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住宅ローンの抵当権と売却:知っておきたい権利と手続き

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住宅ローンを組んでいると、当然、借入先に抵当権(担保として不動産に設定される権利)が設定されていますよね。この抵当権が付いたまま、借入先の許可なく家を売却することはできるのでしょうか?もし売却できたとしても、売却代金はきちんと自分に支払われるのでしょうか?残りの住宅ローンはどうなるのか、不安です。
住宅ローンを組む際、銀行などの金融機関は、ローンの返済が滞った場合に備え、担保として不動産に「抵当権」を設定します。(抵当権:債務者が債権者に対して債務の履行を担保するために、特定の不動産を担保として提供する権利)簡単に言うと、ローンの返済が滞ったら、金融機関がその不動産を売却して、ローンを回収できる権利のことです。抵当権が設定されている不動産は、所有者であっても自由に処分することができません。
質問者様のように、住宅ローンが残っている状態でも、家を売却することは可能です。ただし、売却には金融機関の同意が必要になります。売却後、売却代金からまず住宅ローンの残債が支払われ、残りが質問者様に支払われます。
売却にあたっては、まず金融機関に売却の意思を伝え、手続きについて相談する必要があります。金融機関は、売却価格がローンの残債を上回っているかを確認し、売買契約の内容を審査します。問題なければ、売買契約の締結に同意し、売買代金の精算を行います。
抵当権に関する規定は、民法(民法第370条以下)に定められています。抵当権は、不動産登記簿に登記することで効力が発生します。売買契約が成立すると、金融機関は抵当権抹消の手続きを行い、登記簿から抵当権が消滅します。
抵当権が設定されている不動産を、金融機関の同意なく勝手に売却することはできません。これは違法行為となり、法的責任を問われる可能性があります。必ず金融機関と相談し、合意を得た上で売却手続きを進める必要があります。
住宅ローンの残債を考慮した上で、適切な売却価格を設定することが重要です。そのためには、不動産会社に相談し、市場価格の調査や売却戦略のアドバイスを受けることが有効です。不動産会社は、金融機関との交渉や売買契約の手続きなどもサポートしてくれます。
売買契約の内容が複雑であったり、金融機関との交渉が難航したりする場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを回避し、スムーズに売却を進めることができます。
住宅ローンが残っていても、金融機関の同意を得れば家を売却できます。売却代金からローンの残債が支払われた後、残りが所有者に支払われます。しかし、勝手に売却することはできません。不動産会社や専門家の力を借りながら、適切な手続きを進めることが重要です。 金融機関との良好なコミュニケーションを保ち、売買契約の内容をしっかりと理解することが、円滑な売却に繋がります。
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