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元夫が共有名義の家から出てくれない!売却やローンの問題解決

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【悩み】
共有名義の家の問題、解決策は複数あります。売却、ローンの変更、法的手段も視野に、専門家への相談も検討しましょう。
共有名義の不動産とは、一つの不動産を複数人で所有している状態のことです。今回のケースでは、あなたと元夫がその不動産の共有者ということになります。所有する割合を「持分」といい、それぞれの権利の大きさを表します。持分に応じて、固定資産税の支払い義務や、売却時の利益分配などが決まります。
離婚後も共有名義のままになっている場合、様々な問題が生じることがあります。例えば、今回のケースのように、元夫が住み続けていることによって売却や管理に支障が出たり、ローンの支払いが滞るリスクなどが考えられます。このような状況を解決するためには、様々な選択肢を検討し、適切な対応をとる必要があります。
まず、元夫に出て行ってもらうことについてですが、あなたの持分が8割と大きいことは有利な要素です。しかし、法律上、共有者は他の共有者の同意なしに、単独でその不動産を売却したり、使用を制限したりすることはできません。したがって、元夫に出て行ってもらうためには、
が必要になる可能性があります。
次に、ローンの問題についてですが、元夫がローンを支払っている状況は、一時的には問題がないように見えます。しかし、将来的に支払いが滞るリスクや、売却時の手続きの煩雑さを考えると、早めに対策を講じる方が賢明です。ローンの名義変更や、新たなローンを組むことなども検討できます。
今回のケースで特に関係する法律は、民法です。民法には、共有に関する規定(民法249条~)や、離婚後の財産分与に関する規定(民法768条)などがあります。
共有に関する規定では、共有物の管理や利用について、共有者間の合意が必要となること、共有物分割請求ができることなどが定められています。
離婚後の財産分与については、夫婦が協力して築き上げた財産を公平に分配することが原則です。今回のケースでは、不動産の購入に際して、元夫が頭金を支払っていないこと、離婚時に慰謝料のやり取りがなかったことなどが、財産分与の際に考慮される可能性があります。
また、住宅ローンに関する制度としては、団体信用生命保険(団信)があります。これは、ローンの契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、ローンの残高が保険金で支払われるというものです。今回のケースでは、元夫がローンを支払っているため、元夫に万が一のことがあった場合、ローンの残債がどうなるのかも確認しておく必要があります。
よくある誤解として、持分の割合が多いからといって、自由に不動産を処分できるわけではないという点があります。共有名義の不動産は、共有者全員の合意がなければ、売却したり、リフォームしたりすることはできません。今回のケースのように、元夫が住み続けている場合、あなたの持分が8割であっても、元夫の同意なしに退去を強制することは難しい場合があります。
また、ローンの名義変更についても、金融機関の承諾が必要であるという点も重要です。たとえ親族が代わりにローンを支払う意思があったとしても、金融機関がそれを認めない場合もあります。金融機関は、ローンの返済能力や信用情報などを審査し、問題がないと判断した場合にのみ、名義変更を許可します。
さらに、ローンの審査は、以前と勤務先が変わっている場合や、収入状況が変わっている場合など、状況に応じて再度行われる可能性があります。ローンの審査に通るためには、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。
まず、元夫との話し合いを重ねることが重要です。売却や退去について、具体的な条件を提示し、お互いが納得できる解決策を探りましょう。話し合いがうまくいかない場合は、弁護士などの専門家に相談し、法的手段も検討する必要があります。
次に、不動産の査定を行うことも重要です。売却を検討する場合、現在の不動産の価値を把握しておく必要があります。元夫が非協力的な場合でも、土地だけの査定や、近隣の類似物件の売却事例などを参考に、おおよその価値を把握することができます。
ローンの問題については、金融機関に相談し、名義変更や借り換えの可能性について検討してみましょう。親族が代わりにローンを支払う場合、金融機関によっては、連帯保証人になることや、新たなローンを組むことが必要になる場合があります。
具体的な例として、元夫との話し合いで、
などを条件として提示し、合意に至ったケースがあります。また、ローンの名義変更については、親族が新たなローンを組み、元夫のローンを完済することで解決したケースもあります。
今回のケースでは、弁護士や不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家への相談を検討することをお勧めします。
専門家への相談は、費用がかかる場合がありますが、問題解決への道筋を示し、あなたの権利を守るために役立ちます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも検討しましょう。
今回のケースでは、元夫が共有名義の家に住み続けていること、ローンの問題、売却の難しさなど、様々な問題が複雑に絡み合っています。
共有名義の不動産に関する問題は、複雑で時間もかかる場合があります。焦らずに、専門家の力を借りながら、最善の解決策を見つけましょう。
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