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任意売却をするとどうなる?連帯保証人、住み続けられる?離婚時の家の問題を徹底解説

質問の概要

【背景】

  • 夫の金銭問題で離婚が決まっている。
  • 新築2年で家のローンが残り、妻は連帯保証人。
  • 夫は任意売却をすると言っているが、具体的な行動はまだない。
  • 夫は家を出て、妻と子供たちが家に住んでいる。
  • 夫は親戚から借りたお金で賃貸契約をし、家賃を払う必要がある。
  • 妻は引っ越し費用や荷物整理の余裕がない。

【悩み】

  • 任意売却の手続きや、自分たちの状況がどうなるのか知りたい。
  • 住みながら売却できるのか、内覧はあるのか知りたい。
  • 連帯保証人としての影響を知りたい。
  • 自分たちと子供たちにとってのメリット・デメリットを知りたい。
  • 手続きや費用について知りたい。
任意売却で家を売却すると、連帯保証人である妻にも影響が及び、今後の生活に大きな変化が生じる可能性があります。

回答と解説

テーマの基礎知識:任意売却とは何か

任意売却とは、住宅ローンを支払えなくなった場合に、債権者(多くは住宅ローンを貸した金融機関)の同意を得て、不動産を売却する方法です。
通常の売却(市場価格での売却)と異なり、住宅ローンの残債(ローンの未払い分)が売却価格を上回っている状態(オーバーローン)でも、売却できる可能性があります。

任意売却は、競売(裁判所が強制的に不動産を売却する手続き)よりも、比較的高い価格で売却できる可能性があり、売却後の残債の清算についても、債権者との交渉の余地があることが特徴です。

今回のケースへの直接的な回答:売却と今後の見通し

今回のケースでは、夫が任意売却を検討しており、妻が連帯保証人になっているため、様々な影響が考えられます。

まず、現在の住居に住みながらの売却は可能です。
買主が現れれば、内覧(購入希望者が家の中を見る)が行われる可能性はありますが、売却活動を始める前に、売主と買主の間、もしくは売主側の不動産業者の間で、内覧の際の取り決めを行うことが一般的です。
内覧の頻度や、どのように対応するかなど、事前に打ち合わせをしておくことで、ある程度、生活への影響を抑えることができます。

任意売却の結果、売却価格が住宅ローンの残債を下回る場合、その差額(不足金)は、原則として夫が支払う義務を負います。
しかし、妻が連帯保証人であるため、夫が支払えない場合は、妻にその支払い義務が及ぶ可能性があります。

また、売却後、住宅ローン以外の債務(例えば、固定資産税の滞納分や、マンションの管理費の滞納分など)がある場合、それらの支払いも考慮する必要があります。

関係する法律や制度:連帯保証と債務整理

連帯保証とは、主たる債務者(この場合は夫)が返済できなくなった場合に、債務者と同一の責任を負うことです。
連帯保証人は、債権者からの請求を拒否することができず、債務全額の支払いを求められる可能性があります。

今回のケースでは、妻が連帯保証人であるため、任意売却の結果、住宅ローンの残債が残った場合、妻にもその支払い義務が生じる可能性があります。
離婚協議の中で、この残債をどのように処理するのか、具体的に話し合う必要があります。

万が一、残債の支払いが難しい場合は、債務整理(自己破産、個人再生など)も検討する余地があります。
債務整理は、借金の減額や免除を目的とする法的手続きであり、専門家(弁護士や司法書士)に相談することが重要です。

誤解されがちなポイントの整理:任意売却と競売の違い

任意売却と競売は、どちらも住宅ローンを支払えなくなった場合の不動産売却方法ですが、いくつかの重要な違いがあります。

売却価格:任意売却は、市場価格に近い価格で売却できる可能性が高く、競売よりも高い価格で売却できることが多いです。
競売は、市場価格よりも低い価格で売却されることが一般的です。

手続き:任意売却は、債権者との合意が必要であり、手続きに時間がかかる場合があります。
競売は、裁判所が主導で行うため、手続きが比較的早く進みます。

売却後の残債:任意売却では、債権者との交渉により、残債の減額や分割払いが認められる可能性があります。
競売では、残債が残った場合、一括での支払いを求められることが一般的です。

引越し:任意売却の場合、売却後も、ある程度、引越しの準備期間が設けられることがあります。
競売の場合、落札者は速やかな明け渡しを求めるため、引越しの準備期間が短い場合があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:手続きの流れと注意点

任意売却の手続きは、以下の流れで進むことが一般的です。

  1. 専門家への相談:まずは、任意売却に詳しい不動産業者や弁護士に相談し、現状の把握と今後の見通しについてアドバイスを受けます。
  2. 債権者との交渉:専門家が、債権者との間で任意売却の合意を取り付けます。
  3. 売却活動:不動産業者が、売却活動を開始します。
  4. 売買契約の締結:買主が見つかり、売買契約を締結します。
  5. 残代金の決済と引き渡し:買主から売買代金を受け取り、物件を引き渡します。

注意点としては、
任意売却は、債権者の同意がなければ成立しないことです。
また、売却価格が住宅ローンの残債を下回る場合、残債の処理についても、債権者との交渉が必要になります。
離婚協議と並行して、これらの手続きを進めることが重要です。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士と不動産業者の役割

今回のケースでは、以下の専門家に相談することをおすすめします。

  • 弁護士:離婚問題と任意売却が絡んでいるため、離婚協議、財産分与、連帯保証の問題など、法的な側面についてアドバイスを受けることができます。
    また、債務整理が必要な場合、手続きをサポートしてもらえます。
  • 任意売却に詳しい不動産業者:任意売却の手続き、売却活動、債権者との交渉など、不動産売却に関する専門的な知識と経験を持っています。
    現在の状況を正確に把握し、最適な売却方法を提案してくれます。

専門家への相談は、今後の生活を守るために非常に重要です。
一人で抱え込まず、専門家の力を借りて、問題を解決していくことが大切です。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問に対する重要ポイントをまとめます。

  • 任意売却は、住宅ローンを支払えなくなった場合に、債権者の同意を得て不動産を売却する方法です。
  • 連帯保証人である妻は、任意売却の結果、住宅ローンの残債について支払い義務を負う可能性があります。
  • 離婚協議と並行して、任意売却の手続きを進め、残債の処理についても話し合う必要があります。
  • 弁護士と任意売却に詳しい不動産業者に相談し、専門的なアドバイスを受けることが重要です。
  • 債務整理も視野に入れ、今後の生活設計を立てることが大切です。

今回のケースは、離婚と住宅ローン、連帯保証が複雑に絡み合った問題です。
専門家のサポートを受けながら、冷静に状況を把握し、最善の解決策を見つけてください。

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