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元夫の自己破産で家の連帯保証人に…自己破産手続きは急ぐべき?

質問の概要

【背景】

  • 4年前に離婚した元夫が自己破産の手続きをした。
  • 離婚前に夫婦で建てた家の連帯保証人になっていた。
  • 元夫の自己破産に伴い、一括返済の通知が届いた。
  • その後、家が競売(けいばい:裁判所が債務者の財産を売却すること)にかけられる通知が届いてから半年が経過。
  • 現在は母子家庭で2人の子供を育てており、養育費は受け取っていない。
  • 元夫は現在も家に住んでおり、質問者は家の鍵を持っていない。

【悩み】

  • 一括返済は不可能であり、自身も自己破産を検討している。
  • 自己破産を決めている場合、手続きを早めるべきか迷っている。
自己破産を検討しているなら、早めに弁護士に相談し、手続きを進めるのがおすすめです。

回答と解説

自己破産と連帯保証:基礎知識

自己破産とは、借金を返済できなくなった人が、裁判所に申し立てて、原則としてすべての借金の支払い義務を免除してもらう手続きのことです(免責(めんせき)といいます)。

連帯保証人とは、借主(この場合は元夫)が借金を返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人のことです。

今回のケースでは、元夫が自己破産したことにより、連帯保証人である質問者さんに一括返済の請求がきたという状況です。これは、連帯保証人という立場上、当然起こりうることです。

今回のケースへの直接的な回答

自己破産を検討しているのであれば、できるだけ早く手続きを開始することをおすすめします。なぜなら、

  • 債権者(お金を貸した人)からの督促(とくそく:返済を求めること)が止まる
  • 手続きが遅れると、状況が悪化する可能性がある

からです。具体的には、

  • 競売の手続きが進むと、家を失うことになります。
  • 自己破産の手続きには時間がかかるため、早めに準備を始めることで、精神的な負担を軽減できます。

しかし、自己破産は、借金を帳消しにできる一方で、一定のデメリットもあります。

自己破産をすると、信用情報機関に事故情報が登録され(ブラックリストに載ると言われることもあります)、一定期間、新たな借入やクレジットカードの利用ができなくなります。また、官報(国の広報誌)に名前が掲載されます。

自己破産をするかどうかは、ご自身の状況を総合的に判断して決める必要があります。専門家である弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

関係する法律や制度

今回のケースで特に関係する法律は、

  • 民法(連帯保証に関する規定)
  • 破産法(自己破産の手続きに関する規定)

です。また、

  • 住宅ローンに関する契約
  • 競売に関する手続き

なども関係してきます。

誤解されがちなポイントの整理

自己破産について、よくある誤解を整理しましょう。

  • 自己破産をすると、すべての財産を失うわけではありません。生活に必要なものは残すことができます(自由財産(じゆうざいさん)といいます)。
  • 自己破産をしても、戸籍や住民票に記録が残ることはありません。
  • 自己破産をすると、選挙権を失うこともありません。

自己破産は、人生の再スタートを切るための重要な手続きです。誤解を恐れず、専門家に相談することが大切です。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

自己破産の手続きを始めるにあたって、以下のような準備をするとスムーズに進みます。

  • 弁護士への相談:まずは、自己破産に詳しい弁護士に相談しましょう。あなたの状況を詳しく説明し、今後の手続きについてアドバイスをもらいます。
  • 書類の準備:収入や財産に関する書類、借金の詳細がわかる書類などを準備します。弁護士の指示に従い、必要な書類を揃えましょう。
  • 債権者とのやり取り:弁護士に依頼すると、債権者とのやり取りは基本的に弁護士が行います。
  • 裁判所への申し立て:弁護士が、裁判所に自己破産の申し立てを行います。
  • 免責許可の決定:裁判所が、免責を許可すれば、原則として借金の支払い義務がなくなります。

例えば、元夫が住んでいる家についてですが、競売にかけられると、最終的に家を失う可能性があります。しかし、自己破産の手続きをすることで、競売の手続きを一時的に止めることができる場合があります。

また、自己破産の手続きを始める前に、

  • 家を売却できるか
  • 親族に買い取ってもらうことは可能か

などを検討することもできます。弁護士に相談し、最適な方法を探しましょう。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースでは、

  • 自己破産を検討している場合:自己破産の手続きは複雑であり、専門的な知識が必要です。弁護士に相談し、手続きを進めるのが確実です。
  • 連帯保証債務について困っている場合:連帯保証債務は、法的な問題が複雑に絡み合っています。弁護士に相談し、適切な対応策を検討しましょう。
  • 競売について不安がある場合:競売の手続きや、その後の対応について、弁護士に相談し、アドバイスを受けるべきです。

専門家である弁護士に相談することで、

  • 法的アドバイスを受けることができる
  • 手続きをスムーズに進めることができる
  • 精神的な負担を軽減できる

といったメリットがあります。

まとめ

今回のケースでは、元夫の自己破産によって、連帯保証人である質問者さんに一括返済の請求がきたという状況です。自己破産を検討しているのであれば、

  • 早めに弁護士に相談し、手続きを開始する
  • 自己破産に伴うデメリットを理解する
  • 専門家のサポートを受けながら、最適な解決策を探す

ことが重要です。自己破産は、人生の再スタートを切るための重要な手続きです。一人で悩まず、専門家に相談し、適切なアドバイスを受けながら、解決を目指しましょう。

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