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信用取引の代用有価証券は根抵当権と同じ?わかりやすく解説

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信用取引とは、証券会社からお金や株式を借りて行う株式取引のことです。
手元に資金がなくても、レバレッジ(てこの原理)を効かせて、より大きな金額の取引ができるのが特徴です。
しかし、借りたお金や株式を返済する必要があるため、リスクも伴います。
信用取引を行うためには、証券会社に担保を預ける必要があります。
この担保として認められるのが「代用有価証券」です。
代用有価証券とは、信用取引の担保として証券会社が認める、お客様が保有する株式などのことです。
具体的には、信用取引口座で保有している現物株などが該当します。
証券会社は、この代用有価証券を評価し、一定の割合(掛目)で担保価値を算出し、保証金として扱います。
質問にある「根抵当権」は、不動産を担保にする際に使われる権利です。
根抵当権は、将来発生する可能性のある不特定多数の債権(お金を貸したことによる権利など)をまとめて担保することができます。
例えば、銀行からお金を借りる際に、自宅を担保に入れる場合などが該当します。
代用有価証券と根抵当権は、どちらも担保として機能する点は共通していますが、その性質は大きく異なります。
信用取引では、お客様が保有する株式などの代用有価証券を担保として、証券会社からお金や株式を借りて取引を行います。
この担保となる代用有価証券は、証券会社によって評価され、一定の割合(掛目)で担保価値が算出されます。
例えば、保有している株式の時価が100万円で、掛目が80%の場合、担保価値は80万円となります。
この80万円が、信用取引を行う際の保証金として扱われます。
信用取引では、株価の変動によって、担保価値が変動します。
もし、株価が下落し、担保価値が不足する(担保割れ)と、証券会社から追加の担保を求められることがあります(追加保証金)。
追加保証金が期日までに支払われない場合、証券会社は、お客様の保有する代用有価証券を売却し、債権を回収することがあります。
掛目とは、代用有価証券の担保価値を算出する際に用いられる割合のことです。
掛目の割合は、株式の種類や市場の状況によって異なります。
一般的に、流動性の高い(売買が活発な)株式ほど、掛目は高くなります。
一方、値動きの激しい株式や、上場間もない株式などは、掛目が低くなる傾向があります。
掛目が低いということは、その株式の担保価値を低く評価するということです。
例えば、時価100万円の株式の掛目が50%の場合、担保価値は50万円となります。
掛目は、信用取引のリスク管理において重要な役割を果たしています。
証券会社は、掛目を適切に設定することで、お客様の信用リスクを管理し、自己資金を守っています。
信用取引において、株価の下落などによって担保価値が不足することを「担保割れ」といいます。
担保割れが発生した場合、証券会社は、お客様に対し、追加の担保(追加保証金)を請求します。
追加保証金が期日までに支払われない場合、証券会社は、お客様の保有する代用有価証券を売却し、債権を回収します。
この売却のことを「強制決済」といいます。
強制決済は、お客様にとって損失を確定させることになり、場合によっては、借金が残ってしまうこともあります。
信用取引を行う際には、担保割れや強制決済のリスクを十分に理解しておく必要があります。
信用取引や代用有価証券に関する主な法律や制度は以下の通りです。
代用有価証券に関して、よくある誤解を整理します。
信用取引を行う際の注意点や、代用有価証券に関する実務的なアドバイスをいくつか紹介します。
以下のような場合は、専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談することをおすすめします。
代用有価証券は、信用取引を行う際の担保として、お客様が保有する株式などを証券会社に預けるものです。
根抵当権とは異なり、所有権が移転することはありません。
信用取引を行う際には、代用有価証券の仕組みや、リスクについて十分に理解し、自身の資産状況に合った取引を行うことが重要です。
万が一、不明な点や不安な点がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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