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住宅ローン未払い!競売後の残金はどうなる?初心者向け解説

質問の概要

【背景】

  • 住宅ローンの支払いが滞ってしまいました。
  • 金融機関から競売(けいばい:裁判所を通して家を売ること)にかけられるという通知がきました。
  • 競売で家が売れた後、住宅ローンの残りの金額はどうなるのか不安です。

【悩み】

  • 競売で家が売れたお金で、住宅ローンの残りを全て返せるのか知りたいです。
  • もし残金が出たら、どのように扱われるのか教えてください。
競売で売却後、残債(ざんさい:残りの借金)があれば、原則として支払い義務が残ります。

競売ってなに?住宅ローン未払いの基礎知識

住宅ローンを滞納(たいのう:支払いを遅らせること)すると、最終的に家を失う可能性があります。そのプロセスが「競売」です。競売とは、住宅ローンの返済が滞った場合に、金融機関(お金を貸した側)が裁判所を通じて、その家を強制的に売却する手続きのことです。

競売は、住宅ローンを借りた人(債務者:お金を借りた人)にとって、非常に大きな影響があります。家を失うだけでなく、残った借金(残債)を返済し続けなければならない場合があるからです。競売の流れを簡単に説明すると、以下のようになります。

  • 1. 滞納の発生

    住宅ローンの支払いが遅れると、金融機関から督促状(とくそくじょう:支払いを促す手紙)が届きます。
  • 2. 期限の利益の喪失

    滞納が続くと、金融機関は「期限の利益」を失います。これは、分割払いの権利を失い、残りのローンを一括で支払わなければならない状態になることです。
  • 3. 競売の申し立て

    一括返済が難しい場合、金融機関は裁判所に競売を申し立てます。
  • 4. 競売開始の決定

    裁判所は競売を開始し、債務者に通知します。
  • 5. 競売の実施

    裁判所は、家の価値を評価し、入札(にゅうさつ:競売に参加すること)を行います。
  • 6. 売却と代金納付

    最も高い金額を提示した人が落札し、代金を支払います。
  • 7. 配当

    売却代金から、金融機関へのローンの返済や、固定資産税などの滞納分の支払いがされます。

競売後の残金はどうなる?今回のケースへの回答

競売で家が売れたとしても、住宅ローンの残高(残債)が全て返済できるとは限りません。家の売却価格が、ローンの残高よりも低い場合、不足分は「未払い金」として残ります。この未払い金は、原則として、引き続き支払う義務があります。

例えば、住宅ローンの残高が2000万円で、競売での売却価格が1500万円だった場合、500万円の未払い金が発生します。この500万円は、金融機関に対して引き続き支払う必要があります。ただし、債務者の状況によっては、減額交渉(げんがくこうしょう:金額を少なくしてもらう交渉)や、自己破産などの法的手段を検討することも可能です。

関係する法律や制度:債権回収と自己破産

住宅ローンの未払いと競売に関係する主な法律や制度を説明します。

  • 民法

    債務者がお金を返済する義務や、債権者(お金を貸した側)が債権を回収する権利について定めています。住宅ローンの契約も、この民法に基づいて行われます。
  • 担保権(たんぽけん)

    住宅ローンを借りる際に設定される「抵当権(ていとうけん)」は、担保権の一種です。抵当権は、債務者がローンの返済を滞った場合に、金融機関が担保となっている家を競売にかけて、優先的に債権を回収できる権利です。
  • 民事執行法

    競売の手続きに関するルールを定めています。競売の流れや、売却代金の配当方法などが規定されています。
  • 自己破産

    借金が返済不能になった場合に、裁判所に申し立てることで、原則として全ての借金の支払いを免除してもらう手続きです。ただし、自己破産には、一定の条件や制限があります。

誤解されがちなポイント:競売と自己破産の関係

競売と自己破産の関係について、よくある誤解を整理します。

  • 誤解1:競売になれば、借金は全てなくなる

    競売で家が売却されても、ローンの残高が全て返済できるとは限りません。残った借金は、原則として支払い義務が残ります。自己破産をしない限り、借金はなくなりません。
  • 誤解2:自己破産をすれば、全ての借金がなくなる

    自己破産をすると、原則として、税金や養育費など一部の借金を除いて、全ての借金の支払いが免除されます。しかし、自己破産には、一定の制限やデメリットがあります。例えば、信用情報機関に登録され、一定期間、新たな借入やクレジットカードの利用ができなくなる可能性があります。
  • 誤解3:競売になったら、もう何もできない

    競売開始後でも、諦める必要はありません。金融機関との交渉や、任意売却(にんいばいきゃく:金融機関の同意を得て、競売ではなく、自分で家を売却すること)など、様々な選択肢があります。専門家への相談も有効です。

実務的なアドバイス:残債への対処法と注意点

競売後の残債への対処法と、注意すべきポイントを説明します。

  • 1. 金融機関との交渉

    残債が残ってしまった場合でも、金融機関と交渉することで、支払方法を見直せる可能性があります。例えば、分割払いの期間を延長したり、毎月の支払額を減額したりできる場合があります。
  • 2. 任意売却の検討

    競売が開始される前に、金融機関の同意を得て、自分で家を売却する「任意売却」という方法もあります。任意売却の方が、競売よりも高く売れる可能性があり、残債を減らせる場合があります。
  • 3. 専門家への相談

    弁護士や司法書士などの専門家に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。自己破産の手続きや、金融機関との交渉なども、専門家が代行してくれます。
  • 4. 信用情報の確認

    自己破産をすると、信用情報に影響が出ます。自己破産後の生活設計を立てる上で、信用情報がどうなるのか、事前に確認しておくことが重要です。
  • 5. 今後の生活設計

    競売や自己破産を経験すると、今後の生活に大きな影響が出ます。家計の見直しや、新たな住まいの確保など、今後の生活設計をしっかりと立てることが大切です。

専門家に相談すべき場合とその理由

住宅ローンの問題で、専門家に相談すべき主なケースと、その理由を説明します。

  • 1. 住宅ローンの支払いが滞り始めた場合

    早めに専門家に相談することで、競売を回避するための対策を講じることができます。任意売却や、金融機関との交渉など、様々な選択肢を検討できます。
  • 2. 競売開始の通知が届いた場合

    競売が開始されても、まだ諦める必要はありません。専門家は、競売の手続きに関するアドバイスや、金融機関との交渉をサポートしてくれます。
  • 3. 残債の金額が高額で、返済が難しい場合

    自己破産などの法的手段を検討する必要がある場合、専門家は、手続きを代行し、あなたの権利を守ります。
  • 4. 法律や制度について詳しく知りたい場合

    住宅ローンに関する法律や制度は複雑です。専門家は、あなたの状況に合わせて、分かりやすく説明し、適切なアドバイスを提供します。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の話をまとめます。

  • 住宅ローンの支払いが滞ると、家が競売にかけられる可能性があります。
  • 競売で家が売れても、ローンの残高が全て返済できるとは限りません。
  • 残った借金(残債)は、原則として支払い義務が残ります。
  • 残債への対処法として、金融機関との交渉、任意売却、専門家への相談などがあります。
  • 自己破産は、借金の支払いを免除してもらうための法的手段ですが、様々な制限があります。
  • 住宅ローンの問題は、早めに専門家に相談することが大切です。

住宅ローンに関する問題は、一人で抱え込まず、専門家のアドバイスを受けながら、解決策を探っていくことが重要です。

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