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住宅ローン事前審査、過去の延滞で不承認…事故情報と審査のポイントを解説

【背景】
・ 夫が過去にクレジットカードの支払いを延滞していた。
・ 2年前に信用情報機関(CIC、JICCなど)を開示し、事故情報として「異動」と記載されていた。
・ 延滞から完済後6年経過しており、住宅ローン審査は問題ないと思っていた。
・ 事前審査を2社受けたが、どちらも不承認となった。

【悩み】
・ 完済から6年経っても住宅ローン審査に通らないのはなぜか知りたい。
・ クレジットカードの事故情報は、どのくらいで消えるのか不安。
・ 今後、住宅ローンを組むために、何ができるのか知りたい。

過去の延滞があると、完済から7~10年程度経過しないと審査通過は難しい場合があります。
信用情報の確認と、今後の対策を検討しましょう。

信用情報と住宅ローン審査の基礎知識

住宅ローンを申し込む際、金融機関は必ずあなたの「信用情報」を確認します。信用情報とは、あなたのクレジットカードやローンの利用状況、支払い状況などを記録したものです。

信用情報は、主に以下の3つの信用情報機関に登録されています。

  • CIC(Credit Information Center): 主にクレジットカード会社や信販会社が加盟。
  • JICC(Japan Credit Information Reference Center): 消費者金融会社などが加盟。
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター): 銀行や信用組合などが加盟。

これらの機関は、あなたの信用情報を共有しており、金融機関は審査の際にこれらを参照します。信用情報には、ローンの契約内容、支払い状況、延滞の有無などが記録されています。もし過去に延滞などの金融事故を起こしていると、「事故情報」として記録され、住宅ローンの審査に影響を与える可能性があります。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、ご主人が過去にクレジットカードの支払いを延滞し、事故情報として「異動」という記録が残っていることが、住宅ローン審査に通らなかった主な原因と考えられます。「異動」とは、長期延滞や債務整理など、信用情報の中でも特にネガティブな情報です。

一般的に、この異動情報は完済後5年を超えても記録が残ることが多く、金融機関によっては7年から10年程度経過しないと、住宅ローンの審査に通らない場合があります。ご主人の場合、完済から6年経過しているものの、審査に通らなかったのは、まだ事故情報が消えていなかったか、金融機関がより慎重に審査したためと考えられます。

関係する法律や制度

信用情報に関する法律としては、「個人情報の保護に関する法律」があります。この法律は、個人の信用情報が適切に管理され、不当に利用されないようにするためのものです。信用情報機関は、この法律に基づいて信用情報を管理し、金融機関に提供しています。

また、住宅ローンの審査基準は、金融機関によって異なります。各金融機関は、独自の審査基準に基づいて、融資の可否を判断します。そのため、ある金融機関で審査に通らなくても、他の金融機関では審査に通る可能性もあります。

誤解されがちなポイントの整理

・ 完済すればすぐに信用情報は回復するわけではない
多くの人が、「完済すればすぐに信用情報はきれいになる」と誤解しがちです。しかし、実際には、完済後も一定期間は事故情報が記録されます。

・ 信用情報は開示請求できる
自分の信用情報は、信用情報機関に開示請求することで確認できます。

・ 信用情報機関によって保有期間が異なる
信用情報の保有期間は、信用情報機関や情報の種類によって異なります。例えば、CICでは、異動情報は完済から5年を超えても記録されることがあります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

1. 信用情報の確認: まずは、ご主人の信用情報をCIC、JICC、KSCの3つの機関に開示請求し、現在の状況を確認しましょう。インターネットや郵送で簡単に開示請求ができます。開示された情報に誤りがないか確認し、もし誤りがあれば、各機関に訂正を申し出ることができます。

2. 金融機関への相談: 住宅ローンを検討している金融機関に、過去の延滞について正直に相談しましょう。金融機関によっては、状況に応じて柔軟に対応してくれる場合があります。例えば、頭金を多めに用意したり、保証会社の保証を利用したりすることで、審査に通る可能性が高まることもあります。

3. クレジットカードの利用を控える: 住宅ローンの審査期間中は、クレジットカードの利用を控えましょう。クレジットカードの利用状況は、信用情報に影響を与える可能性があります。特に、リボ払いや分割払いなどの利用は避け、一括払いを心がけましょう。

4. 信用力の回復に努める: 住宅ローン審査に通るためには、信用力の回復に努めることが重要です。具体的には、公共料金や携帯電話料金の支払いを遅滞なく行う、少額のローンを組んできちんと返済するなどの方法があります。これらは、信用情報を良くするための「クレヒス(クレジットヒストリー)」を作るのに役立ちます。

5. 専門家への相談: 住宅ローンの審査や信用情報について、不安な点がある場合は、専門家であるファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談することも有効です。専門家は、あなたの状況に合わせて、適切なアドバイスをしてくれます。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 信用情報の見方がよくわからない場合: 信用情報に記載されている内容が難解で、自分だけでは判断できない場合。
  • 住宅ローンの審査に不安がある場合: 過去の延滞などがあり、住宅ローンの審査に通るか不安な場合。
  • 複数の金融機関を比較したい場合: どの金融機関が自分に適しているのか、比較検討したい場合。
  • 今後の対策についてアドバイスが欲しい場合: 信用情報の回復や、住宅ローン審査に通るための具体的な対策についてアドバイスが欲しい場合。

専門家は、あなたの状況に合わせて、最適なアドバイスをしてくれます。また、住宅ローンの審査に関する最新の情報や、金融機関の動向についても詳しいので、安心して相談できます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、過去のクレジットカード延滞が原因で、住宅ローンの事前審査に通らなかったと考えられます。

住宅ローンの審査においては、過去の金融事故が大きな影響を与えることがあります。完済から一定期間が経過すれば、事故情報は消える可能性がありますが、金融機関によっては、より長い期間を審査対象とする場合もあります。

住宅ローン審査に通るためには、まず自分の信用情報を確認し、金融機関に相談することが重要です。また、信用力の回復に努め、専門家のアドバイスを受けることも有効です。諦めずに、適切な対策を講じることで、住宅ローンの審査に通る可能性を高めることができます。

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