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任意売却物件の価格交渉、どこまで下げれる? 経験者が教える交渉術と注意点

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交渉は可能!相場と売主の状況を考慮し、無理のない範囲で積極的に交渉しましょう。
中古物件の購入、特に任意売却物件(住宅ローンの返済が滞り、債権者の同意を得て売却される物件)では、価格交渉が重要なポイントになります。 任意売却物件は、売主が経済的に厳しい状況にあることが多く、少しでも高く売りたいという事情があります。 一方、買主としては、少しでも安く購入したいと考えるのは当然のことです。
価格交渉の前提として、物件の価値を正しく理解しておく必要があります。 物件の価値は、立地、築年数、建物の状態、周辺の相場などによって決まります。 不動産仲介業者(売主と買主の間を取り持つ専門家)に相談し、適切な査定額(物件の評価額)を把握することが大切です。 また、任意売却の場合、売主の債務状況(借金の状況)や、債権者(お金を貸した人)との交渉状況も、価格交渉に大きく影響します。
価格交渉は、買主の希望額を提示することから始まります。 仲介業者は、売主と債権者の意向を踏まえながら、交渉を進めます。 交渉がまとまれば、売買契約(売主と買主の間で交わされる契約)が締結され、物件の引き渡しが行われます。
今回のケースでは、不動産仲介業者が「諸費用込みで1000万円」という提案をしています。 この金額が実現可能かどうかは、いくつかの要素によって左右されます。
まず、売主の債務状況を確認する必要があります。 売主の住宅ローンの残債(まだ返済しなければならないお金)が、1000万円を下回っていれば、交渉の余地は十分にあります。 しかし、残債が1000万円を大きく上回る場合、債権者が1000万円での売却を承諾する可能性は低くなります。
次に、債権者である保証協会の意向が重要です。 保証協会は、売却によって回収できる金額を最大化しようとします。 1000万円での売却が、保証協会の損失を最小限に抑えることができるのであれば、承諾する可能性はあります。 しかし、保証協会がより高い金額での売却を望む場合、交渉は難航する可能性があります。
買主としては、1000万円から交渉を始めることは、決して悪い選択ではありません。 むしろ、売主と仲介業者に対して、購入の意思を強く示すことにもつながります。 ただし、1000万円が最終的な価格になるとは限らないことを理解しておく必要があります。
任意売却は、民事執行法(裁判所が債権者の権利を実現するための法律)に基づいて行われます。 住宅ローンが払えなくなった場合、債権者は抵当権(お金を貸した人が、万が一の場合に備えて設定する権利)を実行し、競売(裁判所が物件を売却する手続き)を行うことができます。
任意売却は、競売よりも売主にとって有利な方法です。 競売の場合、物件の価値が低く評価され、売却価格も低くなる傾向があります。 また、売主は競売によって、社会的信用を失う可能性もあります。 任意売却の場合、売主は、ある程度、売却価格を自分で決めることができ、競売よりも高い価格で売却できる可能性もあります。
債権者は、任意売却において、売却価格や売却条件について、ある程度の決定権を持っています。 債権者は、売却によって、できるだけ多くの債権を回収しようとします。 買主としては、債権者の意向を理解し、債権者が納得するような価格や条件を提示することが重要です。
価格交渉において、よくある誤解として、値引き交渉は、単なる駆け引きであるという考え方があります。 もちろん、ある程度の駆け引きは必要ですが、それだけでは、良い結果を得ることはできません。
まず、売主の状況を理解することが重要です。 売主が、どうしても売却したい事情がある場合、値引き交渉に応じやすくなります。 しかし、売主が、それほど急いでいない場合、値引き交渉は難航する可能性があります。 買主は、売主の置かれている状況を、仲介業者を通じて、ある程度把握する必要があります。
次に、物件の価値を正しく評価することが重要です。 物件の価値を、客観的に評価することで、適正な価格を提示することができます。 不当に高い価格で交渉しても、売主は納得しません。 逆に、不当に低い価格で交渉すると、売主は売却を拒否する可能性があります。
また、仲介業者とのコミュニケーションも重要です。 仲介業者は、売主と買主の間を取り持つ存在であり、価格交渉のキーパーソンです。 仲介業者と良好な関係を築き、積極的に情報交換することで、交渉を有利に進めることができます。
価格交渉を成功させるためには、いくつかのコツがあります。
具体例として、以下のような交渉術が考えられます。
価格交渉は、専門的な知識や経験が必要となる場合があります。 以下の場合は、専門家への相談を検討しましょう。
相談すべき専門家としては、弁護士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどが挙げられます。 弁護士は、法的観点から、不動産鑑定士は、物件の価値を専門的な視点から、ファイナンシャルプランナーは、資金計画の観点から、それぞれアドバイスをしてくれます。
今回の質問に対する重要なポイントをまとめます。
今回のケースでは、不動産仲介業者の提案を鵜呑みにせず、ご自身の希望価格と、その根拠を明確にすることが重要です。 状況を冷静に分析し、積極的に交渉することで、納得のいく価格での購入を目指しましょう。
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