住宅ローンの本審査ってどんなことするの?
住宅ローンの本審査は、事前審査を通過した後に、金融機関が実際にお金を貸しても良いか最終的に判断する重要な手続きです。事前審査よりもさらに詳細な調査が行われ、ローンの可否だけでなく、融資額や金利などが決定されます。
今回のケースへの直接的な回答
今回のケースでは、夫の年収330万円に対し、1920万円の借り入れを検討しています。一般的に、住宅ローンの借入額は年収の5〜7倍程度が目安とされていますが、個々の状況によって異なります。本審査では、夫の収入や信用情報、物件の価値などが総合的に評価されます。保証人については、金融機関の判断によりますが、借入額や年収によっては必要となる可能性があります。
関係する法律や制度
住宅ローンに関わる主な法律や制度としては、以下のものがあります。
- 民法: 金銭消費貸借契約(お金を借りる契約)に関する基本的なルールを定めています。
- 金融商品取引法: 金融商品の販売に関するルールを定めており、住宅ローンの説明や契約においても適用されます。
- 住宅ローン控除(減税制度): 住宅ローンを利用している人が、一定の条件を満たすと所得税や住民税が軽減される制度です。
誤解されがちなポイント
住宅ローンに関する誤解として、以下のようなものがあります。
- 「事前審査に通れば、必ず本審査も通る」: 事前審査はあくまで簡易的な審査であり、本審査ではより詳細な調査が行われるため、必ずしも本審査に通るとは限りません。
- 「頭金が多いほど有利」: 頭金が多いことは有利に働く場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。ローンの総額が減ることで、月々の返済額が減り、審査が通りやすくなる可能性があります。
- 「金利が低いほど良い」: 金利だけでなく、手数料や保証料なども含めた総支払額で比較することが重要です。
実務的なアドバイスと具体例
住宅ローンの本審査をスムーズに進めるためのアドバイスをいくつかご紹介します。
- 必要書類の準備: 収入証明書(源泉徴収票など)、本人確認書類、物件に関する書類など、金融機関から指示された書類を事前に準備しておきましょう。
- ローンの種類: 金利タイプ(固定金利、変動金利など)や返済期間など、自分に合ったローンを選びましょう。
- 他のローンを整理する: 現在、他のローン(カードローンや車のローンなど)がある場合は、本審査前にできる限り整理しておきましょう。
- 資金計画: 月々の返済額だけでなく、諸費用や将来的な支出も考慮した資金計画を立てましょう。
今回のケースで具体的に考えてみましょう。夫の年収から考えると、1920万円の借り入れは、少し厳しいかもしれません。しかし、勤続年数が長く、これまでのローンの返済状況が良いこと、また、物件が新築であることなどがプラスに評価される可能性があります。金融機関によっては、妻のパート収入を考慮してくれる場合もありますが、産休に入る予定であることを考えると、あまり期待しない方が良いかもしれません。
具体例:
Aさんの場合、年収400万円で、2000万円の住宅ローンを検討しています。事前審査には通り、本審査に進むことになりました。Aさんは、過去にクレジットカードの支払いを遅延したことがありましたが、現在は完済しています。本審査の結果、過去の支払いの遅延が考慮され、当初希望していた金利よりも少し高い金利で融資が承認されました。Aさんは、金利が上がったことで、月々の返済額が増えることになりましたが、無事に住宅ローンを借りることができました。
専門家に相談すべき場合とその理由
以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
- 住宅ローンに関する知識が不足している場合: 住宅ローンの種類や金利、審査基準など、専門的な知識が必要な場合があります。
- 複数の金融機関を比較検討したい場合: 多くの金融機関の中から、自分に合ったローンを選ぶのは大変です。
- ローンの審査に不安がある場合: 過去にローンの返済でトラブルがあったり、収入に不安がある場合は、専門家のアドバイスを受けることで、審査に通る可能性を高めることができます。
今回のケースでは、住宅ローンに関する知識が不足しているとのことですので、住宅ローンアドバイザーなどの専門家に相談することをおすすめします。専門家は、個々の状況に合わせて、最適なローンの選び方や審査対策についてアドバイスをしてくれます。
まとめ
今回の重要ポイントをまとめます。
- 住宅ローンの本審査では、収入、信用情報、物件の価値などが詳細に審査されます。
- 今回のケースでは、夫の年収と借入額から、保証人が必要になる可能性があります。
- 住宅ローンの知識が不足している場合は、専門家に相談することをおすすめします。
- ローンの種類、金利タイプ、返済期間などを比較検討し、自分に合った住宅ローンを選びましょう。
住宅ローンの審査は、人生における大きな決断です。焦らず、しっかりと情報を集め、自分にとって最適な選択をしてください。

