事故の物損から人身への切り替え、通院と点数の関係で悩んでいます
質問の概要
【背景】
- 大通りを青信号で直進中、相手が一時停止無視で右から飛び出し、車同士の事故に遭いました。
- 過失割合は9対1で相手側が悪いとされています。
- 相手は軽自動車、自分は乗用車です。
- 首に違和感があり病院を受診し、1週間の通院を勧められました。
【悩み】
- このまま通院すると、物損事故から人身事故に切り替わる。
- 人身事故になると、自分にも交通違反点数などのデメリットがあるのではないかと不安。
- 1割の過失があるため、そこまで痛くないなら通院せず物損で済ませた方が良いか迷っている。
- 5日以上の通院で保険会社から見舞金10万円が支払われるという話もある。
- できれば点数は避けたい。
物損から人身への切り替えは、点数や見舞金、今後の手続きに影響します。状況を整理し、専門家にも相談しましょう。
回答と解説
事故の基礎知識:物損事故と人身事故の違い
交通事故は、その被害の程度によって「物損事故」と「人身事故」に分類されます。この二つは、後の対応や結果に大きな違いをもたらします。
- 物損事故:車の修理費や、破損した物の弁償など、物的損害のみが発生した場合を指します。運転者の怪我がない、または軽微な場合が該当します。
- 人身事故:運転者や同乗者が怪我をしたり、死亡した場合を指します。治療費、慰謝料、休業損害など、人的な損害に対する補償が発生します。
今回のケースでは、当初は物損事故として扱われていた可能性がありますが、通院することになったため、人身事故に切り替わる可能性があります。
今回のケースへの直接的な回答
今回の質問者様の状況は、いくつかの選択肢が考えられます。それぞれの選択肢が持つメリットとデメリットを理解し、ご自身の状況に最適なものを選ぶことが重要です。
- 通院する:首の違和感が続く場合、適切な治療を受けることは大切です。人身事故として扱われることになり、治療費や慰謝料の請求が可能になります。
- 通院しない:症状が軽微で、日常生活に大きな支障がない場合は、物損事故のままで済ませることも可能です。ただし、後日になって症状が悪化した場合は、治療費などを請求することが難しくなる可能性があります。
1割の過失があるとのことですが、治療を受けることは、ご自身の健康を守る上で重要です。点数や見舞金だけでなく、長期的な視点で判断することが大切です。
関係する法律や制度:過失割合と損害賠償
交通事故に関する主な法律や制度について説明します。
- 道路交通法:交通事故の責任や、違反に対する罰則などを定めています。今回のケースでは、相手方が一時停止を無視したことが、この法律に違反する行為にあたります。
- 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険):交通事故の被害者を救済するための保険です。人身事故の場合、治療費や慰謝料の一部を補償します。
- 任意保険:自賠責保険だけではカバーしきれない損害を補償する保険です。対物賠償保険、対人賠償保険、車両保険などがあります。
- 過失割合:事故の責任の割合を示すものです。今回のケースでは、9対1で相手方に過失があるとされています。過失割合は、損害賠償の金額に影響します。
過失割合は、損害賠償の金額に大きく影響します。質問者様にも1割の過失があるため、損害賠償額からその割合分が差し引かれる可能性があります。
誤解されがちなポイントの整理:人身事故と点数
人身事故になると、運転者の違反点数が加算される可能性があります。これは、事故の原因や状況、違反内容によって異なります。
- 安全運転義務違反:安全運転を怠ったと判断された場合、違反点数が加算されることがあります。
- 過失運転致傷罪:過失によって人を負傷させた場合、刑事責任を問われる可能性があります。
今回のケースでは、質問者様にも過失があるため、違反点数が加算される可能性はゼロではありません。ただし、事故の状況や過失の程度によっては、点数が加算されない場合もあります。
また、人身事故になると、刑事処分(罰金や懲役)を受ける可能性もあります。これは、事故の状況や被害の程度によって異なります。
実務的なアドバイスや具体例の紹介:通院と手続きの流れ
人身事故に切り替わった場合の手続きの流れについて説明します。
- 警察への届け出:人身事故が発生した場合、警察に届け出る必要があります。事故の状況や怪我の程度などを報告します。
- 保険会社への連絡:加入している任意保険会社に連絡し、事故の状況や損害について報告します。保険会社は、損害賠償の手続きをサポートしてくれます。
- 治療:病院で治療を受け、医師の指示に従いましょう。治療費は、自賠責保険や任意保険で支払われる場合があります。
- 示談交渉:保険会社を通じて、相手方との示談交渉を行います。過失割合や損害賠償の金額について話し合います。
見舞金についてですが、5日以上の通院で保険会社から10万円が支払われるという話があるとのことです。これは、加入している保険の内容や、事故の状況によって異なります。保険会社に確認してみましょう。
また、今回のケースでは、1割の過失があるため、ご自身の保険会社からも保険金が支払われる可能性があります。ご自身の保険の内容を確認し、保険会社に相談してみましょう。
専門家に相談すべき場合とその理由
以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
- 過失割合について納得できない場合:過失割合は、損害賠償の金額に大きく影響します。納得できない場合は、弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
- 損害賠償の金額について不明な点がある場合:治療費、慰謝料、休業損害など、損害賠償の項目は多岐にわたります。不明な点がある場合は、弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
- 示談交渉が難航している場合:相手方との示談交渉がうまくいかない場合は、弁護士に依頼し、交渉を代行してもらうこともできます。
- 後遺症が残る可能性がある場合:後遺症が残る可能性がある場合は、弁護士に相談し、適切な手続きを進めましょう。
弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守るためにサポートしてくれます。安心して相談できる弁護士を見つけましょう。
まとめ:今回の重要ポイントのおさらい
今回の事故について、重要なポイントをまとめます。
- 通院の必要性:首の違和感がある場合は、適切な治療を受けることが大切です。
- 人身事故と点数:人身事故になると、違反点数が加算される可能性があります。
- 過失割合:過失割合は、損害賠償の金額に影響します。
- 専門家への相談:過失割合や損害賠償について疑問がある場合は、専門家に相談しましょう。
交通事故は、誰もが巻き込まれる可能性があるものです。今回の情報を参考に、ご自身の状況に最適な対応をしてください。そして、何か困ったことがあれば、専門家に相談することを躊躇しないでください。