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共有名義の土地売却、元妻との権利割合と主導権について

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土地の権利について考える前に、まずは基本的な知識から整理しましょう。土地の権利には様々な種類がありますが、今回のケースで重要なのは「共有名義」という状態です。
共有名義とは、1つの土地を複数人で所有している状態を指します。今回のケースでは、あなたと元妻がその土地を共有しており、それぞれの権利の割合(持分(もちぶん))が4:1ということです。持分とは、その土地に対する所有権の割合を表します。例えば、あなたが土地全体の4/5、元妻が1/5の権利を持っているということになります。
土地の権利関係は、不動産登記簿(ふどうさんとうきぼ)に記載されており、誰がどれだけの権利を持っているのかが明確に示されています。この登記簿を確認することで、土地の正確な権利関係を知ることができます。
共有名義の土地を売却する際には、原則として共有者全員の同意が必要となります。つまり、あなたと元妻の両方の同意がなければ、土地を売却することはできません。
権利割合が4:1であっても、売却における主導権がどちらか一方にあるわけではありません。売却を進めるためには、元妻との間で売却に関する合意形成を図る必要があります。
もし、元妻が売却に同意しない場合、単独で売却することは非常に難しくなります。この場合、いくつかの選択肢を検討することになります。
共有名義の土地に関する権利や義務は、民法という法律で定められています。民法では、共有物の管理や利用、売却などについて、様々なルールが規定されています。
例えば、共有物の管理については、各共有者の持分の価格に従い、その過半数の同意を得ることで決定できるとされています(民法252条)。しかし、売却のような「変更」行為には、共有者全員の同意が必要とされています(民法251条)。
また、共有関係を解消するための制度として、「共有物分割請求」というものがあります。これは、共有者の一人が、他の共有者に対して、共有物の分割を求めることができる権利です。分割の方法には、現物分割(土地を分ける)、代金分割(土地を売却して代金を分ける)、価格賠償(一人が土地を単独で取得し、他の人に代償金を支払う)などがあります。
共有名義の土地に関する誤解として多いのが、「権利割合が大きい方が主導権を持つ」という考え方です。しかし、これは正確ではありません。
売却や重要な管理行為を行うためには、権利割合に関わらず、原則として共有者全員の同意が必要です。権利割合が大きい方が、意見を通しやすくなる可能性はありますが、単独で決定できるわけではありません。
また、「共有者の一人が勝手に土地を売却できる」という誤解もよく見られます。これは絶対にできません。共有名義の土地を売却するには、共有者全員の協力が不可欠です。
共有名義の土地を売却するためには、以下のステップで進めるのが一般的です。
具体例:
あなたが元妻と売却について話し合った結果、売却価格や売却方法について合意が得られたとします。しかし、元妻が「売却後の費用分担について、自分の負担が少ない方が良い」と主張した場合、あなたは、元妻の主張を考慮し、費用分担の割合を調整する、または、弁護士に相談し、適切な解決策を探るなどの対応を検討することになります。
共有名義の土地売却は、複雑な問題が絡み合うことがあります。以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
専門家は、あなたの状況に合わせて、最適な解決策を提案してくれます。一人で悩まず、積極的に専門家の力を借りましょう。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
共有名義の土地売却は、複雑な問題が絡み合うこともありますが、適切な知識と対応で、円滑に進めることができます。諦めずに、解決に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
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