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交通事故の示談書が届いた!サインしたらどうなる?28万円以上の請求はある?

質問の概要

【背景】

  • 先日、交通事故を起こしてしまい、任意保険に未加入でした。
  • 車の修理代として28万円を相手に支払うことで合意しました。
  • その後、示談書が自宅に届きました。

【悩み】

  • 届いた示談書の内容がよくわからない。
  • この書類にサインしたら、本当に全て解決するのか知りたい。
  • 28万円以外に、追加でお金を請求されることはないのか不安。

示談書にサインすると、原則として示談書に記載された内容で解決します。28万円以上の請求は、通常はなくなります。

示談書って何?交通事故解決の第一歩

交通事故を起こしてしまった場合、加害者と被害者の間で、その損害(車の修理代、治療費など)をどのように解決するかを取り決める必要があります。この取り決めをまとめたものが「示談書」です。

示談書は、言わば「約束事の書面」です。双方が合意した内容を明確にし、後から「言った」「言わない」というトラブルを防ぐ役割があります。示談書にサインをすることで、原則として、その内容に従って解決することになります。

示談書の内容を詳しく見てみよう

今回の質問者さんのケースで届いた示談書の内容を、具体的に見ていきましょう。

第1条 甲は、乙に対し、乙の一切の物件損害に対する賠償として28万円の支払義務あることを認める。

これは、加害者である「甲」が、被害者である「乙」に対して、車の修理などにかかった費用(物件損害)として28万円を支払う義務があることを認める、という意味です。

第2条 甲は、乙に対し、前条の金員を、本示談書が甲に到着後速やかに、乙が指定する銀行口座に振り込んで支払う。

加害者である「甲」は、この示談書を受け取ったら、すぐに28万円を被害者である「乙」の指定口座に振り込む、という意味です。

第3条 甲及び乙は、本件事故による物件損害について、本示談書に定める以外甲乙間に何ら債権債務のないことを相互に確認する。

これは、加害者と被害者の双方が、この示談書に書かれていること以外に、お金の貸し借りや請求する権利がないことを確認する、という意味です。つまり、28万円を支払ったら、それ以上の請求はしない(されない)という約束です。

示談書にサインすることの意味

示談書にサインをすることは、上記のような内容に「合意した」という意思表示になります。サインをすることで、原則として、示談書に書かれた内容で解決することになります。

つまり、今回のケースでは、

  • 28万円を支払うこと
  • 28万円を支払えば、それ以上の請求はされないこと

に合意したことになります。

示談書にサインする前に確認すべきこと

示談書にサインする前に、必ず内容をよく確認しましょう。特に以下の点に注意してください。

  • 賠償金額: 支払う金額が、合意した金額と一致しているか。
  • 対象となる損害: 示談書で解決する損害の範囲が、自分が認識している範囲と一致しているか。例えば、車の修理代だけでなく、怪我の治療費なども含まれているかなど。
  • 免責事項: 示談書に、自分にとって不利な条項が含まれていないか。

もし、内容に納得できない場合は、サインする前に相手に確認したり、専門家(弁護士など)に相談したりすることが重要です。

関係する法律や制度

交通事故に関する主な法律は、

  • 自動車損害賠償保障法(自賠法): 交通事故の被害者を救済するための法律。自賠責保険への加入を義務付けている。
  • 道路交通法: 道路での交通ルールを定めた法律。
  • 民法: 損害賠償に関する基本的なルールを定めた法律。

などです。今回の示談書は、民法に基づいて作成されることが一般的です。

誤解されがちなポイント

示談書に関するよくある誤解として、

  • サインしたら、絶対に後から覆せない: 原則として、示談書にサインをすると、その内容に従うことになります。しかし、例外的に、錯誤(勘違い)や詐欺などがあった場合は、示談を無効にできる可能性があります。
  • 示談書にサインするまで、お金を支払わなくても良い: 示談交渉中であっても、損害賠償義務がある場合は、一部を支払う必要がある場合があります。

などがあります。

実務的なアドバイスと具体例

示談書を受け取ったら、まず落ち着いて内容を読みましょう。そして、以下の手順で進めることをおすすめします。

  1. 内容の確認: 示談書に記載されている内容を、一つ一つ確認しましょう。不明な点があれば、相手に質問するか、専門家に相談しましょう。
  2. 証拠の確認: 事故の状況や損害に関する証拠(写真、修理の見積もりなど)を整理しておきましょう。
  3. 支払いの準備: 示談書に合意したら、速やかに支払いの準備をしましょう。支払いが遅れると、遅延損害金が発生する可能性があります。
  4. 記録の保管: 示談書や、やり取りの記録(メール、手紙など)は、大切に保管しておきましょう。

例えば、車の修理代が28万円で、示談書にもそのように記載されている場合、サインをして28万円を支払えば、原則として、それ以上の請求はされません。しかし、もし、修理後に新たな損傷が見つかった場合は、追加の請求ができる可能性もあります。そのような場合は、再度相手と交渉するか、専門家に相談することになります。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家(弁護士など)に相談することをおすすめします。

  • 示談書の内容が複雑で理解できない場合: 専門家は、法律の知識に基づいて、示談書の内容をわかりやすく説明してくれます。
  • 賠償金額に納得できない場合: 専門家は、適切な賠償金額を算出し、交渉を代行してくれます。
  • 相手との交渉がうまくいかない場合: 専門家は、あなたの代わりに相手と交渉し、有利な条件で解決できるようにサポートしてくれます。
  • 後遺障害が残る可能性がある場合: 後遺障害に関する賠償は、複雑な手続きが必要になる場合があります。専門家は、適切な手続きをサポートしてくれます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問に対する重要なポイントをまとめます。

  • 示談書は、交通事故の損害賠償に関する約束事をまとめた書面です。
  • 示談書にサインをすると、原則として、その内容に従って解決することになります。
  • 示談書の内容をよく確認し、不明な点があれば、必ず相手に確認しましょう。
  • 28万円を支払うこと、それ以上の請求はされないことに合意したことになります。
  • 専門家(弁護士など)に相談することで、より適切な解決ができる場合があります。

交通事故は、誰もが巻き込まれる可能性がある出来事です。今回の解説が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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