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共有土地の隣接地が駐車場に!勝手に開発されても権利はある?音信不通の姉との対応策

【背景】
* 姉と私で共同所有している土地があります。
* 最近、その土地の隣接地が解体され、駐車場として利用されるようになりました。
* 姉とは5年ほど連絡を取っていません。

【悩み】
* 隣接地の所有者(誰なのか不明)が、私たちに何も相談せずに駐車場を作ったことは法律的に問題ないのでしょうか?
* 共同所有する土地の隣接地が駐車場になったことで、何か権利が発生するのでしょうか?特に、駐車場の賃貸収入の一部を受け取れる権利はあるのでしょうか?

隣接地の開発は原則自由ですが、共有地の権利はあります。賃貸収入の50%請求は可能です。

1. 土地所有と隣接地の開発

まず、土地の所有権について理解しましょう。あなたは姉と共有持分(50%ずつ)で土地を所有しています。これは、民法(日本の法律)で定められた共有関係です。共有関係にある土地は、共有者全員の合意がない限り、自由に処分することはできません。

一方、隣接地はあなたと姉の土地ではありません。隣接地の所有者が誰であるかは不明ですが、その所有者が合法的に土地を取得し、建築確認などを取得していれば、駐車場への開発は原則として自由です。つまり、あなたや姉に事前に相談する義務はありません。

2. 勝手に駐車場が作られた場合の権利

隣接地の開発によって、あなたの土地に直接的な不利益が生じた場合、権利侵害を主張できる可能性があります。例えば、隣接地の駐車場建設によって、あなたの土地へのアクセスが妨げられたり、日照権(太陽光を受ける権利)や眺望権(景色を見る権利)が著しく損なわれたりする場合です。

しかし、今回のケースでは、隣接地の開発によって、あなたの土地に直接的な不利益が生じているとは言い切れません。

3. 駐車場賃貸収入への権利

隣接地の駐車場開発によって生じる賃貸収入には、あなたと姉は直接的な権利を持ちません。なぜなら、その土地はあなた方のものではないからです。

4. 関係する法律

今回のケースに直接関係する法律は、民法(共有に関する規定)です。隣接地の開発に関して、建築基準法(建築物の構造や安全に関する規定)や都市計画法(土地利用に関する規定)などが関係してくる可能性があります。

5. 誤解されがちなポイント

隣接地の開発は、あなたの土地に直接影響を与えない限り、勝手にされても文句は言えないと誤解されがちです。しかし、日照権や眺望権といった権利が侵害されている場合は、損害賠償請求(損害を受けた分のお金を請求する)などの法的措置をとれる可能性があります。

6. 実務的なアドバイス

姉と音信不通であることは残念ですが、共有地の問題を解決するには、姉との連絡を再開する努力をすることが重要です。弁護士などの専門家を通じて連絡を取ったり、裁判所に調停を申し立てることも検討できます。

隣接地の所有者についても、土地の登記簿(土地の所有者や権利関係が記録されている公的な書類)を確認することで特定できます。

7. 専門家に相談すべき場合

隣接地の開発によって、あなたの土地に具体的な不利益が生じている場合、または姉との連絡が取れない場合、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、あなたの権利を適切に保護するためのアドバイスをしてくれます。

8. まとめ

隣接地の開発は、原則として所有者の自由です。しかし、共有地の権利や、日照権・眺望権などの権利が侵害された場合は、法的措置を検討する必要があります。姉との連絡が取れない状況も踏まえ、専門家のアドバイスを受けることを強く推奨します。 共有地の管理や将来的な売却なども含め、早急に解決策を見つけることが重要です。

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