- Q&A
任意売却物件の購入検討中、建物の構造問題発覚!どうすれば?

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【背景】
【悩み】
マイホーム購入は、人生における大きな決断の一つです。特に中古物件の場合、建物の状態をしっかりと把握することが重要になります。
今回のケースでキーワードとなる「任意売却」について説明します。「任意売却」とは、住宅ローンなどの返済が困難になった場合、債権者(お金を貸した人)の合意を得て、不動産を売却する方法です。競売よりも高い価格で売却できる可能性があるため、売主にとってもメリットがあります。
次に、建物の状態についてです。中古物件では、建物の劣化や不具合がつきものです。特に、今回のように築12年の木造3階建ての場合、様々な部分に問題が発生している可能性があります。壁の亀裂は、建物の構造に影響を与える可能性があり、注意が必要です。
今回のケースでは、まだ契約前であり、手付金も支払っていない状況です。この場合、買主(あなた)には、契約を白紙に戻す選択肢があります。ただし、売主との交渉次第では、より良い条件で契約できる可能性もあります。
まず、専門家による建物の診断結果を待ちましょう。その結果を踏まえて、以下の選択肢を検討することになります。
いずれの選択肢を選ぶにしても、専門家のアドバイスと売主との誠実な話し合いが重要です。
中古物件の売買契約においては、「瑕疵担保責任」または「契約不適合責任」が関係してきます。2020年4月の民法改正により、瑕疵担保責任は「契約不適合責任」に変わりました。これは、売主が負う責任の範囲が広がり、買主の保護が強化されたことを意味します。
今回のケースでは、建物の構造上の問題が「契約不適合」に該当する可能性があります。契約不適合とは、契約内容と異なる状態のものを引き渡した場合に、売主が負う責任のことです。
具体的には、以下の点が重要になります。
今回のケースでは、売主が建物の問題点を事前に告知していなかった場合、売主は責任を負う可能性が高まります。
今回のケースでは、不動産会社が仲介のみであり、売主と買主の間に入って契約をサポートする役割を担っています。不動産会社は、物件の状態を調査し、買主に正確に伝える義務があります。
しかし、不動産会社は、専門家ではないため、建物の構造的な問題まで詳細に把握しているとは限りません。今回のケースのように、壁の亀裂について、不動産会社が「コーキングで補修すれば良い」と説明していた場合、その情報が正確でない可能性もあります。
不動産会社は、あくまで仲介者であり、建物の瑕疵(かし)に対する責任は、基本的に売主にあります。ただし、不動産会社が故意に事実を隠したり、虚偽の説明をしたりした場合は、損害賠償責任を負う可能性があります。
今回のケースでは、売主との交渉が重要になります。交渉を円滑に進めるためには、以下の点を意識しましょう。
具体例として、以下のような交渉が考えられます。
今回のケースでは、以下の専門家への相談を検討しましょう。
専門家への相談は、客観的な視点から問題点を把握し、適切な対応策を講じるために重要です。また、専門家のアドバイスは、将来的なトラブルを回避するためにも役立ちます。
今回のケースでは、任意売却物件の購入を検討中に、建物の構造上の問題が発覚しました。契約前に、専門家による診断結果を待ち、売主との交渉や法的アドバイスを参考に、最善の選択をすることが重要です。
以下に、今回の重要ポイントをまとめます。
マイホーム購入は、人生における大きな決断です。慎重に検討し、後悔のない選択をしてください。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック