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分譲賃貸のデメリット?所有者変更で家賃UP&退去って本当?

質問の概要

【背景】

  • 分譲賃貸マンションの入居を検討中。
  • 仲介業者から、物件の所有者が変わると家賃が上がる可能性があると説明を受けた。
  • 所有者変更に同意しない場合は、入居1ヶ月でも退去を迫られるケースもあるという。
  • 現在の所有者は、賃貸入居者募集と同時に、物件売却も検討している。
  • 家賃は相場より安く、敷金礼金も低めに設定されている。

【悩み】

  • 仲介業者の説明が本当なのか疑問に思っている。
  • 所有者変更による家賃引き上げや退去は、入居者として受け入れなければならないのか不安。
  • ネット検索しても、仲介業者の説明のような情報は出てこない。

所有者変更による家賃引き上げや退去の可能性はありますが、法的に保護される権利もあります。仲介業者の説明を鵜呑みにせず、契約内容をしっかり確認しましょう。

賃貸契約の基礎知識:なぜ家賃や退去の話になるの?

賃貸契約(ちんたいけいやく)とは、簡単に言うと、あなたが家を借りて住むための約束事です。この約束事を守れば、あなたは安心してその家に住み続けることができます。賃貸契約には、家賃、住む期間(契約期間)、退去するときのルールなど、様々な大切なことが書かれています。

今回の質問で重要になるのは、家賃と退去に関するルールです。家賃は、あなたが家を借りて住むためにお金を払うことです。退去に関するルールは、あなたが家を出ていくときの約束事です。例えば、退去する前にどれくらい前に大家さん(物件の所有者)に伝えるか、原状回復(げんじょうかいふく:借りた時の状態に戻すこと)はどうするか、などが決められています。

賃貸契約は、あなたと大家さんの間の約束なので、きちんと内容を理解し、お互いにルールを守ることが大切です。

分譲賃貸ってどんなもの?普通の賃貸と何が違うの?

分譲賃貸とは、もともと「分譲マンション」として販売された物件を、個人や法人が所有し、賃貸に出しているものです。普通の賃貸と似ていますが、いくつか違いがあります。

分譲マンションとは?

分譲マンションは、最初から「売る」ことを目的として建てられたマンションです。部屋ごとに所有者が異なり、各部屋の所有者が家賃収入を得ています。一方、普通の賃貸は、最初から賃貸として建てられた物件や、一棟まるごと所有者がいる物件が多いです。

分譲賃貸のメリット

分譲マンションは、デザインや設備にこだわって建てられていることが多いので、普通の賃貸よりも、おしゃれで住みやすい物件が多い傾向があります。また、立地条件が良い場所にあることも多く、交通の便が良い場所を選べる可能性もあります。

分譲賃貸のデメリット

分譲賃貸は、家賃が少し高めに設定されていることがあります。これは、物件のグレードや、所有者が家賃収入を多く得たいと考えているためです。また、物件によっては、管理費や修繕積立金(しゅうぜんつみだてきん)が別途かかる場合もあります。今回の質問のように、所有者が変わる可能性があることも、デメリットの一つと言えるでしょう。

所有者が変わると、家賃はどうなるの?

物件の所有者が変わることは、賃貸契約に影響を与える可能性があります。しかし、基本的には、すぐに家賃が上がるわけではありません。なぜなら、あなたが結んでいる賃貸契約は、新しい所有者にも引き継がれるからです。これを「賃貸借契約の承継(ちんたいしゃくけいやくのしょうけい)」と言います。

賃貸借契約の承継とは?

これは、物件の所有者が変わっても、それまで結んでいた賃貸契約の内容は、新しい所有者に引き継がれるということです。つまり、家賃や契約期間、その他の契約内容は、基本的には変わりません。新しい所有者は、あなたが現在支払っている家賃を受け取り、契約期間中はあなたを住まわせる義務があります。

家賃が上がる可能性

ただし、家賃が全く上がらないわけではありません。契約期間中に家賃が上がる可能性は、以下の2つのケースが考えられます。

  • 契約更新時:契約期間が終了し、契約を更新する際に、新しい家賃を提示されることがあります。この時、新しい所有者が周辺の家賃相場に合わせて家賃を上げたいと考える可能性はあります。
  • 家賃改定の特約がある場合:賃貸契約書に、家賃を改定できる旨の特約(とくやく:特別な約束)がある場合、所有者は家賃を上げることができる可能性があります。ただし、この場合でも、法律で家賃の値上げには制限があり、正当な理由が必要です。

今回のケースのように、所有者が変わったからといって、すぐに家賃が上がるわけではありません。しかし、将来的に家賃が上がる可能性は考慮しておく必要があります。

退去を迫られることはある?

所有者が変わったからといって、すぐに退去を迫られることは、基本的にはありません。賃貸借契約は新しい所有者に引き継がれるため、契約期間中は、あなたは住み続ける権利があります。

退去を迫られる可能性のあるケース

ただし、以下のケースでは、退去を迫られる可能性があります。

  • 契約違反:あなたが家賃を滞納(たいのう:支払わないこと)したり、契約で禁止されている行為をした場合など、契約に違反した場合、所有者はあなたに退去を求めることができます。
  • 正当な事由:所有者が、建物をどうしても使用しなければならない正当な理由がある場合、退去を求められることがあります。例えば、建物を建て替える場合などが該当します。この場合、所有者は、あなたに十分な補償をする必要があります。

今回のケースのように、所有者が変わったからという理由だけで、すぐに退去を迫られることは、通常はありません。仲介業者が言っているように、入居後すぐに退去を迫られることは、非常に稀なケースです。

法律と制度:入居者を守るルール

賃貸借契約に関する法律は、入居者を守るために様々なルールを定めています。これらのルールを知っておくことで、不当な要求から身を守ることができます。

借地借家法(しゃくちしゃっかほう)

借地借家法は、賃貸借に関する基本的なルールを定めた法律です。この法律は、入居者の権利を保護し、大家さんの権利とのバランスを取ることを目的としています。

主な保護内容

  • 契約期間の保護:契約期間中は、原則として、入居者は住み続ける権利があります。
  • 家賃の値上げ制限:家賃を上げる場合、大家さんは、正当な理由と、あなたとの合意が必要です。
  • 退去の制限:大家さんは、正当な理由がない限り、あなたを退去させることはできません。

消費者契約法(しょうひしゃけいやくほう)

消費者契約法は、消費者を保護するための法律です。賃貸借契約も消費者契約に該当します。

主な保護内容

  • 不当な条項の無効:一方的に消費者(あなた)に不利な契約条項は、無効になることがあります。
  • 重要事項の説明義務:契約前に、重要な事項について説明を受ける権利があります。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースについて、仲介業者の説明には、誤解を招く部分が含まれています。

家賃について

所有者が変わったからといって、すぐに家賃が上がるわけではありません。契約更新時に家賃が上がる可能性はありますが、正当な理由とあなたの合意が必要です。周辺の家賃相場を参考に、不当な値上げ要求には応じる必要はありません。

退去について

所有者が変わったからという理由で、すぐに退去を迫られることは、通常はありません。契約違反や正当な事由がない限り、あなたは契約期間満了まで住み続ける権利があります。入居後1ヶ月で退去を迫られるというのは、非常に考えにくいケースです。

仲介業者の説明について

仲介業者の説明は、所有者の都合を優先し、入居者の権利を軽視しているように感じられます。物件の売却と賃貸入居者の募集を同時に行っている状況から、仲介業者が売却を優先し、入居者を不安にさせている可能性も考えられます。

実務的なアドバイスと、契約前に確認すべきこと

賃貸契約を結ぶ前に、以下の点を確認しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

  • 契約内容の確認:契約書にサインする前に、必ず契約内容を隅々まで確認しましょう。特に、家賃、契約期間、更新条件、退去時のルール、家賃改定に関する特約などを確認しましょう。不明な点があれば、必ず仲介業者や大家さんに質問し、納得いくまで説明を受けましょう。
  • 重要事項説明書の確認:重要事項説明書は、契約前に仲介業者から受け取る書類です。物件に関する重要な情報(建物の構造、設備、契約上の注意点など)が記載されています。この内容をしっかり確認し、疑問点があれば質問しましょう。
  • 周辺相場の調査:周辺の家賃相場を調べておくことで、家賃交渉の際に役立ちます。また、家賃が不当に高いと感じた場合、仲介業者に相談することもできます。
  • 仲介業者の対応:仲介業者の対応にも注意しましょう。あなたの不安を煽るような説明や、一方的に不利な条件を提示する場合は、注意が必要です。他の仲介業者にも相談し、客観的な意見を聞くことも検討しましょう。
  • 契約書の保管:契約書は、賃貸生活における重要な書類です。紛失しないように、大切に保管しましょう。

契約後の注意点

契約後も、契約内容を遵守し、家賃をきちんと支払いましょう。もし、家賃や契約内容について疑問やトラブルがあれば、すぐに仲介業者や大家さんに相談しましょう。必要に応じて、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。

専門家に相談すべき場合とその理由

賃貸に関するトラブルが発生した場合、専門家に相談することで、適切なアドバイスや解決策を得ることができます。以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 家賃の値上げ交渉がうまくいかない場合:大家さんとの家賃交渉が難航する場合は、弁護士に相談することで、法的な観点からのアドバイスを受けることができます。
  • 退去を迫られている場合:不当な理由で退去を迫られている場合は、弁護士に相談し、あなたの権利を守るためのサポートを受けることができます。
  • 契約内容で不明な点がある場合:契約内容について、自分だけでは判断できない場合は、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することで、専門的なアドバイスを受けることができます。
  • トラブルが解決しない場合:仲介業者や大家さんとの話し合いでトラブルが解決しない場合は、弁護士に相談し、法的手段を検討することもできます。

相談できる専門家

  • 弁護士:法律に関する専門家であり、法的アドバイスや、交渉、訴訟などの代理を依頼できます。
  • 宅地建物取引士(仲介業者):不動産に関する専門家であり、契約に関する相談や、トラブルの仲裁などを依頼できます。
  • 不動産鑑定士:不動産の価値を評価する専門家であり、家賃の適正価格などを判断する際に役立ちます。

専門家に相談することで、あなたの権利を守り、問題を解決するためのサポートを受けることができます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問の重要ポイントをまとめます。

  • 分譲賃貸でも、所有者が変わっても、すぐに家賃が上がったり、退去を迫られるわけではありません。
  • 賃貸借契約は新しい所有者に引き継がれるため、契約期間中は住み続ける権利があります。
  • 家賃が上がる場合や、退去を迫られる場合は、法律で定められたルールがあります。
  • 契約前に契約内容をしっかり確認し、不明な点は仲介業者に質問しましょう。
  • トラブルが発生した場合は、専門家に相談することも検討しましょう。

賃貸契約は、あなたの大切な生活を守るためのものです。契約内容を理解し、自分の権利をしっかりと主張することで、安心して賃貸生活を送ることができます。

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