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住宅ローンの保証人、義兄の二世帯住宅で必要? デメリットと注意点

【背景】

  • 義兄が結婚し、義両親との二世帯住宅を新築予定。
  • 住宅ローンの保証人について、質問者が不安を感じている。
  • 夫が保証人を頼まれる可能性があり、質問者も近いうちに家を建てる予定。

【悩み】

  • 義兄の住宅ローンに保証人が必要なのか知りたい。
  • 夫が保証人になった場合の、金銭的なリスクやデメリットを知りたい。
  • 自分たちの住宅ローンへの影響がないか不安。
住宅ローンの保証人は、原則必要です。保証人になるデメリットを理解し、慎重に判断しましょう。

住宅ローンの保証人って何? 基本的な知識を整理

住宅ローンの保証人とは、住宅ローンを借りた人(債務者)が、万が一ローンの返済ができなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人のことです。簡単に言うと「肩代わりする人」ですね。保証人には、連帯保証人と保証人の2種類があります。

連帯保証人は、債務者と同じように、全額を返済する義務を負います。一方、保証人は、債務者が返済できない場合に、まず債務者の財産から回収を試みてから、残りの金額を返済する義務を負います。住宅ローンの場合は、連帯保証人が一般的です。

住宅ローンを組む際には、金融機関は、債務者の返済能力を審査します。しかし、何が起こるかわからないのが人生です。病気やリストラなどで、返済が滞ることも考えられます。そこで、保証人を立てることで、金融機関は貸し倒れのリスクを減らそうとするのです。

保証人には、親や兄弟、親族などがなることが多いですが、最近では保証会社を利用するケースも増えています。保証会社は、債務者が返済できなくなった場合に、金融機関に代位弁済(代わりに返済すること)を行います。そして、保証会社は、債務者に対して返済を請求します。

義兄の住宅ローン、保証人は本当に必要?

住宅ローンの保証人は、基本的に必要です。特に、義兄のようなケースでは、金融機関は保証人を求める可能性が高いでしょう。その理由は、義兄が契約社員であること、義父が自営業であること、そして二世帯住宅であることなどが挙げられます。

  • 契約社員であること:正社員に比べて、収入が不安定であると見なされる可能性があります。
  • 自営業であること:収入が変動しやすく、業績によって返済能力が左右される可能性があります。
  • 二世帯住宅であること:住宅ローンの金額が高額になる傾向があり、リスクも大きくなるため、金融機関はより慎重になります。

ただし、金融機関によっては、保証会社を利用することで、保証人を不要とすることもあります。義兄が住宅ローンを申し込む際に、金融機関に確認してみることをおすすめします。

保証人になることのリスクと注意点

保証人になるということは、大きなリスクを背負うことになります。万が一、義兄が住宅ローンの返済を滞らせた場合、夫は代わりに返済する義務を負うことになります。これは、非常に大きな金銭的な負担となる可能性があります。

具体的なリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 借金の肩代わり:義兄の住宅ローンの残高を、すべて返済しなければならない可能性があります。
  • 信用情報の悪化:保証人が返済した場合、信用情報に傷がつき、将来的に住宅ローンやクレジットカードの審査に影響が出る可能性があります。
  • 法的トラブル:返済を巡って、義兄との間で法的トラブルに発展する可能性もあります。

これらのリスクを考えると、保証人になることは、慎重に検討する必要があります。特に、自分たちも住宅ローンを組む予定がある場合は、なおさらです。夫が保証人になった場合、自分たちの住宅ローンの審査に影響が出る可能性もあります。

保証人になる前に確認すべきこと

もし、夫が義兄の住宅ローンの保証人になることになった場合、以下の点を確認しておくことが重要です。

  • ローンの金額:住宅ローンの金額がどれくらいなのか、正確に把握しましょう。
  • 返済計画:義兄の返済計画を確認し、無理のない計画であるか、一緒に確認しましょう。
  • 義兄の収入と安定性:義兄の現在の収入や、将来的な収入の見込みについて、詳しく聞いておきましょう。
  • 保証期間:保証期間がどのくらいなのか、確認しておきましょう。
  • 他の保証人の有無:他の保証人がいるのか、いる場合は誰なのかを確認しましょう。

これらの情報を確認することで、保証人になることのリスクをある程度把握し、適切な判断をすることができます。

住宅ローンの保証に関する法律

住宅ローンの保証に関する法律としては、民法が関係してきます。民法では、保証人の権利と義務について規定されています。例えば、保証人は、債務者の債務を履行する義務を負いますが、債務者に対して、求償権(代わりに返済したお金を請求する権利)を持つことができます。

また、2020年4月1日に施行された改正民法では、保証契約に関する規定が改正されました。主な改正点としては、以下の点が挙げられます。

  • 個人根保証契約の極度額設定の義務化:個人が事業者の保証人になる場合、保証する金額の上限(極度額)を定めることが義務付けられました。
  • 情報提供義務の強化:保証人に対して、債務者の財産状況や債務の内容について、情報提供が義務付けられました。

これらの改正により、保証人の保護が強化されています。

実務的なアドバイスと具体例

もし、夫が保証人になることを検討している場合、以下の点に注意しましょう。

  • 専門家への相談:弁護士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、アドバイスを受けることをおすすめします。
  • 保証契約の内容確認:保証契約の内容をよく確認し、不明な点があれば、金融機関に質問しましょう。
  • 万が一の場合の対策:万が一、義兄が返済できなくなった場合の対策を、事前に考えておきましょう。例えば、義兄と話し合い、返済計画を見直す、または、弁護士に相談するなどの方法があります。

具体例として、夫が義兄の住宅ローンの保証人になったものの、義兄が病気で仕事を辞め、返済が滞ってしまったケースを考えてみましょう。この場合、夫は、金融機関から返済を請求されることになります。夫は、義兄と話し合い、返済計画を見直す、または、弁護士に相談するなど、様々な方法を検討する必要があります。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、弁護士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをおすすめします。

  • 保証人になることについて、不安がある場合:専門家は、保証人になることのリスクや注意点について、詳しく説明してくれます。
  • 保証契約の内容について、理解できない場合:専門家は、保証契約の内容を分かりやすく解説してくれます。
  • 義兄との間で、トラブルが発生した場合:専門家は、法的アドバイスや、解決策を提案してくれます。
  • 自分たちの住宅ローンへの影響が心配な場合:専門家は、自分たちの住宅ローンへの影響について、アドバイスをしてくれます。

専門家に相談することで、適切なアドバイスを受け、安心して判断することができます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回の質問に対する重要なポイントをまとめます。

  • 住宅ローンの保証人は、原則として必要です。
  • 保証人になることは、大きなリスクを伴います。
  • 保証人になる前に、ローンの金額、返済計画、義兄の収入などを確認しましょう。
  • 専門家(弁護士やファイナンシャルプランナー)に相談し、アドバイスを受けることをおすすめします。
  • 保証人になることのメリットとデメリットを比較検討し、慎重に判断しましょう。

義兄の住宅ローンの保証人になるかどうかは、非常に重要な決断です。リスクを十分に理解し、専門家のアドバイスを受けながら、慎重に判断してください。

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