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任意売却の相談後、業者は銀行とどんな交渉をするの?詳しく解説!

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【悩み】
銀行との交渉は、債務(借金)の減額や、売却後の残債務の支払い方法などを決める重要な手続きです。
任意売却は、住宅ローンなどの返済が滞り、このままでは家を失ってしまう可能性がある場合に、債権者(多くは銀行などの金融機関)の合意を得て、通常の売買と同じように不動産を売却する方法です。競売(裁判所が強制的に行う売却)よりも、より高い価格で売却できる可能性があり、債務者(住宅ローンの借り主)にとっても、より有利な条件で解決できる場合があります。
任意売却を進めるためには、まず債権者である金融機関との協力が不可欠です。金融機関は、債務者が抱える住宅ローンの残債務(未払いのお金)を回収するために、売却の状況や、売却によってどれくらいの金額を回収できるのかを注視しています。
今回のケースでは、任意売却の相談を受けた業者が、債権者である銀行とどのような話し合いをするのか、詳しく見ていきましょう。
任意売却の相談を受けた業者は、まず顧客(債務者)から詳細な状況をヒアリングします。具体的には、
などを確認します。これらの情報を基に、銀行との交渉に臨むことになります。
交渉の主な流れは以下の通りです。
この中で、業者が銀行と最も密接にやり取りするのが、2番と3番の段階です。銀行との交渉が、任意売却の成否を左右すると言っても過言ではありません。
任意売却には、民法や、担保権に関する様々な法律が関係してきます。特に重要なのは、債権者(金融機関)と債務者(住宅ローンの借り主)の関係です。
住宅ローンを借りる際、金融機関は、万が一の返済不能に備えて、不動産に抵当権(債務者がお金を返せなくなった場合に、その不動産を売却して、優先的に貸したお金を回収できる権利)を設定します。この抵当権が、任意売却を進める上で重要な役割を果たします。
任意売却は、この抵当権を持つ金融機関の同意なしには成立しません。金融機関は、売却によってどの程度の債権を回収できるのかを慎重に検討し、回収額が債権額(住宅ローンの残高)に満たない場合は、残りの債権をどのように回収するかを決定します。
また、破産(借金を返済できなくなった人が、裁判所に申し立てて、借金を免除してもらう手続き)や個人再生(借金を減額してもらい、分割で返済していく手続き)などの法的手段も、任意売却と関連してくる場合があります。
任意売却に関する誤解として、よくあるのが「銀行は債務者に冷たい」というものです。実際には、銀行も債務者の状況を理解し、できる限り円満な解決を目指すことが多いです。しかし、銀行にも、債権を回収するという重要な使命があるため、いくつかの注意点があります。
・債権回収の優先: 銀行は、まず債権を回収することを優先します。売却価格が低すぎると、債権回収額が減ってしまうため、可能な限り高い価格での売却を目指します。
・残債務の行方: 売却後も住宅ローンの残債務が残る場合、銀行は、その残債務をどのように回収するかを検討します。分割払いや、債務の一部免除など、様々な選択肢があります。
・競売との比較: 銀行は、任意売却と競売のどちらが、より多くの債権を回収できるかを比較検討します。競売の方が回収額が多くなる可能性がある場合は、競売を選択することもあります。
これらの点を踏まえ、銀行との交渉においては、債務者の状況を正確に伝え、誠実に対応することが重要です。また、専門家(不動産業者や弁護士)のサポートを得ることで、より有利な条件で解決できる可能性が高まります。
任意売却における銀行との交渉を成功させるためには、以下の点が重要です。
具体的には、
これらの活動を通じて、銀行との合意形成を目指します。
任意売却は、専門的な知識と経験が必要となる複雑な手続きです。以下の場合は、専門家(不動産業者、弁護士など)に相談することをおすすめします。
専門家は、豊富な知識と経験に基づき、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。また、債権者との交渉を代行してくれるため、精神的な負担を軽減することもできます。
任意売却における銀行との交渉は、その成否を左右する重要なプロセスです。以下の点を理解し、適切な対応を心がけましょう。
任意売却は、決して簡単な手続きではありませんが、適切な対応と専門家のサポートがあれば、より良い結果を得られる可能性があります。諦めずに、積極的に情報収集し、行動することが大切です。
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