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住宅ローン残債300万円、次のローンに組み込み&借り換えは可能?

質問の概要

【背景】

  • 30歳で2850万円の住宅ローンを組み、現在40歳で残債が約300万円です。
  • より広い物件への住み替えを検討しています。
  • 現住居を売却し、次の住宅ローンを組むのが一般的ですが、残債が少ないため、売却価格を高くしたいと考えています。
  • 現在の融資金融機関(Mほ銀行)に相談したところ、「残債を精算しないと次のローンは組めない」と言われました。
  • 年収は650万円(税込)、新規ローン希望額は3200万円(土地・家別購入)です。

【悩み】

  • 同一金融機関では、残債がある場合、売却後でなければ次のローンを組めないのか?
  • 他の金融機関で借り換える場合、現在の残債と新規ローンをまとめて借りることは可能か?
残債を整理後、他行への借り換えで、残債と新規ローンをまとめることは検討できます。

回答と解説

テーマの基礎知識(住宅ローンと借り換え)

住宅ローンは、住宅の購入資金を借り入れるためのローンです。一般的に、担保(抵当権)を設定し、毎月分割で返済していくのが基本です。借り換えとは、現在利用している住宅ローンよりも有利な条件(金利、返済期間など)で、他の金融機関のローンに切り替えることです。借り換えをすることで、総返済額を減らしたり、月々の返済額を減らしたりすることが期待できます。

住宅ローンの種類には、大きく分けて「固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利選択型」があります。それぞれ金利の変動リスクや返済額の安定性に違いがあります。また、住宅ローンには、団信(団体信用生命保険)への加入が必須となる場合がほとんどです。団信は、万が一、ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、住宅ローンの残高が保険金で支払われるというものです。

今回のケースへの直接的な回答

ご質問者様のケースでは、現在の住宅ローンの残債が約300万円と少額であるため、売却と同時に残債を清算し、新規の住宅ローンを組むことが、一般的な流れとなります。

Mほ銀行が「残債を清算しないと次のローンは組めない」と回答したのは、一般的な住宅ローンの仕組みに基づいたものです。住宅ローンは、原則として、対象となる不動産を担保として融資が行われるため、既存の住宅ローンが残っている状態で、新たな住宅ローンを組むことは、担保関係が複雑になるため、金融機関としてはリスクが高いと判断する傾向があります。

しかし、他の金融機関では、残債と新規の住宅ローンをまとめて借り換える「借り換えローン」という選択肢がある場合があります。この場合、既存の住宅ローンを完済し、新たなローンで住み替え先の住宅購入資金を賄うことができます。ただし、借り換えには審査があり、必ずしも希望通りにいくとは限りません。

関係する法律や制度

住宅ローンに関する主な法律は、民法(担保に関する規定など)や、金融機関が遵守すべき金融商品取引法などがあります。また、住宅ローンの審査においては、個人の信用情報(クレジットカードの利用状況や、過去のローンの返済履歴など)が重要な要素となります。信用情報機関(CIC、JICCなど)に登録されている情報は、住宅ローンの審査に大きく影響します。

住宅ローン控除(減税)は、住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合に、所得税や住民税が一定期間控除される制度です。借り換えの場合でも、一定の条件を満たせば、住宅ローン控除の適用を受けることができます。ただし、控除を受けるためには、確定申告が必要となります。

誤解されがちなポイントの整理

誤解1:「残債が少ないから、何とかなる」

残債が少ないことは有利に働く可能性がありますが、必ずしも「何とかなる」わけではありません。金融機関は、個々の事情だけでなく、総合的な判断で融資の可否を決定します。

誤解2:「借り換えは、必ずお得になる」

借り換えは、金利が下がるなど、メリットがある場合もありますが、手数料や諸費用がかかるため、必ずしもお得になるとは限りません。借り換えの際には、総返済額や月々の返済額だけでなく、手数料や諸費用も考慮して、総合的に判断する必要があります。

誤解3:「住宅ローンは、一度組んだら変更できない」

住宅ローンは、借り換えによって、より有利な条件に変更することができます。また、金利タイプを変更したり、返済期間を短縮したりすることも可能です。ただし、変更には、金融機関の審査が必要となります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

1. 複数の金融機関に相談する:

Mほ銀行だけでなく、他の金融機関にも相談し、借り換えローンの可能性を探ってみましょう。複数の金融機関を比較検討することで、より有利な条件を見つけられる可能性があります。インターネットで住宅ローン比較サイトなどを利用するのも有効です。

2. 専門家(FPなど)に相談する:

住宅ローンの専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することで、ご自身の状況に最適なアドバイスを受けることができます。FPは、住宅ローンの仕組みや、借り換えのメリット・デメリット、資金計画など、様々な角度からアドバイスをしてくれます。

3. 事前審査を受ける:

住宅ローンの本審査を受ける前に、事前審査を受けることをお勧めします。事前審査を受けることで、融資の可否や、融資可能額の目安を知ることができます。事前審査の結果によっては、資金計画を見直す必要も出てきます。

4. 売却価格を高くするための工夫をする:

現在の住居を高く売却するために、不動産会社と綿密に打ち合わせを行い、適切な販売戦略を立てましょう。内覧時の印象を良くするために、ハウスクリーニングやリフォームを検討するのも良いでしょう。複数の不動産会社に査定を依頼し、最も高い査定額を提示した会社に売却を依頼することも重要です。

具体例:

Aさんの場合、残債300万円の住宅ローンがあり、3000万円の物件への住み替えを検討しています。Aさんは、複数の金融機関に相談し、残債と新規の住宅ローンをまとめた借り換えローンを検討することにしました。いくつかの金融機関で事前審査を受けた結果、金利や融資条件などを比較検討し、最も有利な条件を提示した金融機関で借り換えを行うことにしました。Aさんは、売却活動も積極的に行い、希望価格に近い価格で売却することができ、住み替えを成功させました。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 住宅ローンの仕組みや、借り換えについて詳しく知りたい場合
  • 複数の金融機関の住宅ローンを比較検討したい場合
  • ご自身の資金計画に合った住宅ローンの組み方を知りたい場合
  • 売却とローンの手続きをスムーズに進めたい場合

専門家(ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、不動産会社など)に相談することで、専門的な知識と経験に基づいたアドバイスを受けることができます。専門家は、個々の状況に合わせて、最適な解決策を提案してくれます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、

  • 住宅ローンの残債が少ない場合でも、金融機関によっては、残債を清算しないと次のローンを組めない場合があります。
  • 他の金融機関では、残債と新規の住宅ローンをまとめた借り換えローンを利用できる可能性があります。
  • 借り換えを検討する際は、複数の金融機関に相談し、専門家にも相談することをお勧めします。
  • 売却価格を高くするための工夫も重要です。

ご自身の状況に合わせて、様々な選択肢を検討し、最適な方法で住み替えを実現しましょう。

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