自体に資産としての価値(担保価値)がほとんどないと評価されます。また、現在の耐震基準を満たしているかどうかも、銀行にとっては重要な審査ポイントです。昭和58年(1983年)築であれば、1981年に導入された「新耐震基準」は満たしている可能性が高いですが、それでも築40年超という古さは、銀行にとってマイナス材料となります。
一般の銀行が「担保価値」を重視するのに対し、これからご紹介する方法は、審査の視点が少し異なります。
「フラット35」は、住宅金融支援機構という公的機関と、民間の金融機関が提携して提供する、最長35年の全期間固定金利ローンです。
フラット35の最大の特徴は、銀行のように土地の権利関係の複雑さ(共有持分など)をあまり問題視せず、建物そのものが、住宅金融支援機構の定める技術基準に適合しているかどうかを最も重視する点です。
築年数が古くても、耐震性などが基準を満たしていることが証明できれば、融資を受けられる可能性は十分にあります。まずは、不動産会社に依頼し、そのテラスハウスが**「適合証明書」**を取得できる物件かどうかを、検査機関に調べてもらうことから始めましょう。
ご質問にある「ノンバンク」とは、預金業務を行わない金融機関のことで、住信SBIネット銀行のようなネット銀行も、広い意味でここに含めて考えることができます。
ノンバンクの住宅ローンは、都市銀行や地方銀行といった従来の銀行とは異なる、独自の審査基準を持っているのが特徴です。物件の担保価値だけでなく、ご主人のような属性の良い(勤続年数が長く、年収も安定している)申込者の返済能力をより高く評価し、柔軟に融資を検討してくれる可能性があります。金利は少し高くなる傾向がありますが、相談してみる価値は十分にあります。
最後に、今回のポイントを整理します。
銀行のローン審査に通らなかったことで、ご希望の物件を諦めかけていたかもしれません。しかし、今回のように、物件の特性(特に土地共有という点)を理解すれば、なぜ審査に落ちたのか、そして、次にどこに相談すべきかという道筋が見えてきます。
不動産の購入は、物件探しだけでなく、その物件に合った資金計画を立てることも含めた、総合的な知識と戦略が求められます。もし、不動産会社の担当者がフラット35の手続きなどに詳しくないようであれば、ご自身で金融機関の窓口に直接相談に行ったり、様々な金融機関に精通した専門家にセカンドオピニオンを求めたりすることも、夢のマイホームを実現するための有効な手段です。
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