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会社資産と財産分与:株式保有割合と離婚時の権利【徹底解説】

【背景】
夫と離婚を考えています。夫は個人名義の資産はほとんど持っていませんが、経営している会社の資産は豊富です。私はその会社の株式を50%または51%保有しています。

【悩み】
この株式を財産分与として受け取れるのか、また、株式保有割合が離婚時の財産分与にどれくらい有利に働くのか知りたいです。夫が会社の代表取締役なので、私が株式を保有していなければ、財産分与は絶望的なのでしょうか?

株式保有割合は有利に働きますが、強制的な財産分与はできません。裁判での判断が必要です。

会社の資産と財産分与:基本的な考え方

まず、財産分与とは、離婚時に夫婦で築いた財産を公平に分割することです(民法760条)。 夫婦が共同で生活を営む中で得た財産が対象となります。 夫の会社の資産は、夫個人のものとは必ずしも限りません。 夫が個人事業主であれば、事業の資産は個人の財産とみなされるケースが多いですが、株式会社であれば、会社は夫個人とは別の法人格(独立した存在として法律上認められていること)を持つため、会社の資産と夫の個人資産は区別されます。

今回のケースにおける財産分与

ご質問のケースでは、ご自身が会社の株式を50%または51%保有していることが重要です。 これは、会社の資産に対する権利を間接的に保有していることを意味します。 しかし、この株式を「強制的に」財産分与として取得できるわけではありません。 離婚裁判において、裁判所が夫婦の状況や財産の状況などを総合的に判断し、公平な財産分与を決定します。 株式の評価額(株式の市場価値や将来的な収益性などを考慮した価値)も重要な要素となります。

関係する法律:民法と会社法

財産分与に関する法律は民法760条です。 また、会社の株式に関する法律は会社法です。 離婚裁判では、これらの法律に基づいて、公平な財産分与が求められます。 裁判所は、株式の評価方法、会社の経営状況、今後の見通しなどを考慮して、最終的な財産分与の方法と額を決定します。

誤解されがちなポイント:株式保有割合と財産分与

株式を50%以上保有しているからといって、必ずその株式を全額財産分与として受け取れるとは限りません。 裁判所は、夫婦間の貢献度や、他の財産の存在なども考慮します。 また、株式の評価額が正確に算出されることも重要です。 株式の評価は専門的な知識が必要なため、誤解しやすい点です。

実務的なアドバイスと具体例

離婚協議がまとまらない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、株式の評価、財産分与の交渉、裁判手続きなどをサポートしてくれます。 例えば、ご自身が51%の株式を保有している場合でも、夫側の貢献度や他の財産状況によっては、株式の一部を財産分与として受け取る、もしくは現金による代替を受け取るといった解決になる可能性もあります。

専門家に相談すべき場合

株式の評価や財産分与の交渉は、法律や財務に関する専門知識が必要なため、複雑で難しい場合があります。 特に、会社経営に関連する財産分与は、専門家の助言なしには解決が困難なケースが多いです。 離婚を考えている場合、弁護士や税理士などの専門家に相談することを強くお勧めします。

まとめ:株式保有は有利だが、専門家の助言が不可欠

会社の株式を保有していることは、離婚時の財産分与において有利に働く可能性が高いです。 しかし、必ずしも希望通りに財産分与が進むとは限りません。 公平な解決のためには、弁護士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。 専門家の助けを借りることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。

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