• Q&A
  • 事故の示談が遅い!警察の調書ってそんなに時間かかるの?

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

事故の示談が遅い!警察の調書ってそんなに時間かかるの?

【背景】

  • 2月に車両事故に遭い、相手の過失で車が全損となった。
  • 警察の事情聴取で、相手はわき見運転を認めた。
  • 事故過失割合は7対3で、こちらが3の過失とされた。
  • 相手は運送車で、修理をまだ行っていない。
  • 相手保険会社は、こちらが無理な進路変更をしたと主張している。
  • こちらの保険会社は、弁護士を通じて警察から事故当初の見聞を取得中。

【悩み】

  • 事故から1ヶ月以上経過しても示談が進まず、なぜこんなに時間がかかるのか不満。
  • 警察の調書取得に時間がかかる理由を知りたい。
  • ネットの安い保険会社の対応は、こういうものなのか疑問。
  • この怒りをどこにぶつけたら良いのか困っている。
示談の遅延は様々な要因が絡み合います。警察の調書取得も時間がかかる場合があり、弁護士への相談も検討しましょう。

回答と解説

テーマの基礎知識:交通事故と示談について

交通事故に遭われたとのこと、大変お見舞い申し上げます。今回の質問は、交通事故後の示談(当事者間の話し合いによる解決)がなかなか進まない、という状況に対する疑問と不安についてですね。

まず、交通事故が起きた場合、加害者(事故を起こした側)と被害者(事故の被害を受けた側)の間で、損害賠償(事故によって生じた損害を金銭的に補償すること)について話し合い、合意を目指すのが一般的です。この話し合いのことを「示談」と言います。

示談が成立すると、通常は示談書を作成し、それに署名・捺印することで、その後の紛争(争い)を避けることができます。しかし、示談がスムーズに進まない場合、様々な問題が発生することがあります。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、示談が遅れている主な原因として、以下の点が考えられます。

  • 過失割合の争い: 事故の責任の割合(過失割合)について、当事者間で意見の相違がある場合、交渉が難航しやすくなります。
  • 相手側の対応: 相手が修理を先延ばしにしたり、保険会社が不利な主張をしてきたりする場合、示談交渉が長引くことがあります。
  • 警察の調書: 警察が作成する「実況見分調書」や「供述調書」の取得に時間がかかる場合、示談交渉の材料が揃わず、遅延につながることがあります。

警察の調書については、事故の状況を客観的に記録する重要な資料であり、過失割合を決定する上で重要な役割を果たします。しかし、調書の作成には、事故の規模や複雑さ、警察の事情などによって、時間がかかる場合があります。

関係する法律や制度:過失割合と損害賠償

交通事故に関連する主な法律や制度について、簡単に説明します。

  • 道路交通法: 道路での交通ルールを定めており、違反した場合の責任(刑事責任や行政責任)が問われます。
  • 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険): 交通事故の被害者を救済するための保険で、加害者は加入が義務付けられています。
  • 任意保険: 自賠責保険だけではカバーできない損害を補償するための保険で、加入は任意です。
  • 民法: 交通事故における損害賠償責任の根拠となる法律です。不法行為(故意または過失によって他人に損害を与えた場合)に基づく損害賠償責任などが規定されています。

過失割合は、事故の状況や証拠に基づいて決定されます。事故の当事者双方の過失の程度を割合で表し、損害賠償額を算出する際の基礎となります。

今回のケースでは、過失割合が7対3とされていますが、相手方の保険会社が主張を変えており、この点で争いがあるようです。過失割合は、示談交渉の重要なポイントであり、妥当な割合で合意することが大切です。

誤解されがちなポイントの整理:保険会社と示談

交通事故の示談に関する誤解として、以下のようなものがあります。

  • 保険会社は被害者の味方: 保険会社は、基本的には保険契約者の利益を最大化するよう動きます。そのため、必ずしも被害者の側に立ってくれるとは限りません。
  • 保険会社がすべてやってくれる: 保険会社は、示談交渉を代行してくれますが、最終的な判断は被害者自身が行う必要があります。また、保険会社が対応できない問題(刑事事件など)もあります。
  • 弁護士費用は高い: 弁護士に依頼すると費用はかかりますが、保険会社との交渉がうまくいかない場合や、損害額が大きい場合は、弁護士に依頼することで、より適切な賠償を受けられる可能性があります。

今回のケースでは、相手方の保険会社が、不利な主張をしているため、自身の保険会社だけでなく、弁護士にも相談することを検討しても良いかもしれません。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:示談交渉の進め方

示談交渉をスムーズに進めるためのアドバイスです。

  • 証拠の収集: 事故現場の写真、ドライブレコーダーの映像、目撃者の証言など、事故の状況を客観的に示す証拠を収集しましょう。
  • 情報収集: 類似の事故の判例や、過失割合に関する情報を収集し、自身の主張を裏付ける根拠を固めましょう。
  • 保険会社との連携: 保険会社との連絡を密にし、交渉の進捗状況や相手方の主張などを確認しましょう。
  • 弁護士への相談: 示談交渉が難航する場合や、過失割合に納得できない場合は、弁護士に相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。
  • 感情的にならない: 示談交渉は、冷静に進めることが重要です。感情的になると、交渉がこじれる可能性があります。

例えば、今回のケースで、相手方の保険会社が「無理な進路変更をした」と主張している場合、ドライブレコーダーの映像や、事故現場の写真などから、その主張が事実と異なることを証明できる可能性があります。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士の役割

以下のような場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

  • 過失割合に納得できない場合: 相手方の主張が不当であり、過失割合に納得できない場合。
  • 損害賠償額が適正でない場合: 損害賠償額が、実際の損害に見合っていない場合。
  • 示談交渉が難航している場合: 保険会社との交渉がうまくいかない場合や、相手方の対応が不誠実な場合。
  • 後遺障害が残った場合: 後遺障害が残った場合、専門的な知識が必要となるため。

弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  • 専門的なアドバイス: 法律の専門家である弁護士は、的確なアドバイスをしてくれます。
  • 交渉の代行: 弁護士が、保険会社との交渉を代行してくれます。
  • 証拠収集のサポート: 弁護士が、証拠収集をサポートしてくれます。
  • 訴訟の対応: 万が一、訴訟になった場合も、弁護士が対応してくれます。

弁護士費用はかかりますが、適切な賠償額を得ることで、費用を上回るメリットがある場合もあります。弁護士費用特約(ご自身の自動車保険に付帯している場合)を利用できる場合もありますので、確認してみましょう。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問に対する重要なポイントをまとめます。

  • 示談が遅れる原因は、過失割合の争いや、相手側の対応、警察の調書の取得の遅れなど、様々な要因が考えられます。
  • 警察の調書の取得には、時間がかかる場合がありますが、事故の状況を客観的に記録する重要な資料です。
  • 過失割合は、示談交渉の重要なポイントであり、証拠に基づいて、妥当な割合で合意することが大切です。
  • 保険会社は、必ずしも被害者の味方とは限りません。
  • 示談交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

今回の事故が、一日も早く解決し、穏やかな日常を取り戻せるよう願っています。焦らず、冷静に、対応していきましょう。

Editor's Picks

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

pagetop