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公簿面積と実測面積が100㎡も違う土地の売買!価格交渉とトラブル回避の完全ガイド

【背景】
不動産屋から仲介されている土地を購入しようと考えています。チラシには公簿面積(登記簿に記載されている面積)で価格が表示されていました。しかし、実測面積(実際に測量した面積)と公簿面積に100㎡もの差があることがわかりました。公簿面積の方が大きいです。

【悩み】
チラシに記載されているのは公簿面積での価格ですが、実際は実測面積の方が小さいので、実測面積に基づいた価格で売買することはできないのでしょうか?不動産会社に相談すべきでしょうか?どのような点に注意すべきでしょうか?

実測面積で価格交渉可能です。ただし、減額幅は慎重に。

土地の面積に関する基礎知識:公簿面積と実測面積の違い

土地の面積を表す場合、「公簿面積」と「実測面積」の2つの表現があります。公簿面積とは、登記簿(不動産登記簿)に記載されている面積のことです。これは、昔測量されたもので、現在の測量技術と比べて精度が低い場合があります。一方、実測面積は、最新の測量技術を用いて実際に測量した面積です。

測量技術の進歩や、境界の不明確さなどによって、公簿面積と実測面積に差が生じることは珍しくありません。特に古い土地ほど、その差が大きくなる傾向があります。今回のケースのように100㎡もの差がある場合、境界の確定や測量方法の見直しが必要になる可能性があります。

今回のケースへの直接的な回答:価格交渉の可能性と注意点

今回のケースでは、チラシに公簿面積での価格が記載されているものの、実測面積が100㎡も小さいという事実があります。これは、売買価格に大きく影響する要素です。そのため、実測面積に基づいた価格で売買交渉を行うことは可能です。

しかし、単純に面積比率で価格を減額するのではなく、以下の点を考慮する必要があります。

* **土地の形状や立地条件**: 形状が複雑であったり、立地条件が良い場合は、面積減少の影響が相対的に小さくなる可能性があります。
* **周辺の相場**: 周辺の土地価格を調査し、実測面積を考慮した適正価格を判断する必要があります。
* **売買契約書**: 契約書には、明確に公簿面積と実測面積、そして売買価格を記載する必要があります。面積の食い違いに関する特約事項も盛り込むべきです。

関係する法律や制度:不動産登記法と宅地建物取引業法

このケースに関連する法律としては、不動産登記法と宅地建物取引業法が挙げられます。不動産登記法は、不動産の権利関係を登記簿に記録する法律です。公簿面積はこの登記簿に記載されています。宅地建物取引業法は、不動産取引における消費者の保護を目的とした法律です。不動産会社は、この法律に基づき、正確な情報提供を行う義務があります。

今回のケースでは、不動産会社が公簿面積のみを記載し、実測面積との差を明示しなかった点に問題がある可能性があります。もし、故意に隠蔽していたと判明すれば、宅地建物取引業法違反に問われる可能性もあります。

誤解されがちなポイント:公簿面積が絶対ではない

公簿面積は、土地の面積を表す重要な指標ですが、絶対的なものではありません。古い測量データに基づいているため、必ずしも正確な面積を表しているとは限りません。そのため、土地の売買においては、公簿面積だけでなく、実測面積も確認することが重要です。

また、公簿面積と実測面積の差が大きすぎる場合、境界確定のための測量が必要になる可能性があります。その費用は、売主と買主のどちらが負担するのか、契約時に明確にしておく必要があります。

実務的なアドバイスと具体例:価格交渉の進め方

価格交渉を行う際には、以下の手順を踏むことをお勧めします。

1. **実測面積の確認**: 信頼できる測量士に依頼し、正確な実測面積を測量してもらいます。
2. **周辺相場調査**: 周辺の土地価格を調査し、実測面積を考慮した適正価格を算出します。
3. **不動産会社との交渉**: 実測面積と周辺相場を根拠に、不動産会社と価格交渉を行います。
4. **契約書の作成**: 売買契約書には、公簿面積、実測面積、売買価格、面積の食い違いに関する特約事項などを明確に記載します。

例えば、公簿面積150㎡、実測面積50㎡の場合、単純な面積比率で価格を下げるのではなく、周辺の土地価格を参考に、適正価格を交渉する必要があります。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士や不動産鑑定士

価格交渉が難航したり、不動産会社との間でトラブルが発生した場合には、弁護士や不動産鑑定士に相談することをお勧めします。弁護士は、法律的な観点からアドバイスを行い、必要であれば法的措置を取ることができます。不動産鑑定士は、土地の価格を専門的に評価し、適正価格の判断に役立ちます。

特に、不動産会社が不誠実な対応を取ったり、法令違反の疑いがある場合は、専門家の力を借りることが重要です。

まとめ:公簿面積と実測面積の乖離への対応

土地の売買において、公簿面積と実測面積の差は、価格交渉やトラブル発生の要因となります。正確な実測面積を確認し、周辺の相場を調査した上で、不動産会社と冷静に交渉することが重要です。必要に応じて、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することも検討しましょう。 契約書には、全ての事項を明確に記載し、トラブルを未然に防ぐように心がけてください。

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