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住宅ローン完済後、亡き妻との共同名義の抵当権抹消手続きについて徹底解説!費用や注意点も解説

【背景】
* 後半年で住宅ローンが完済予定です。
* 住宅は5年前に亡くなった妻との共同名義です。
* ローン完済後、抵当権の抹消手続きをしたいと考えています。

【悩み】
妻が亡くなっているため、抵当権の抹消手続きに支障があるか心配です。また、手続きを司法書士に依頼した場合、費用がどれくらいかかるのか知りたいです。

ローン完済後、相続手続きを経て抵当権抹消は可能です。費用は司法書士に依頼で3~10万円程度。

住宅ローン完済後の抵当権抹消手続き:基礎知識

住宅ローンを組む際、銀行は住宅を担保(抵当)として、抵当権を設定します(抵当権設定)。これは、ローンの返済が滞った場合に、銀行が住宅を売却してローンを回収できる権利です。ローン完済後は、この抵当権が不要になりますので、抹消手続きが必要になります。

今回のケースへの回答:亡き妻との共同名義の場合

ご質問のケースでは、ご自身がローン完済後、亡き妻名義の不動産の抵当権を抹消する必要があります。そのためには、まず妻の相続手続き(相続登記)を行い、ご自身が住宅の所有者であることを明確にする必要があります。相続手続きが完了すれば、その後抵当権抹消登記の手続きを進めることができます。

関係する法律:不動産登記法

抵当権の抹消手続きは、不動産登記法に基づいて行われます。この法律は、不動産の権利関係を明確にするための法律であり、抵当権の抹消もその重要な手続きの一つです。

誤解されがちなポイント:相続と抵当権抹消

相続手続きと抵当権抹消手続きは別物です。相続手続きは、亡くなった方の財産を相続人が引き継ぐ手続きです。抵当権抹消手続きは、担保として設定された抵当権を抹消する手続きです。どちらも必要ですが、順番に注意が必要です。先に相続手続きを行い、所有権を明確にした上で抵当権抹消手続きを行う必要があります。

実務的なアドバイスと具体例:司法書士への依頼

抵当権抹消手続きは、不動産登記に関する専門知識が必要なため、司法書士に依頼するのが一般的です。司法書士は、手続きに必要な書類の作成や、法務局への提出などを代行してくれます。費用は、司法書士事務所によって異なりますが、一般的には3万円~10万円程度です。手続きにかかる期間は、通常1週間~2週間程度です。

専門家に相談すべき場合:複雑な相続の場合

相続人が複数いる場合や、遺産分割協議が複雑な場合など、専門家のサポートが必要となるケースがあります。特に、遺産相続に係る争いが発生している場合や、不動産の価値が非常に高い場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。

まとめ:スムーズな手続きのために

住宅ローン完済後の抵当権抹消手続きは、相続手続きと合わせて行う必要があります。司法書士に依頼することで、手続きをスムーズに進めることができます。費用や手続き期間は、ケースによって異なりますので、事前に司法書士事務所に相談することをおすすめします。 早めの準備と専門家への相談が、安心した手続きを進める鍵となります。

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