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兄が亡くなり、相続で揉めています。遺産分割は可能?

質問の概要

【背景】

  • 10年前に親が亡くなり、長男である兄が土地と家を相続しました。
  • 兄も亡くなり、兄夫婦には子供がいません。
  • 兄弟である私は、兄の財産の4分の1を相続したいと考えています。

【悩み】

  • 兄嫁は遺産分割に応じず、土地には抵当権(住宅ローンなど)があり、新たな建物のローンも残っていると言います。
  • 兄嫁はお墓の管理を放棄したいと考えています。
  • 遺産分割を成功させる方法を知りたいです。
相続には、様々な権利と手続きが複雑に絡み合います。弁護士への相談も検討しましょう。

相続問題の基礎知識

相続とは、人が亡くなった際に、その人の財産(土地、建物、預貯金、株式など)を、法律で定められた親族(相続人)が引き継ぐことです。
相続が発生すると、まず故人の遺言書の有無を確認します。遺言書があれば、原則として遺言書の内容に従って相続が行われます。遺言書がない場合や、遺言書の内容に不備がある場合は、民法で定められた相続のルール(法定相続)に従って遺産分割が行われます。

今回のケースでは、親が亡くなった際に、長男である兄が土地と建物を相続し、その兄が亡くなったことで、相続が再度発生しています。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、兄が亡くなったことで、兄の財産を誰が相続するのかが問題となります。
兄に子供がいなければ、配偶者である兄嫁と、兄弟姉妹が相続人となります。
具体的には、兄嫁が財産の4分の3、兄弟姉妹が4分の1を相続する権利があります。
もし、兄弟姉妹が複数人いる場合は、4分の1を人数で割ったものがそれぞれの相続分となります。
兄嫁が遺産分割に応じない場合でも、相続人には遺産分割を請求する権利があります。

ただし、土地に抵当権が設定されていたり、ローンの残債がある場合は、それらを含めて遺産分割を検討する必要があります。

関係する法律や制度

今回のケースで関係する主な法律は、民法です。民法には、相続に関する様々な規定が定められています。

  • 相続人: 誰が相続人になるのか(配偶者、子、親、兄弟姉妹など)が定められています。
  • 法定相続分: 相続人が複数いる場合に、それぞれの相続分がどのように決まるのかが定められています。
  • 遺産分割: 相続財産をどのように分けるのか、その手続きについて定められています。
  • 遺言: 遺言書の作成方法や効力について定められています。

また、今回のケースでは、不動産登記法も関係してきます。相続によって土地や建物の名義を変更する際には、法務局で相続登記(名義変更)の手続きを行う必要があります。

誤解されがちなポイントの整理

相続に関する誤解として、よくあるのが「遺言書があれば全て解決する」というものです。
確かに遺言書は非常に重要ですが、遺留分(相続人に最低限保障される取り分)を侵害するような内容の遺言書は、トラブルの原因となる可能性があります。
また、「相続放棄すれば、全ての責任から逃れられる」という考え方も、注意が必要です。相続放棄は、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産(借金など)も全て放棄することになります。

今回のケースで誤解されやすいのは、「土地に抵当権があるから、遺産分割できない」という点です。
抵当権があっても、遺産分割は可能です。
ただし、抵当権が付いたままの状態で相続するか、売却して債務を清算してから相続するかなど、様々な選択肢を検討する必要があります。

実務的なアドバイスと具体例

遺産分割を成功させるためには、まずは相続人全員で話し合うことが重要です。
話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることができます。
調停では、調停委員が間に入り、相続人同士の合意形成をサポートします。

具体例:

  • 土地に抵当権が付いている場合: 土地を売却して、その売却代金で住宅ローンを返済し、残ったお金を相続人で分ける。
  • 新たな建物のローンが残っている場合: 兄嫁がそのローンを引き継ぎ、土地と建物を相続する。その代わりに、他の相続人には代償金を支払う。
  • お墓の管理: 兄嫁がお墓の管理を放棄したい場合、他の相続人が承継するか、永代供養などを検討する。

遺産分割協議書を作成し、相続人全員が署名・捺印することで、遺産分割の内容を確定させます。
不動産の名義変更や預貯金の手続きは、遺産分割協議書に基づいて行われます。

専門家に相談すべき場合とその理由

相続問題は、複雑で専門的な知識が必要となる場合があります。
以下のような場合は、専門家(弁護士、司法書士など)に相談することをおすすめします。

  • 相続人同士で話し合いがまとまらない場合
  • 相続財産が複雑で、評価が難しい場合(不動産、未公開株など)
  • 相続税が発生する場合
  • 遺言書の内容に疑問がある場合
  • 相続に関するトラブルが発生した場合

専門家は、法律や税務の専門知識に基づいて、適切なアドバイスをしてくれます。
また、遺産分割協議の代理人として、交渉をサポートしてくれます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、兄が亡くなり、兄嫁と兄弟姉妹が相続人となります。遺産分割を成功させるためには、相続人全員で話し合い、合意形成を目指すことが重要です。
土地に抵当権がある場合や、ローンの残債がある場合は、それらを含めて遺産分割を検討する必要があります。
話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることができます。
専門家への相談も検討し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

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