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住宅ローン分割実行中に就業状況が変わったら?融資はどうなる?

質問の概要

都市銀行で住宅ローンを組んで注文住宅を建てる予定です。

【背景】

  • 土地と建物の費用を全額ローンで融資してもらう予定です。
  • 土地の融資は既に実行済みです。
  • 建物は、着工時、上棟時、竣工時に分割して融資を受ける予定です(つなぎ融資ではありません)。

【悩み】

  • 竣工時の融資実行前に、会社の倒産などで無職になったり、転職を余儀なくされた場合、融資はどうなるのか心配です。
  • 例えば、着工時は問題なくても、上棟時や竣工時に就業状況が変わっていた場合、融資は受けられるのでしょうか?
  • 注文住宅は建築期間が長いので、万が一のことが不安で質問しました。
融資実行前に就業状況が変わると、再審査となり、融資が受けられなくなる可能性が高いです。

住宅ローンと分割融資の基本

住宅ローンは、家を建てるためのお金を金融機関から借りる契約です。注文住宅の場合、一度に大きな金額を借りるのではなく、工事の進捗に合わせて分割して融資を受ける「分割実行」という方法が一般的です。

この分割実行は、住宅ローンの種類の一つであり、特に注文住宅の建築においてよく利用されます。建物が完成するまでに時間がかかるため、工事の各段階(着工時、上棟時、竣工時など)に合わせて資金を融資することで、建築主の資金繰りを助ける役割があります。

分割融資のメリットは、必要な時に必要な金額だけを借りられることです。これにより、金利の負担を抑えることができます。しかし、融資の実行ごとに金融機関による審査が行われるため、融資実行前に就業状況や信用情報に変化があった場合、融資が受けられなくなるリスクも伴います。

分割融資実行前の就業状況変化の影響

住宅ローンを組む際には、金融機関による審査があります。この審査では、借り手の収入、職業、信用情報などが評価されます。融資実行前に就業状況が変わると、この審査内容が変化するため、融資に影響が出る可能性があります。

具体的には、以下の点が問題となる可能性があります。

  • 収入の減少:転職や失業により収入が減ると、ローンの返済能力が低下したと判断される可能性があります。
  • 職業の変更:安定した収入が見込める職業から、収入が不安定な職業に変わった場合も、返済能力への影響が懸念されます。
  • 信用情報の変化:ローンの滞納など、信用情報に問題が生じた場合、融資が受けられなくなる可能性が高まります。

金融機関は、ローンの返済が滞るリスクを最小限に抑えるために、審査を厳格に行います。そのため、融資実行前に就業状況が変わった場合、再審査が行われるのが一般的です。

関係する法律や制度

住宅ローンに関する直接的な法律はありませんが、住宅ローンの契約は、民法(債権契約)に基づいて行われます。また、金融機関は、金融商品取引法などの関連法規を遵守する必要があります。

住宅ローン審査においては、個人信用情報機関(CIC、JICC、KSCなど)の信用情報が参照されます。これらの機関は、個人の信用情報(ローンの利用状況、返済履歴など)を管理しており、金融機関は、融資審査の際にこれらの情報を利用します。

住宅ローンの契約は、金融機関と借り手の間の契約であり、契約内容や条件は個別に定められます。契約内容をしっかりと確認し、疑問点があれば金融機関に確認することが重要です。

誤解されがちなポイント

住宅ローンに関する誤解として、よくあるのが「一度審査に通れば、その後は安心」というものです。しかし、分割融資の場合は、融資実行のたびに審査が行われる可能性があるため、注意が必要です。

また、「転職しても、収入が変わらなければ問題ない」と考える人もいますが、金融機関は、収入だけでなく、職業の安定性も重視します。転職によって、収入が一時的に減少したり、雇用形態が変わったりすると、審査に影響が出る可能性があります。

さらに、「つなぎ融資」と「分割融資」を混同しているケースも見られます。つなぎ融資は、住宅ローンの実行前に一時的に資金を借り入れるもので、分割融資とは異なります。つなぎ融資を利用する場合は、別途審査が必要になる場合があります。

実務的なアドバイスと具体例

万が一、融資実行前に就業状況が変わってしまった場合の対策について解説します。

  • 金融機関への相談:まず、速やかに金融機関に相談しましょう。状況を正直に伝え、今後の対応について指示を仰ぎましょう。金融機関によっては、状況に応じて柔軟な対応をしてくれる場合があります。
  • 転職先の情報提供:転職した場合は、転職先の雇用条件や収入に関する資料を提出し、返済能力があることを示しましょう。
  • 連帯保証人、担保の追加:返済能力に不安がある場合は、連帯保証人を立てたり、担保を追加したりすることで、融資を受けられる可能性を高めることができます。
  • 他の金融機関への相談:現在の金融機関での融資が難しい場合は、他の金融機関に相談することも検討しましょう。金融機関によって、審査基準や対応が異なる場合があります。

具体例として、Aさんは、注文住宅の建築中に、会社の倒産により失業してしまいました。Aさんは、すぐに金融機関に相談し、ハローワークで仕事を探していること、再就職に向けて努力していることを伝えました。金融機関は、Aさんの状況を考慮し、一定期間の猶予を与え、再就職後に改めて審査を行うことになりました。Aさんは、無事に再就職し、住宅ローンの融資を受けることができました。

専門家に相談すべき場合

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 融資が実行されず、資金繰りに困っている場合:弁護士やファイナンシャルプランナーに相談し、法的アドバイスや資金繰りのアドバイスを受けましょう。
  • 住宅ローンの契約内容について疑問がある場合:弁護士に相談し、契約内容の解釈や法的リスクについて確認しましょう。
  • 複数の金融機関のローンを比較検討したい場合:ファイナンシャルプランナーに相談し、最適な住宅ローン選びのサポートを受けましょう。

専門家は、個々の状況に応じたアドバイスを提供し、問題解決をサポートしてくれます。一人で悩まず、専門家の力を借りることも検討しましょう。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

住宅ローンの分割融資実行前に就業状況が変わると、融資が受けられなくなるリスクがあります。これは、金融機関がローンの返済能力を重視し、審査を厳格に行うためです。

万が一、就業状況が変わってしまった場合は、速やかに金融機関に相談し、状況を正直に伝えましょう。転職先の情報提供や、連帯保証人の手配など、できる限りの対策を講じることが重要です。

住宅ローンに関する疑問や不安がある場合は、専門家(弁護士、ファイナンシャルプランナーなど)に相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

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