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創業1年目、赤字会社の共同経営者株式買い取り:適正価格と資金調達方法

【背景】
* 創業1年目の会社を2人で共同経営しています。
* 共同経営者と経営方針が合わず、株式を買い取り、一人で経営を続けたいと考えています。
* 共同経営者には当初、1株5万円で20株(計100万円)を出資してもらっています。
* 会社は現在赤字で、現金はほとんどありません。借入金は300万円あります。

【悩み】
共同経営者の株式を、できるだけ100万円で買い取ることが可能なのか知りたいです。また、そのための資金調達方法として、借入金を使うことはできるのか、そして、私自身が会社から借入して買い取ることは可能なのか不安です。

適正価格は評価額次第。借入は可能だが、リスクも考慮。

株式の適正価格の算定方法

まず、株式の適正価格を決定することが重要です。1株5万円という当初の発行価格は、あくまで過去のものです。現在の会社の状況(赤字、借入金300万円など)を考慮すると、その価格で買い取れるとは限りません。

株式の評価方法はいくつかありますが、創業間もない赤字企業の場合、純資産価額(会社の資産から負債を引いた金額)をベースに考えることが多いです。しかし、赤字企業の場合、純資産価額はマイナスになる可能性があります。

より現実的な評価方法は、将来の収益力に基づく評価です。専門の会計士や税理士に依頼し、将来の収益予想に基づいて株式価値を評価してもらうのが適切です。これには、事業計画書の作成が必要となるでしょう。

今回のケースへの直接的な回答

現状では、100万円で買い取れるとは断言できません。会社の財務状況が非常に厳しいことから、共同経営者も100万円での売却に同意するとは限りません。まずは、専門家(会計士、税理士)に依頼して、会社の株式価値を正確に評価してもらう必要があります。その評価額を元に、共同経営者と交渉を進めるべきです。

資金調達方法:借入金の可能性とリスク

借入金を使って株式を買い取ることは、原則として可能です。しかし、会社の財務状況が悪いため、新たな借入が認められるかは銀行などの金融機関次第です。既に300万円の借入金があるため、さらに借入を行うことは非常に困難かもしれません。

また、仮に借入ができたとしても、返済計画をしっかり立てなければ、経営を圧迫する可能性があります。返済に失敗すれば、会社自体が倒産するリスクも考えられます。

会社からの借入の可能性

ご自身で会社から借入して株式を買い取ることも、法的には可能です。しかし、これも会社の財務状況を悪化させる可能性が高く、リスクが伴います。税務上の問題も発生する可能性があるため、専門家のアドバイスが必要不可欠です。

誤解されがちなポイント:当初の発行価格

当初の発行価格(1株5万円)は、あくまで過去のものです。会社の状況が変化している以上、その価格が現在も有効とは限りません。株式の価値は、常に市場状況や会社の業績によって変動します。

実務的なアドバイス:交渉と専門家への相談

まず、共同経営者と率直に話し合い、今後の経営方針や株式の売却価格について話し合うことが重要です。感情的な対立を避け、冷静に現状を説明し、合意形成を目指しましょう。

専門家(会計士、税理士、弁護士)に相談し、株式の適正価格の算定、資金調達方法、法的リスクの回避策などを検討することを強くお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、円滑な会社分割と今後の経営に繋がるでしょう。

専門家に相談すべき場合とその理由

* 株式の適正価格が不明な場合
* 資金調達方法に迷う場合
* 法的な問題が発生する可能性がある場合
* 共同経営者との交渉が難航する場合

専門家は、客観的な視点から適切なアドバイスを与え、リスクを軽減するお手伝いをしてくれます。特に、法律や会計、金融に関する専門知識は、一般の方には難しいものです。専門家の力を借りることで、より安全かつ円滑に問題解決を進めることができます。

まとめ:冷静な判断と専門家の活用が不可欠

創業1年目の赤字企業において、共同経営者の株式買い取りは、非常にデリケートな問題です。当初の発行価格にとらわれず、会社の現状を正確に把握し、専門家のアドバイスを受けながら、冷静に判断することが重要です。感情的な判断ではなく、客観的なデータに基づいた冷静な対応を心がけましょう。 専門家の活用は、リスクを最小限に抑え、円満な解決に繋がるでしょう。

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