• Q&A
  • 元夫が共有名義の家から出てくれない!売却やローンの問題解決

共有不動産・訳あり物件の無料相談
1 / -
売却を決めていなくても問題ありません。状況整理のご相談だけでもOKです。

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

元夫が共有名義の家から出てくれない!売却やローンの問題解決

質問の概要

【背景】

  • 2007年に離婚し、慰謝料のやり取りはなし。
  • 元夫と共有名義で購入した家に、元夫が住み続けている。
  • 売却に向けて話し合いはまとまったものの、元夫が引っ越しを拒否。
  • 質問者は既に家を出ている。
  • ローンの残高は約3600万円。
  • 購入時の頭金は質問者のみで、持分は質問者8割、元夫2割。
  • 元夫がローンと固定資産税を支払っている(最近のこと)。

【悩み】

  • 元夫が非協力的なため、家の査定が難しい。
  • 持分が多いことを理由に、元夫に出て行ってもらうことは可能か?
  • ローンの支払いが滞る、売却がスムーズにいかないことへの不安。
  • 元夫のローンを他の人(両親など)に肩代わりしてもらうことは可能か?
  • ローンを肩代わりする場合、ローンの審査はやり直しになるのか?

共有名義の家の問題、解決策は複数あります。売却、ローンの変更、法的手段も視野に、専門家への相談も検討しましょう。

回答と解説

テーマの基礎知識(定義や前提の説明)

共有名義の不動産とは、一つの不動産を複数人で所有している状態のことです。今回のケースでは、あなたと元夫がその不動産の共有者ということになります。所有する割合を「持分」といい、それぞれの権利の大きさを表します。持分に応じて、固定資産税の支払い義務や、売却時の利益分配などが決まります。

離婚後も共有名義のままになっている場合、様々な問題が生じることがあります。例えば、今回のケースのように、元夫が住み続けていることによって売却や管理に支障が出たり、ローンの支払いが滞るリスクなどが考えられます。このような状況を解決するためには、様々な選択肢を検討し、適切な対応をとる必要があります。

今回のケースへの直接的な回答

まず、元夫に出て行ってもらうことについてですが、あなたの持分が8割と大きいことは有利な要素です。しかし、法律上、共有者は他の共有者の同意なしに、単独でその不動産を売却したり、使用を制限したりすることはできません。したがって、元夫に出て行ってもらうためには、

  • 話し合いによる合意
  • 裁判所の手続き(共有物分割請求など)

が必要になる可能性があります。

次に、ローンの問題についてですが、元夫がローンを支払っている状況は、一時的には問題がないように見えます。しかし、将来的に支払いが滞るリスクや、売却時の手続きの煩雑さを考えると、早めに対策を講じる方が賢明です。ローンの名義変更や、新たなローンを組むことなども検討できます。

関係する法律や制度がある場合は明記

今回のケースで特に関係する法律は、民法です。民法には、共有に関する規定(民法249条~)や、離婚後の財産分与に関する規定(民法768条)などがあります。

共有に関する規定では、共有物の管理や利用について、共有者間の合意が必要となること、共有物分割請求ができることなどが定められています。

離婚後の財産分与については、夫婦が協力して築き上げた財産を公平に分配することが原則です。今回のケースでは、不動産の購入に際して、元夫が頭金を支払っていないこと、離婚時に慰謝料のやり取りがなかったことなどが、財産分与の際に考慮される可能性があります。

また、住宅ローンに関する制度としては、団体信用生命保険(団信)があります。これは、ローンの契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、ローンの残高が保険金で支払われるというものです。今回のケースでは、元夫がローンを支払っているため、元夫に万が一のことがあった場合、ローンの残債がどうなるのかも確認しておく必要があります。

誤解されがちなポイントの整理

よくある誤解として、持分の割合が多いからといって、自由に不動産を処分できるわけではないという点があります。共有名義の不動産は、共有者全員の合意がなければ、売却したり、リフォームしたりすることはできません。今回のケースのように、元夫が住み続けている場合、あなたの持分が8割であっても、元夫の同意なしに退去を強制することは難しい場合があります。

また、ローンの名義変更についても、金融機関の承諾が必要であるという点も重要です。たとえ親族が代わりにローンを支払う意思があったとしても、金融機関がそれを認めない場合もあります。金融機関は、ローンの返済能力や信用情報などを審査し、問題がないと判断した場合にのみ、名義変更を許可します。

さらに、ローンの審査は、以前と勤務先が変わっている場合や、収入状況が変わっている場合など、状況に応じて再度行われる可能性があります。ローンの審査に通るためには、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

まず、元夫との話し合いを重ねることが重要です。売却や退去について、具体的な条件を提示し、お互いが納得できる解決策を探りましょう。話し合いがうまくいかない場合は、弁護士などの専門家に相談し、法的手段も検討する必要があります。

次に、不動産の査定を行うことも重要です。売却を検討する場合、現在の不動産の価値を把握しておく必要があります。元夫が非協力的な場合でも、土地だけの査定や、近隣の類似物件の売却事例などを参考に、おおよその価値を把握することができます。

ローンの問題については、金融機関に相談し、名義変更や借り換えの可能性について検討してみましょう。親族が代わりにローンを支払う場合、金融機関によっては、連帯保証人になることや、新たなローンを組むことが必要になる場合があります。

具体的な例として、元夫との話し合いで、

  • 元夫が引っ越し費用を負担すること
  • 売却代金の一部を元夫に支払うこと

などを条件として提示し、合意に至ったケースがあります。また、ローンの名義変更については、親族が新たなローンを組み、元夫のローンを完済することで解決したケースもあります。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースでは、弁護士や不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家への相談を検討することをお勧めします。

  • 弁護士: 元夫との交渉がうまくいかない場合や、法的手段を検討する必要がある場合に、法的アドバイスや代理人としての活動を依頼できます。共有物分割請求や、不法占有による損害賠償請求など、様々な法的手段について相談できます。
  • 不動産鑑定士: 不動産の適正な価値を評価してもらうことで、売却価格の目安を把握し、交渉を有利に進めることができます。また、売却に必要な手続きや、税金に関するアドバイスも受けられます。
  • ファイナンシャルプランナー: ローンの問題や、将来的な資金計画について相談できます。ローンの借り換えや、資産運用に関するアドバイスも受けられます。

専門家への相談は、費用がかかる場合がありますが、問題解決への道筋を示し、あなたの権利を守るために役立ちます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも検討しましょう。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、元夫が共有名義の家に住み続けていること、ローンの問題、売却の難しさなど、様々な問題が複雑に絡み合っています。

  • 話し合いによる解決: まずは元夫との話し合いを重ね、お互いが納得できる解決策を探ることが重要です。
  • 専門家への相談: 弁護士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが、問題解決への近道となります。
  • 法的手段の検討: 状況によっては、共有物分割請求などの法的手段も検討する必要があります。
  • ローンの対策: ローンの名義変更や借り換えなど、将来的なリスクを回避するための対策を講じましょう。

共有名義の不動産に関する問題は、複雑で時間もかかる場合があります。焦らずに、専門家の力を借りながら、最善の解決策を見つけましょう。

Editor's Picks

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

pagetop