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共同相続後の単独相続登記!更正登記請求の記述方法を徹底解説

【背景】
* 私の親族が共同相続人として不動産を相続しました。
* しかし、相続人Bが勝手に単独相続登記を行い、その後、Bの相続人であるCが相続登記を行いました。
* 私たちは、この不当な登記を正すために、更正登記を請求したいと考えています。

【悩み】
更正登記の請求をする際の記述方法がわかりません。「更正登記手続きせよ」だけで良いのか、それとも抹消登記請求のように具体的に記述する必要があるのか、また、登記目録の作成が必要なのかどうか迷っています。特に、AB間の更正登記がされていない状態での請求がどうすればいいのかが不安です。

更正登記請求は、具体的に登記内容を特定して請求すべきです。

回答と解説

テーマの基礎知識(定義や前提の説明)

まず、登記の種類について簡単に説明します。登記とは、不動産の所有権や権利関係を公的に記録する制度です。(登記簿に記録されることで、権利の有無や内容が明確になります)。 所有権移転登記は、所有者が変わったことを登記するもので、相続登記もその一種です。 抹消登記は、登記簿に記載されている内容を消す登記です。更正登記は、登記簿に誤りがあった場合に、その誤りを訂正する登記です。

今回のケースでは、Bが不正に単独相続登記を行い、その後のCの相続登記も、Bの不正な登記に基づいているため、不当な登記となります。 そのため、更正登記によって、正しい登記内容を回復する必要があります。

今回のケースへの直接的な回答

「更正登記手続きせよ」だけでは不十分です。 更正登記請求では、**具体的にどの登記をどのように更正すべきかを明確に示す必要があります**。 そのため、請求の趣旨には、以下の点を具体的に記述するべきです。

* 更正の対象となる登記:具体的にどの登記簿、何号の登記を更正するのかを特定します。(例:〇〇地籍、〇〇番地、所有権移転登記第〇〇号)
* 更正後の登記内容:更正後の正しい登記内容を明確に示します。 これは、登記目録を作成することで実現します。登記目録には、更正後の権利者、権利の種類、権利の範囲などを記載します。
* 請求の根拠:なぜ更正登記が必要なのか、その根拠を明確に示します。(例:Bによる不正な単独相続登記、Cの相続登記の瑕疵)

関係する法律や制度がある場合は明記

このケースは、民法(相続に関する規定)と不動産登記法(登記に関する規定)が関係します。 特に、不動産登記法は、登記の申請方法や手続き、更正登記の要件などを定めています。 請求書には、これらの法律に基づいて請求を行う旨を明記することが重要です。

誤解されがちなポイントの整理

「更正登記手続きせよ」という簡潔な記述は、裁判所が更正すべき内容を自ら判断しなければならない負担を増やします。 裁判所は、登記官ではありません。 そのため、**更正すべき内容を明確に示すことで、裁判所の判断を容易にし、迅速な手続きを進めることができます。**

実務的なアドバイスや具体例の紹介

請求の趣旨の例を示します。

「被告は、原告A及び被告Bの共同相続に係る、〇〇地籍〇〇番地の土地に関する所有権移転登記(登記簿第〇〇号)につき、別紙登記目録のとおり、更正登記手続きをせよ。」

この例では、更正の対象となる登記を具体的に特定し、登記目録で更正後の登記内容を示しています。 登記目録には、AとBの持分を正確に記載する必要があります。 AB間の更正が先に行われていなくても、Cの登記の不当性を示す証拠を提出することで、請求は可能です。

専門家に相談すべき場合とその理由

不動産登記に関する手続きは複雑で、専門知識が必要です。 特に、相続や更正登記に関する紛争は、高度な法律知識と実務経験が必要となるため、弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。 不適切な手続きを行うと、手続きが却下されたり、かえって不利な状況になる可能性があります。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

更正登記請求は、単に「更正登記手続きせよ」と書くのではなく、**更正の対象となる登記を具体的に特定し、更正後の登記内容を明確に示す必要があります。** そのため、登記目録を作成し、請求書に添付することが重要です。 複雑な手続きなので、専門家への相談も検討しましょう。 正確な手続きを行うことで、迅速かつ確実に権利を回復することができます。

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