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共依存の姉夫婦問題!家族を救うための適切な関わり方と限界

質問: 共依存の姉夫婦をどう助けるか、どう関わるか 数ある中から見ていただきありがとうございます。長文です。 既婚子持ちアラサーの女です。同じく既婚子持ちの2歳年上の姉がいます。 姉はモラハラDV旦那と共依存です。 結婚する前からモラハラ旦那はうちの実家に寄生し、何かある度に金を吸い取ってきました。親族が何とか別れさせようとしても、自殺するだの何だので大騒ぎし警察沙汰を起こし、迷惑ばかり掛けられました。 そんないざこざもあって、うちの両親は数年前に離婚をしています。 それでも姉が好きで、お互いに家庭を持ってからは私が主体になり助けてきました。 今回も姉が旦那に脅された、助けてほしいと言うので、弁護士に行き、市役所に行き、心療内科に行き、不動産屋巡りまで一緒にやりました。 (ちなみに私はフルタイムの会社員で子供もいます。) 姉は現状無職ですが、子供と犬を手放せないと言うので高額な家しか見つからず。 そんな家賃払えるわけもないので、一緒に父の所に行き頭を下げ、毎月の支援を確約して不動産の申し込み書にサインまでしてもらいました。 その際、二人に対して相続の話を父が持ち出してのですが、おだてて姉に援助を確約してもらわなければならないのでハイハイと話を聞いていました。 今日になって共通の知人から連絡があり、「姉が、あなたが相続の話を持ち出して横領しようとしてると言っていた。あなたはひどい」と怒られました。 身に覚えがありません。相続の話はしましたが、父から持ち出したものを受け流しただけであり、コンテクストが全く違います。 ここまで滅私奉公して、悪者扱いをされたことにショックで過呼吸を起こしてしまいました。 おまけに姉はモラハラ旦那と離婚をすると言っていたのに、土壇場で掌を返して音信不通です。不動産屋とのやりとりも、父との連絡も全部中途半端なままです。 私はどうすべきでしょうか。 半分愚痴ですみません、どなたか共依存のご家族がいる方などにお話伺えたら嬉しいです。
姉の自立を促し、自身も守る。境界線を明確に。

共依存とモラハラDVの関係性

まず、今回のケースの中心にある「共依存」と「モラハラDV」について理解を深めましょう。

共依存とは、他者の問題行動に巻き込まれ、自分の生活を犠牲にしてまで相手を助けようとする状態です。 (例:姉が夫のモラハラに耐え続け、経済的にも精神的にも支え続けること) 本人は相手を助けたい気持ちから行動しますが、結果的に相手の問題行動を助長し、自身の精神的な健康を損なうことになります。

モラハラDV(モラルハラスメント・ドメスティックバイオレンス)は、精神的な暴力や支配によって相手をコントロールしようとする行為です。 (例:姉の夫が姉を脅迫したり、経済的に支配したりすること) 身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力も深刻な問題です。

この2つは、しばしばセットで起こることがあります。モラハラ加害者は、共依存傾向のある相手を選びやすく、共依存傾向のある人は、モラハラ加害者の行動を許容してしまう傾向があります。

姉への具体的な対応

姉の状況は、非常に複雑で、簡単には解決できません。 まず、姉自身に問題解決の意思がない限り、外部からの介入は限界があります。

  • 姉との距離を置く: これ以上、姉の行動に巻き込まれないように、一定の距離を置くことが重要です。 姉が助けを求めてきたとしても、すぐに飛びつくのではなく、一旦冷静に状況を判断しましょう。
  • 専門機関への相談を促す: 姉に、DV相談窓口や専門のカウンセラーへの相談を促しましょう。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが重要です。
  • 法的措置の検討: 姉の夫がモラハラDVを行っている場合、法的措置(離婚調停や保護命令)を検討する必要があるかもしれません。 弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。
  • 経済的な支援の見直し: 姉への経済的な支援は、姉の自立を阻害する可能性があります。 無条件の支援ではなく、自立のための支援に切り替えることを検討しましょう。

関係する法律

今回のケースでは、以下の法律が関係してきます。

* **民法:** 相続に関する規定、契約に関する規定など。
* **DV防止法:** 配偶者からの暴力の防止に関する法律。
* **その他関連法令:** 状況に応じて、児童福祉法、成年後見制度など、様々な法律が関係してくる可能性があります。

誤解されがちなポイント

姉があなたを「相続の話を持ち出して横領しようとしている」と主張している点ですが、これはよくある共依存関係における「歪んだ責任転嫁」の可能性があります。 モラハラ加害者や共依存者は、自分の問題を他人のせいにすることが多く、あなたもその標的になっている可能性が高いです。

実務的なアドバイス

* 記録を残す: 姉とのやり取り、経済的な支援の記録などをきちんと残しておきましょう。 証拠として必要になる可能性があります。
* 境界線を明確にする: 姉との関係において、あなたがどこまで関与できるのか、どこまでがあなたの責任範囲なのかを明確にしましょう。 「すべてを解決する」という責任を負う必要はありません。
* 自分の感情を大切にする: 姉の問題に巻き込まれ、自分の感情を犠牲にしないようにしましょう。 疲れたら休むことも大切です。

専門家に相談すべき場合

* あなたが精神的に限界を感じている場合: カウンセラーや精神科医に相談しましょう。
* 法的措置を検討する場合: 弁護士に相談しましょう。
* 姉の状況が深刻な場合: DV相談窓口や専門の支援機関に相談しましょう。

まとめ

姉の状況は複雑で、簡単には解決できません。 しかし、あなた自身も犠牲になることなく、姉をサポートしていくためには、専門家の力を借りながら、適切な境界線を設定し、自分の感情を大切にすることが重要です。 まずは、あなた自身の心のケアを優先し、専門機関への相談を検討することをお勧めします。 姉の自立を促すことは、最終的には姉自身のためにも、あなた自身のためにもなります。 焦らず、一歩ずつ進めていきましょう。

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