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住宅ローンは単独?ペアローン?賢い選択でマイホームを実現!中古一戸建て購入におけるローン選びの徹底解説

【背景】
* 2600万円の中古一戸建てを購入予定
* 諸費用+頭金は自己資金で用意済み
* 住宅ローンは2000万円の借入れを予定
* 銀行の事前審査、本審査は通過済み
* 単独ローンとペアローンで迷っている

【悩み】
不動産屋さんはペアローンを勧めていますが、ネットの情報では手数料が倍になり控除額では元が取れないという意見もあり、どちらが得なのか判断できません。来週銀行との打ち合わせがあるので、それまでに考えをまとめておきたいです。

単独ローンとペアローン、それぞれメリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な選択を!

住宅ローンの種類:単独ローンとペアローンの違い

住宅ローンには大きく分けて、単独ローンとペアローンがあります。単独ローンは、ローンを組む人が一人だけの場合で、ペアローンは、2人以上で連帯債務者(※連帯債務者とは、借金の返済責任を複数人で連帯して負う人のことです。)となってローンを組む場合です。今回のケースでは、ご本人と奥様の2人でローンを組むことを検討されています。

単独ローンとペアローンのメリット・デメリット

  • 単独ローン
    • メリット:手続きがシンプルで、ローン審査も比較的スムーズです。また、返済能力が認められれば、高額な融資を受けることも可能です。
    • デメリット:返済が困難になった場合、ご本人だけが責任を負うことになります。また、住宅ローン控除の額も、ご本人分の所得に応じて制限されます。
  • ペアローン
    • メリット:2人の収入を合算して審査されるため、より高額な融資を受けやすかったり、金利が低くなる可能性があります。また、住宅ローン控除も2人分受けられるため、控除額が大きくなります。
    • デメリット:手続きが複雑になる可能性があります。また、どちらか一方が返済できなくなった場合でも、もう一方が責任を負うことになります。さらに、ローン手数料が単独ローンよりも高くなるケースもあります。

住宅ローン控除について

住宅ローン控除とは、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、一定の金額を所得税から控除できる制度です。※所得税から控除される金額は、借り入れた金額や返済期間、所得によって異なります。 ペアローンでは、2人分の所得に応じて控除額が大きくなる可能性があります。しかし、控除額だけでペアローンのメリット・デメリットを判断するのは危険です。

手数料や金利について

ペアローンでは、単独ローンと比較して手数料が高くなるケースがあります。これは、審査や手続きの手間が増えるためです。また、金利についても、必ずしもペアローンの方が低くなるとは限りません。銀行によって異なるため、事前に確認が必要です。

実務的なアドバイス

単独ローンとペアローン、どちらが良いかは、ご自身の収入や返済能力、リスク許容度によって異なります。

* 収入が安定していて、単独でも十分に返済できると確信できる場合は、単独ローンでも問題ありません。
* 収入が不安定な場合や、リスクを分散したい場合は、ペアローンが安心です。
* 奥様の収入や信用情報も考慮して、銀行担当者とじっくり相談しましょう。
* ローンシミュレーションを行い、月々の返済額や総返済額を比較検討することも重要です。

専門家に相談すべき場合

ご自身の状況を客観的に判断しづらい場合や、複雑な金融商品を理解できない場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、個々の状況に合わせた最適なプランを提案してくれます。

まとめ

単独ローンとペアローン、どちらを選ぶかは、ご自身の状況とリスク許容度を考慮して慎重に判断する必要があります。住宅ローン控除のメリットだけでなく、手数料や金利、返済能力なども総合的に検討し、銀行担当者と十分に相談して最適な選択をしてください。 将来にわたって安心して暮らせるマイホーム選びを成功させましょう!

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